北澤さんの愛用するブルゾンとは!?
空気がひんやりとして、だんだんと秋が深まってくるこの時期。必要なアイテムといえば“羽織もの”だろう。ということで、今回は北澤さんにブルゾンへのこだわりについて語っていただきました!
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- 北澤 豪の「こだわりMYスタイル!」
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ブルゾンって、ひと言でいっても、たくさんの種類がありますよね。自分が持っているアイテムだけでも、ライダースにGジャン、軍系アウター、最近はスポーツ系というのか、〈ストーンアイランド〉や〈CPカンパニー〉のようなイタリアのテック素材アウターもワードローブに入っています。素材やデザインを考えて幅が広く持ってますね。
よく着るのはミリタリー系ですね。MA-1のようなナイロン系に、丈の短いレザーのボンバージャケットもブルゾンっていっていいのかなぁ。なんといっても映画『トップガン』の影響が大きいです! トム・クルーズに憧れていましたから、その名残が今もあるんですよ(笑)。当時はフライトジャケットのG-1やMA-1などは、みんな着ていましたよ。それほど、あの映画の世界観やイメージがかっこよかったんです! 来年、続編の映画が公開されますよね。そうなるとまたMA-1を羽織った人たちが街に増えるのかもしれませんよ。
あとはアイビーにもハマった世代だから、ゴルフジャケットのようなブルゾンも着ていました。ちょっと前はなんだか古クサいような扱いをされていたみたいですけど、最近はトレンドなのか、多くのブランドからアイテムが出ていますよね。だから、「また着てみたいな〜」って気持ちが高まっているんです。そうそう、中高生のころかな〜。“〈ヴァン〉を着て某雑誌の街角スナップに出る”、なんてことを夢見ていましたね(笑)
もちろんGジャンも大好きです。薄手の軽いものと、肉厚でオーセンティックなものとを着分けています。海外のスナップなどを見ると、またデニム・オン・デニムが流行っているみたいですよね。それも同じトーンの上下で! 自分は、いつもGジャンを着るときボトムに悩むんですよ。今の時代にあえて上下デニムって、「なんかかっこいいな〜」って思っています。
ブルゾンって、どんな素材のどんなデザインのアイテムであっても、ボトムにデニムを合わせればOK。そんなところが手軽でいいなあとも思っています。ゴルフジャケットは、スラックスやチノとの相性がいいのはもちろんなんですけど、実は濃紺デニムと合わせても面白いんですよ。ミリタリー系とデニムは鉄板の合わせだし、ライダースはダメデニと合わせるとお洒落ですよね。
今気になっているのは、アウトドアブランドのブルゾン。なぜかというと、最近のアウトドアブランドって、街とアウトドアの境界をなくしたようなデザインが多いでしょ? それがすごくいいなぁ〜と思っています。たとえば、ゴルフをプレイした後、そのままの服装で街に戻ってきても、ちゃんと場に馴染んでいる。そんな気軽さがいいんですよね。わざわざウエアを着替えるのが、面倒になってきたのかな?(苦笑)
いや〜、ブルゾンの話はキリがないですね。種類も豊富で、手に入れたいものもたくさんありますし。う〜ん、秋ってお金がかかりますね(笑)。
元サッカー日本代表。現役時代は豊富な運動量と闘志あふれるプレースタイルから、“中盤のダイナモ”と称された。現在は日本サッカー協会の理事を務めながら、サッカーの普及などに尽力する傍ら、日本テレビ系『NEWS ZERO』のサッカー解説やサッカー中継の解説などでも活躍中。
photo by AFLO