Safari Online

SEARCH

CARS クルマ

2023.03.06


見た目も走りもさらに美しく生まれ変わった! 〈トヨタ〉プリウス

1997年の誕生以来エコカー分野を牽引してきたプリウスが全面刷新! 〈トヨタ〉エコカーの証であるシナジーブルーのエンブレムを外し、エコカーが“当たり前の存在”な時代に新たな風を吹き込む! 2023年の主役はきっとこのクルマ!

見た目も走りもさらに美しく生まれ変わった! 〈トヨタ〉プリウスかつてハリウッドスターが乗りはじめたことで話題となったプリウスがフルモデルチェンジした。5代目となる今回のモデルもまた話題沸騰。昨年11月世界に向けてそれが発信されると、ネット上はざわついた。「これが新しいプリウスなのか?」と。

驚きの理由は動力源的な機構よりもデザインによるキャラ変。精悍なマスクと流れるようなフォルムはまさにスポーティカー。リヤドアノブはピラーに隠され、まるで2ドアクーペのようにも見える。これまでとの違いは明らかだ。

その背景には豊田章男社長と開発陣の間で意見の相違から来るやりとりがあったそうだ。社長の「プリウスはコモディティでいいのではないか」という考えに対し、開発陣は「愛車であるべき」と指針を述べ、勝ち取ったらしい。つまり、日用品や必需品ではなく、ユーザーに愛されるクルマに仕上げたいという志だ。ちなみに、“愛車”といういいまわしは最近のトヨタでは頻繁に使われる。冷蔵庫や洗濯機に“愛”の文字は付かないが、クルマには“愛車”という言葉があることを指し、それを目指そうという考えだ。ということで、開発陣は新型プリウスに個性を持たせユーザーに愛されるキャラクターへと進化させたのである。

こうして生まれたプリウスのデザインチームは“ひと目惚れするデザイン”を目指したと表現している。もちろんデザインは好き嫌いで決まるのでそれを達成したかどうかは明言できないが、発表直後のロサンゼルスモーターショーでの反響をネットで拾うと悪くないようだ。アメリカ人がよく口にするクール(=格好いい)というワードを多く目にする。なるほど、となれば“愛車”として選択される可能性は高いかも。確かに昨年末実車を目にしたが、“クール”と呼ぶにふさわしい出来栄えであったと思う。

見た目も走りもさらに美しく生まれ変わった! 〈トヨタ〉プリウススポーティなフォルムで個性的となった新型プリウスには1月現在ふたつの内燃機関からなるハイブリッドモデルがある。街中での日常的な走りをメインステージに置く1.8ℓエンジンベース車とスタイリング同様よりスポーティに走りたい人向けの2ℓエンジンベース車だ。さらにいえば、それぞれにFWDといわゆる四駆の“E -Four”が用意される。スタイリングはスポーティさまっしぐらだが、仕様は細かなニーズに応えているようだ。そして3月には2ℓエンジンと組み合わせたよりパワフルなプラグインハイブリッド車が追加される予定。

スポーティなエクステリアデザインとこうした動力源に伴い、クルマの走りがより機敏になっているのはご想像のとおり。発売前のコンセプトモデルをショートサーキットで走らせたが、そのときの印象は驚きを隠せなかった。見た目同等、いやそれ以上にスポーティであった。

特にシステム最高出力196psを発揮する2ℓエンジン搭載車はパワフルで加速はハンパない。モーターのアシストが太いトルクを生み出し、上のクラスのスポーツカーを走らせる感覚を得る。ハンドリングもグッド。第2世代の“TNGAプラットフォーム”が低重心で高い剛性をもたらした結果、安定したコーナリングを見せる。ステアリングを操作するのが楽しくなる動きだ。

というように新型はスポーティなキャラクターで登場した。これでプリウスのイメージはガラリと変わるかもしれない。

 大人が欲しくなる理由! 
理詰めで作られた先進性


見た目も走りもさらに美しく生まれ変わった! 〈トヨタ〉プリウスセンターには12.3インチのディスプレイ、メータークラスターには7インチのミニマムなトップマウントメーターが装備される。一見してオーセンティックな装いだが、各所に先進性が備わっているのがミソ。メーターは安全面からの考えで、路面から視線を大きく外さずに認識できる場所として設置された。

光源にも先進性は隠れている


見た目も走りもさらに美しく生まれ変わった! 〈トヨタ〉プリウス通常ふたつの光源でハイビームとロービームを使い分けるヘッドライトユニットだが、新型プリウスはそれをひとつの光源で行うのが特徴。“Bi-Beam”(バイ・ビーム)LEDヘッドライトと呼ばれるのがそれだ。独特な形状のヘッドライトユニットはLEDデイライトを光らすことでこのクルマの個性を表現する。

もちろん実用性も兼ね備える


見た目も走りもさらに美しく生まれ変わった! 〈トヨタ〉プリウス流れるようなルーフラインの後半部はハッチバックゲートとなる。よってご覧のように開口部の広いラゲッジスペースが設けられた。床下を目一杯下げることで高さも稼いでいる。でもってリヤシートは6:4の分割可倒式なので、荷物の大きさに合わせて自由自在。スポーティながら実用性の高さを備える。

先駆者ならではの真骨頂はココ


見た目も走りもさらに美しく生まれ変わった! 〈トヨタ〉プリウスハイブリッドシステムの先駆者となるプリウスだけに、今回も妥協なく進化させた。ユニットの小型化と軽量化、それと高効率の実現がそれ。結果走りのパフォーマンスと燃費性能が上がったのはいわずもがな。ここの両立はユーザーには嬉しい限り。写真からもバッテリーを低く積んでいるのがわかる。

SPECIFICATIONS
トヨタ プリウス(Z)
●全長×全幅×全高:4600×1780×1430㎜
●ホイールベース:2750㎜
●車両重量:1695kg
●エンジン:直列4気筒
●総排気量:1.986ℓ
●エンジン最高出力〈ネット〉:112kW(152PS)/6000rpm
●エンジン最大トルク〈ネット〉:188N・m(19.2kgf・m)/4400~5200rpm
●フロントモーター最高出力:83kW(113PS)
●フロントモーター最大トルク:206N・m(21.0kgf・m)
●リヤモーター最高出力:30kW(41PS)
●リヤモーター最大トルク:84N・m(8.6kgf・m)
●トランスミッション:電気式無段変速機
●駆動方式:2WD
●乗車定員:5名
●価格:370万円~

 
Information

●トヨタ自動車お客様相談センター
TEL:0800-700-7700

雑誌『Safari』4月号 P192掲載

“大人の愛車選び!”の記事をもっと読みたい人はコチラ!

●『Safari Online』のTikTokがスタート!
こちらからアクセスしてみて!

文=九島事務所 text : Kushima Office
〈ディースクエアード〉の新作コレクションに注目!とびきりお洒落して週末は山へ!?
SPONSORED
2024.07.25 NEW

〈ディースクエアード〉の新作コレクションに注目!
とびきりお洒落して週末は山へ!?

夏は海でたっぷり遊んで、秋の週末は山へ。山といっても川遊びや高原なら、しっかりお洒落もできるでしょ? というわけで秋のそんなムードにぴったりなのが〈ディースクエアード〉の新作。ポジティブで遊び心の効いたアイテムで、大自然に映えるお洒落を楽…

TAGS:   Fashion Denim
〈ロエベ〉なら遊びと洒落感がちゃんとある!大人のカジュアルはどこかが違う!?
SPONSORED
2024.07.25

〈ロエベ〉なら遊びと洒落感がちゃんとある!
大人のカジュアルはどこかが違う!?

大人カジュアルに必要なのは、やっぱり遊び心と洒落感。ひと味違う“なにか”があるかどうかで、印象が大きく変わってくる。そこで注目すべきなのが〈ロエベ〉の新作コレクション。モードな洒脱さがあり、クラフト感やヴィンテージ感のある独特な世界観が魅…

TAGS:   Fashion
元サッカー日本代表・松井大輔が〈ベルルッティ〉を選ぶワケ!こだわる男を虜にするハイエンドなスニーカー
SPONSORED
2024.07.25

元サッカー日本代表・松井大輔が〈ベルルッティ〉を選ぶワケ!
こだわる男を虜にするハイエンドなスニーカー

今年2月、セカンドライフの第一歩を踏み出した元サッカー日本代表の松井大輔さん。ファッションへの情熱も高く、特にレザーグッズは若い頃にフランスで出会った〈ベルルッティ〉を愛用しているという。そんな彼が現役引退後、初のファッションシューティン…

TAGS:   Fashion
“IQOS Together X”で夢を叶えよう!一生に一度は行ってみたい楽園モルディブで “究極の体験”!
SPONSORED
2024.07.17

“IQOS Together X”で夢を叶えよう!
一生に一度は行ってみたい楽園モルディブで “究極の体験”!

心を奪われる絶景が広がる南国の楽園で、自然と触れ合い、なにもしない贅沢を楽しみ、優雅な時間を過ごす。これこそまさに、誰しもが一生に一度は体験してみたいと願う“究極の体験”のひとつではないだろうか。そんな願いを叶えるチャンスがあるのを是非紹…

TAGS:   Lifestyle
【Safari】TOSHIO MATSUMOTO Meets BLACK WOLF間が空いてもいい。とにかく続けることで、前向きになれる。
SPONSORED
2024.06.30

【Safari】TOSHIO MATSUMOTO Meets BLACK WOLF
間が空いてもいい。とにかく続けることで、前向きになれる。

パフォーマーから退いてはや9年が経つにもかかわらず、いまだ現役さながらの肉体を保ち、キレのいい動きで第一線で活躍する松本利夫さん。歳を重ねたことで円熟味が出てきたものの、まだまだ若々しく精悍で、エネルギーに満ちあふれた印象。彼のスタイルは…

TAGS:   Health&Beauty
【Safari me time】RYOHEI OHTANI Meets BLACK WOLFなりたい自分自身をイメージして、努力することが楽しい。
SPONSORED
2024.06.30

【Safari me time】RYOHEI OHTANI Meets BLACK WOLF
なりたい自分自身をイメージして、努力することが楽しい。

寡黙で優しく、それでいて芯が強い。最近出演する映画やドラマでは、そんな役どころを演じることが多い俳優の大谷亮平さん。実際にお会いすると、若々しくフレッシュな印象だ。きっと、いまだ鍛えているという身体と艶やかな黒髪が、そう感じさせるのだろう…

仕事も週末も両立する新ブランド〈MCFC〉。ビジネスマンのための時代を創造するバッグ。
SPONSORED
2024.06.30

仕事も週末も両立する新ブランド〈MCFC〉。
ビジネスマンのための時代を創造するバッグ。

クリエイティブディレクターを戸賀敬城、デザイン監修を橋本 淳が務める〈アウール〉から新しくバッグブランド〈MCFC〉がデビュー。ウエアと同じく、“ビジネスをより快適に”をテーマに使い勝手がよく、かつスタイリッシュなデザインが最先端で働くビ…

TAGS:   Urban Safari Fashion
ラグジュアリーを身近に感じさせてくれる〈フレデリック・コンスタント〉の新作。ビジネスシーンに映えるシンプルで優美な腕時計。
SPONSORED
2024.06.30

ラグジュアリーを身近に感じさせてくれる〈フレデリック・コンスタント〉の新作。
ビジネスシーンに映えるシンプルで優美な腕時計。

余裕を忘れがちな仕事中、手元にさりげなくラグジュアリーな腕時計があれば、忙しさの中にも優美さを保てる。1988年の創業から16年で自社製ムーブメントを製造する“マニュファクチュール”となった〈フレデリック・コンスタント〉。その真摯なウォッ…

TAGS:   Urban Safari Watches

NEWS ニュース

More

loading

ページトップへ