【Spotifyで聴ける】秋のニューヨーク散歩におすすめの曲
映画の題材になることも多く、アイコニックな名所の数々は、訪れる人の中にそれぞれの“ニューヨーク像”を作り上げる。そんな街歩きのサントラに。
※『Safari編集部』のプレイリストをチェックする!
レニー・クラヴィッツの娘としても知られるゾーイ。この日は彼氏のチャニング・テイタムとは別行動。女優やモデルとして活動しながら映画監督の顔ももつ彼女は、ニューヨークに馴染むクールな装い
次の「アクロス・110th・ストリート」はタランティーノ監督の『ジャッキー・ブラウン』(1997年)のサントラ曲としても有名ですが、オリジナルは’70年代のブラックスプロイテーション映画『110番街交差点』(1972年)。そして、サウス・ブロンクス出身の“ジモティ”ビリー・ジョエルが歌う「ニューヨーク・ステイト・オブ・マインド」。次の「エンパイア・ステイト・オブ・マインド」はジェイ・Zとアリシア・キーズからのビリー・ジョエルへのアンサーソングともいえるかな。
次は「ウェルカム・トゥ・ニューヨーク」。あのテイラーでも、ニューヨークは恐れ多い。そんなことを考えながら聴いてほしいですね。そして、ここで「リスキー」。日本で最も有名なミュージシャンである “教授”がニューヨークに引き寄せられた。やはり、この街が“世界の頂点”なんだなと。
次の「ザ・ヴィルヘルム・スクリーム」はニューヨークとは直接関係ないけど、浮遊感のある曲調で、ニューヨークを散歩するときに聴きたいですね。次の「オータム・イン・ニューヨーク」はセントラルパークを散歩していたら気持ちいいと思います。
そして、最後に「ニューヨーク・ニューヨーク」。ニューヨークは“生き馬の目を抜く”街。この街で成功すれば、どこでも成功する。そんなニューヨークの街としての偉大さを感じることができる曲かな。
お馴染みライアン・レイノルズもNYの住人。AirPodsを着用して、街を歩く姿はもはや定番。なにを聴きながら、どこへ向かう?
トップモデルのジジ・ハディッド。赤のトップにダメージデニムのラフな着こなし。ニューヨークの街がランウェイに早変わり
選曲したのは!
[クリス・ペプラー]
Chris Peppler
J-WAVE「TOKIO HOT 100」の人気ナビゲーター。「ニューヨークは、ぼーっとしてられない街。じっとしてると、潰されるぞ!っていう強迫観念にかられる、魔物のような街。ニューヨークで成功すると世界の頂点に立つ。だからこそ、世界のトップがこの街に集結するのかな」
[ビリー・ジョエル]
1949年生まれ。ニューヨーク州、サウス・ブロンクス出身。1968年にバンドでデビュー。’71年にはソロデビューを飾るが、うまくいかず’73年『ピアノ・マン』で再デビュー。以来、数々の名曲を発表し続ける。今年の1月には16年ぶりとなる一夜限りの来日公演を開催。
「ニューヨーク・ステイト・オブ・マインド」収録アルバム
『ターンズタイルズ』
邦題は『ニューヨーク物語』。デビュー当時の活動拠点であったLAを離れ、地元NYに戻って製作された4枚め。「セイ・グッバイ・トゥ・ハリウッド(邦題:さよならハリウッド)」、「ニューヨーク・ステイト・オブ・マインド(邦題:ニューヨークの想い)」などのヒット曲を収録。
雑誌『Safari』12月号 P233掲載
“クリス・ペプラーが選曲! シーン別聴きたいプレイリスト”の記事をもっと読みたい人はコチラ!
●雑誌・WEB『Safari』の公式TikTokは
こちらからアクセスしてみて!