世界最古の熱帯雨林に隣接し、自然とひとつになれる〈シルキー オークス ロッジ〉!
古代のゴンドワナ大陸が分裂をはじめた1億8000万年前に誕生したといわれる世界最古の熱帯雨林、デインツリー国立公園。〈シルキー オークス ロッジ〉が隣接するのは、そんな世界遺産の森。かねてオーストラリアで人気のエコロッジだったが、2年半前に大リニューアル。熱帯雨林を近くに感じられるよう、窓を大きく、オープンなスペースを多く取り入れ、モダンなデザインに生まれ変わった。
- SERIES:
- 眺めのよいホテル! vol.23
モスマン川のほとりに展開し、ツリーハウススイート数40。地元産の木材を多用し、床から天井までの大きな窓を配し、まるでジャングルにいる気分。専用デッキには肌触りのいいハンモックが用意され、部屋によっては屋外にファイヤーピットやバスタブも。日中はイランイランの香りと、鳥のさえずりやセミの大合唱に包まれたうたた寝がごきげん。夜はジャングルの息吹を感じながら屋外でのバスタイムを楽しめ、どこかアンリ・ルソーの絵画『夢』のよう!? なかでもハイエンドなのは熱帯雨林に突き出たようなインフィニティプールとスパを備えたデインツリーパビリオン。木の間に浮かんでいるような2ベッドルームだ。
レストランは、さながら森林浴のようなセミオープン仕様。シェフズガーデンの野菜やハーブ、地元をはじめとした国内の生産者から届く食材を使ったサステナブルなメニューを楽しめる。また、スパでは先住民の知恵を取り入れた、水をテーマにしたトリートメントを用意。どちらの施設も、熱帯雨林やモスマン川など、自然とひとつになれる環境だ。
ロケーションは、世界遺産のグレートバリアリーフへの拠点としても有効。トレッキングや川遊びなど、アクティブに過ごす方法もいくらでもある。けれど、部屋のデッキに吊るしたハンモックでの昼寝がなによりも至福に感じるかも!?
木々の梢を行きかう鳥の目線でモスマン川を見下ろせる“ジャングルパーチ”。一日の終わりには地元産のラムで作ったジンジャーモヒートを手にリラックスしたひとときを。
暖炉を置くデッキや広々とした屋外ラウンジ、屋外バスタブなど、自然を感じながら過ごす時間が自ずと長くなるビラボン スイート。ロッジ内には、森や川で遊ぶ先住民の子供たちを描いた絵画や地元のアーティストの作品が飾られている。
まるで天然の泉のような、木々に包まれたメインプール。水面に浮かんで空を見上げれば、幸運の青い蝶ユリシスがひらり、ひらりと舞っているかも。
熱帯雨林の中を流れるモスマン川の河畔に位置し、清流の眺めに癒される。周辺のトレッキングコースでは、川遊びを楽しむことも。地元の先住民による自然ガイドツアーでは、豊富な知識に興味津々。
東京から直行便があるケアンズ国際空港が玄関口。またはシドニー、メルボルンなどオーストラリア諸都市で乗り継ぐ。空港からはクルマで約80分、ポートダグラスからは約20分。
旅に関するオススメの連載はコチラ!
◆海リゾートが呼んでいる!
◆映画を巡る旅に出よう!
◆【まとめ】遊んで、食べて、泊まって、笑顔になって! 大人が悦ぶラグジュアリーな“会員制”!
●シルキー オークス ロッジ[Silky Oaks Lodge]
住所:423 Finlayvale Rd., Mossman QLD 4873 Australia
TEL:+61-2-9918-4355
料金:リバーハウスA$2070~、ビラボン スイートA$2520~、デインツリーパビリオンA$5400~ほか
URL:https://silkyoakslodge.com.au/
雑誌『Safari』6月号 P250〜251掲載
“眺めのよいホテル!”の記事をもっと読みたい人はコチラ!
●『Safari Online』のTikTokがスタート!
こちらからアクセスしてみて!