実際に選んだSUVとは?
俳優業のほかに、自然保護活動にも余念がないことでも知られるレオナルド・ディカプリオ。そんな彼は、クルマ選びでも1本筋の通った選択をしているのが興味深い。その筋とは、もちろんエコカーを選ぶということ!
で、彼が乗りこなしているクルマが、〈ボルボ〉XC90 T8ツインエンジンAWD。「え、ツインエンジンがなんでエコなの?」と思った人も多いかと思うが、実はこれは〈ボルボ〉流の表現で、要はエンジンとモーターで駆動するPHEV=プラグインハイブリッドってこと。ディカプリオのXC90も、左のフロントフェンダー上に給電口が確認できる。
しかもこのクルマは、ディカプリオが選ぶだけあってとってもラグジュアリー。シートや内装には随所に上質なファインナッパレザーを使用。シフトはオレフォス社製のクリスタル・シフトノブをあしらうなど、宝飾品を思わせるディテールも贅沢だ。とはいえギラギラと飾り立てないのがモダンなスウェーデン流のラグジュアリー。エコなクルマ選びが大前提としても、実は彼が惹かれたのはそんな〈ボルボ〉の上質さだったりして!?
さらにもう1台、彼が〈ボルボ〉XC60をドライブしている姿も目撃されている。XC90と比べてこちらはミドルサイズでやや小ぶりとなるが、フェンダー上に給電口があるので、こちらもどうやらプラグインハイブリッド仕様。まあ、ここまでエコカーにこだわるとはさすがディカプリオ。セレブといえば愛車を複数所有するのは珍しくもないが、彼のように常に複数台のエコカーをそばに置いて筋を通しているセレブはなかなかいないかも。
手に入れた貫禄のEVスポーツとは?
冬のビバリーヒルズ。多くの“Aリスト”セレブを顧客に持つジュエリーショップ“XIV karats LTD“を後にしたルイス・ハミルトン。白スウェットのセットアップを身に纏い、相変わらずファッショニスタぶりを発揮しているのは、さすがといったところ。で、そんな彼が乗りこんだ新しい愛車の正体が、〈ポルシェ〉タイカン。2019年にローンチされた〈ポルシェ〉初の量産型電気自動車だ。
こちらはすでに日本でも発売済み。当初は“タイカン4S”“タイカン ターボ”“タイカン ターボS“のラインナップだったが、後にベーシックグレードとなる“タイカン”が追加。現在4つのグレードから選べるようになっている。では、気になるルイスの愛車のグレードは? ホイールの形状から判断すると“タイカン ターボS“。日本でのお値段は2454万1000円なり。まあ、そりゃそうだ。なんてたってルイス・ハミルトンなのだから、常に最高グレードに乗るのは当たり前!? ちなみにターボといってもタイカンにはエンジンがないので、あくまで最高性能を示す表記となっている。
で、このクルマ、ご想像どおり滅法速い。前後の車軸にある2基のモーターは、最大560kW/761PS(ローンチコントロール時オーバーブースト出力)を叩き出し、0-100km/h加速はなんと2.8秒! 最高速度は260km/h、推定航続距離(WLTP)は412kmとなっている。もちろん電気自動車だから、二酸化炭素排出量はゼロ。
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速すぎるスーパースポーツとは?
つい最近、ビバリーヒルズにある〈メルセデス・ベンツ〉のディーラーに、誰もがよく知る超大物俳優が姿を現した。出演した映画は『ロッキー』、『ランボー』などなど。そう、シルベスター・スタローンだ。無類のクルマ好きとして知られる彼は、以前から〈メルセデス・ベンツ〉の大事なお客様。で、そんな彼がディーラーにやってきた理由はただひとつ。〈メルセデスAMG〉の速すぎる1台に心が奪われたからだ。
で、気になるそのクルマの正体が〈メルセデスAMG〉GTブラックシリーズ。GTというクルマはもとより、“ブラックシリーズ”を知っているとなると、よほどのクルマ好き。それほどレアでマニアックなクルマということになるだろう。どう見ても現行の〈メルセデスAMG〉GT CやGT Rと違うのが、ボンネット上にあるカーボン仕上げのエアダクトと口を大きく開いたようなフロントグリル。あざやかなオレンジカラーもこのクルマの専用オプション。フロントのリップスポイラーやサイドスカートの形状も別もので、これはどうも様子が違う。
さらに後ろにまわると「トナカイの角か!」と思わせるような、大迫力のウイングに目が釘付けに。ご覧のとおり3段になっていて、250km/hでは約400kg、最高速の325km/hでは約800kgのダウンフォースが発生するとされているから驚くばかり。そう、このクルマは、サーキットが舞台としてふさわしいスーパースポーツ。滅多にお目にかかれないシロモノに、さすがのスタローンが目を付けたというわけだ。
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ビックリ仰天な1台とは⁉
「一体このクルマは何!?」と、まず度肝を抜かれたそのスタイリング。まるで鎧を着ているかのようなサイドパネルは完全にホイールハウスを覆っていて、車高も明らかにローダウンされている様子。マットなシルバーカラーを纏ったボディもタダモノではない。
で、さっそくこのクルマの正体を明かすと、コチラはアメリカのカスタムチューニング会社“ウエスト・コースト・カスタムズ”が手掛けた、文字どおりのカスタムカー。ベースとなったクルマは、前方から開く独特のコーチドアから判断すると、おそらく〈ロールス・ロイス〉のレイス。〈ロールス・ロイス〉史上、最もパワフルな動力性能を誇る2ドアクーペと称される超高級車で、6.6ℓV12エンジンが生み出すパワーは最高出力632PS(465kW)。しかも最大トルク820Nm(!)をわずか1600rpmから発生するというモンスター、なのだが……。実はジャスティンのカスタムカーは、そのエンジンを積んでいない可能性がある。
横目のヘッドライト、格子状のグリル、そして例のフライング・レディを見ると、さすがに〈ロールス・ロイス〉らしさがあるのだが、なにせそれ以外はすべてカスタム。スーパーカーのような面構えになっているあたりは、スーパーカー好きのジャスティンのリクエスト? そして、もちろん「この超ド級のエンジンも大いに気に入ったのか」と思いきや、実はこのクルマ、まさかのエレクトリックカー(電気自動車)との報道アリ。〈ロールス・ロイス〉のフルエレクトリックモデルの投入はまだまだ先のはずだから、メーカーに先んじて電気自動車に仕立てたってこと!?
自らハンドルを握ったSUVとは?
カリフォルニア州ウエストハリウッド。そこで、かなりビックリするような光景が目撃された。なんと、ミュージック界のレジェンド、スティービー・ワンダーがクルマの運転席に乗りこみ、自らハンドルを握っていたのだ。ご存知のとおり、スティービーは全盲として知られる存在。そんな彼が運転を楽しむとは、誰だってにわかに信じがたいはず。さらに、それを可能にしたクルマとは一体!?
ウエストハリウッドのセレブ御用達レストラン“クレイグス”で、妻のトミーカとディナーデートを楽しんだスティービー。店を出た彼らはセキュリティとともに真っ黒なSUVへと乗りこんだ。で、そのクルマが、現在スティービーの愛車である電気自動車〈テスラ〉モデルX。
愛車といっても、これまでの彼は後部座席が定位置。なにしろモデルXは、後部ドアが上へと跳ね上がる“ファルコンウィングドア”を持つ大型SUV。大きな開口部のおかげで目が不自由なスティービーでもルーフに頭をぶつける心配がなく、容易に着席が可能に。さぞかし使い勝手がいいのだろう。
ところが、この日のスティービーは運転席に座ったのだから驚くばかり。なぜ、そんなことができるのか? その理由は、クルマ好きならご存知のとおり、このモデルXが“オートパイロット”という高度運転支援システムを備えているから。
そもそも〈テスラ〉は、自動運転分野では先駆者的な存在。これまでも完全自動運転を目論み、ソフトウエアをアップデイト。機能の拡充に取り組んできた。また、将来に向けた完全自動運転対応機能を提供できる、先進のハードウエアを標準装備しているのも最新の〈テスラ〉車。新車には8台のサラウンドカメラなどを装着。360度の視界と最長250mまで先を視認するといった最先端のセンサー能力を纏っているというのだから、その進化も目覚ましい。
そんな技術の集積もあって、今では目的地を伝えればナビと連動。信号での一時停止やレーンチェンジ、速度調整も自動でやってのけ、クルマを降りるとパークシークモードに。自動で駐車スペースを見つけてクルマをとめるなんてことも可能だという。
目が不自由なスティービーだって運転席でドライブ気分が楽しめるのは、現在も進化を遂げている自動運転技術のおかげ。ただ楽に移動が可能になるだけでなく、スティービーのようなハンディキャップを持った人にも、運転が楽しめる機会を提供できるのも喜ばしいですね。