【Spotifyで聴ける】クルージングを楽しむための曲
マリーナから優雅に出港。海上では心地よい風とともにいい音楽を聴く。そこには気心の知れた仲間とお気に入りのシャンパン。そんなシチュエーションで聴きたい!
ジェイソン・ステイサムの妻で、モデルのロージー・ハンティントン=ホワイトリーは、ビビッドなグリーンの水着で、アクティブにクルージングを楽しんでいる様子。地中海西部のフォルメンテラ島にて
マリーナから出港したら、ラテンなノリが欲しいなと思ったので、2曲めは「ブラジリアン・ラブ・アフェア」。アップテンポで、風を切ってクルージングするにはうってつけ。次の「ザ・ハード・ウェイ」は最近の曲ですが、いわゆる“ヨットロック系”といえる爽やかな曲。クリストファー・クロスやボズ・スキャッグス、ボビー・コールドウェル、マイケル・マクドナルドが入ったドゥービー・ブラザーズ……。いわゆる“ヤッピー(都会の裕福な独身の男性)”が聴いていそうな曲=ヨットロックって感じですよね。ヨットロックって、ちょっと茶化した表現なんだけど、最近のシティポップの流行と相まって、そういうセンチメンタルな曲もいいのかなと思いますよね。
次の「ライク・クレイジー」もメランコリックで、海上で聴くと気持ちいいと思います。その流れで“ヨットロック”の名曲「セーラ」。続けて「ドローイング・イン・ユア・アイズ」。海上では内省的に、メランコリックな気持ちになると思うので、そこに浸ってほしいですね。自然の中に自分がいるっていうのを存分に感じながら。
次は「サマー・ブリーズ」。オリジナルはシールズ&クロフツ。それを“アイズレー”がソウルフルにカバーした名曲。そして、ここからは王道の流れ。「ブリージン」から「スティル・フォーリング・フォー・ユー」。そして「セイリング」で帰港です(笑)。
選曲したのは!
[クリス・ペプラー]
Chris Peppler
J-WAVE「TOKIO HOT 100」の人気ナビゲーター。オーガナイザーを務めたフリーライブイベント“TOKYO M.A.P.S"”も大盛況のうちに終了! 「大西洋の海の青さは、驚くべきもの。それに比べると太平洋はグリーンなんですよね(笑)」
[クリストファー・クロス]
AORを代表するアーティスト。1979年のデビュー当時は、素顔を公開せず、コンサートも行わなかった。現在も精力的に活動を続けており、7月には2019年以来となる来日公演が決定。7月13日(木)のビルボードライブ東京を皮切りに富山を含む、全12公演が予定されている。
「セイリング」収録アルバム
『クリストファー・クロス』
1979年発売のデビューアルバム。邦題『南から来た男』。アルバムからの2ndシングルで全米ナンバー1を獲得したのが「セイリング」。1980年度のグラミー賞アルバム・オブ・ザ・イヤーをはじめ5部門を独占。「ライド・ライク・ザ・ウインド(邦題:風立ちぬ)」など名曲多数。
雑誌『Safari』7月号 P185掲載
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