ライダースは自分の中でユーティリティが高いアイテム!
サッカー解説者、北澤豪さんの連載コラムが新たにスタート! ファッションや時計、クルマ、デニム、シューズなどなど、様々なことに興味をお持ちの北澤さん。好きなモノ、気になっているコト、こだわっているトコロ。それらを北澤流の視点で楽しく語っていきます。今回のテーマは、ライダースです!
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- 北澤 豪の「こだわりMYスタイル!」
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*写真はイメージです
最近、ファッションアイテムでお気に入りなのがライダースなんですよ。昔はライダースというと、バイカーかミュージシャンが着るようなイメージがありましたけど、今はそういった印象も薄れて、どう着るかによってかなり表情が変わるアイテムですよね。若い世代でも着こなしている人を見かけますが、僕みたいに年齢的にひと山超えた人こそ、もっといい感じに着こなせるんじゃないかなと思ってますね(笑)。
個人的には硬い革を着込んで柔らかくしていく根性はない(笑)ので、最初から柔らかいレザーのライダースを愛用しています。ダブルもシングルも持っていますが、シーンによって使い分けるようにしていますね。ただ、ダブルのほうが着る頻度が高いかな〜。
今、一番気に入っているのが〈マンド〉のライダース。定番の〈ショット〉のライダースも持っていますし、今季は〈ロンハーマン〉と〈バンソン〉がコラボしたライダースも買いました。結局全部で5着ぐらいは所有しています。
今の時流だからか、着はじめるとライダースってすごく便利なアイテムだということに気づいたんです。インナーはTシャツでも襟付きのシャツでも合うし、パンツもカジュアルなスウェットパンツから品のあるスラックスまで合わせられる幅がとにかく広い。さっと羽織るぐらいで様になるので、出張には必ず持参しています。
着こなし方もちゃんと袖を通すときもあれば、女性みたいに肩掛けにすることもあるし、いろいろなバリエーションで着こなせるのも重宝しています。実は海外の女性のファッションスタイルなども参考にすることが多いんですよ。女性が着こなすとハードなアイテムも柔らかく見えるじゃないですか?それを男が取り入れると、少し“甘さ”が加わってくるのでオススメです。レザーだから雨などの天候に左右される弱点はありますが、ライダースは自分の中で、ポリバレントであり、ホットなアイテムのひとつですね
TV番組やイベントなどではスーツを着ることが多いので、スーツはこだわりがあります。で、最近購入した中でオススメのアイテムがあるんです。〈アディダス〉と〈イセタンメンズ〉が共同開発した“アイコン スーツ”というセットアップがそれ。
これはストレッチが効いていて、動きやすい。仕事柄、スーツを着ながらも、ボールを扱ったりして解説するシーンもあるんです。ストレッチ性のあるセットアップなら、動きが制限されずに思うように動けます。これを着ていると“なにそれ!〈アディダス〉じゃないですか!”みたいに声をかけられることも非常に多くて、気分がいいんです(笑)。着心地も抜群なので、そのセットアップはお気に入りのひとつですね。
〈アディダス〉と〈イセタンメンズ 〉が共同開発した”アイコン スーツ”のジャケット3万5000円。気になった人はコチラへisetan.mistore.jp/onlinestore/product/
〈アディダス〉と〈イセタンメンズ 〉が共同開発した”アイコン スーツ”のパンツ1万5000円。気になった人はコチラへisetan.mistore.jp/onlinestore/product
個人的には、白Tシャツには、かなりこだわりがあります。ファッションの基本はやっぱり白Tシャツにデニムなので(笑)。選ぶポイントはクルーネックでもVネックでも首元の開き具合と、腕部分のフィット感。これは自分だけの感覚だから伝わりにくいと思いますが、とにかく白Tシャツには人一倍うるさいです(笑)。ショップに行っても絶対チェックするし、気に入ったものがあればフィット感を見るためにしっかり試着もしますよ。白Tシャツならデニムはもちろん、スウェットパンツにも合うし、スラックススタイルにもハマります。それにライダースなどレザー系のジャケットを合わせるのが、最近のプライベートでもよく着こなすスタイルなんです。
元サッカー日本代表。現役時代は豊富な運動量と闘志あふれるプレースタイルから、“中盤のダイナモ”と称された。現在は日本サッカー協会の理事を務めながら、サッカーの普及などに尽力する傍ら、日本テレビ系『NEWS ZERO』のサッカー解説やサッカー中継の解説などでも活躍中。
photo by AFLO