絵に描いたようなカリフォルニアがあるオーシャンサイド!
ボードを抱え海へ向かうサーファー、街を囲うように立ち並ぶパームツリー、小洒落たデザインの建物。絵に描いたようなカリフォルニアがある街、オーシャンサイド。今回はそんなゆるい地を巡る!
[オーシャンサイド]
OCEANSIDE
サンディエゴ郡内の最北端に位置するビーチ都市は、オーシャンサイド・ピアが象徴的。西海岸で最も長い木製桟橋のひとつである約600mにも及ぶピアには地元民はもちろん、多くの観光客で賑わい、サーファーや釣りをする人の活気ある姿を眺めながら散歩を楽しんでいる。そして、日が沈んでくると、そこには絶景が。ほかのビーチでは味わえない至福のひとときを過ごせる。また、ピアに並ぶメインサーフスポットのオーシャンサイド・ハーバーは、サーフィンはもちろん、ボート、スポーツフィッシング、シーカヤックなどのアクティビティも盛ん。その脇にそびえるハーバー・ビレッジではショッピングも楽しめ、近距離圏内で充実した1日を送れる。さらに、少し内陸に足を踏み入れると、開放的な空間が広がるカフェや、ローカルのサーフショップなどが軒を連ねるストリートがあり、ニッチだけど、一度は足を運びたい街だ。
ローカル感あふれるショップやカフェ、レトロなサーフショップが点在。パームツリーも相まって、リゾート感のある街並みが魅力的
同地を象徴するピアは木製で、約600mに及ぶ。先には〈ルビーズ〉というアメリカンダイナーがあり、ここでコーヒーをお供にまったりする人が多いとか
メインストリートは両脇にパームツリーが並び、南カリフォルニア感のある光景で、サーフマインドも高まる
サーフィンのメッカとあって、波は上々。なによりこの夕焼けが美しい
[フライング・ピッグ・パブ & キッチン]
FLYING PIG PUB & KITCHEN
アメリカ南部風料理を提供するガストロパブは、地元の農場から仕入れた新鮮な食材を使用。店内にはアンティークのシャンデリアやヴィンテージアートが飾られていて、アメリカンな空気感
代表的なメニューのひとつであるポークチョップは、ボリューム満点で好評
[パーラー・ドーナツ]
PARLOR DOUGHNUTS
レイヤードドーナツと呼ばれる独自の製法で作られるドーナツは、クロワッサンのような層状の生地が特徴で、ふんわりした食感を楽しめる
ショーケースには約30種類のクラフトドーナツがずらり
色あざやかな内観とは反対に、外観はブラックで都会的なムードがただようS:店奥にはスクリーンプリントの作業場があり、オリジナルTシャツやイベントグッズなどを手掛ける
[キャプテンズヘルム]
CAPTAIN’S HELM
カリフォルニアのアウトローカルチャーを体現するセレクトショップ
店内にはコーヒーカウンターが設置され、買い物をしながらコーヒーも楽しめる
サーフィン、スケート、バイクカルチャーをコンセプトにしているため、男心くすぐるラインナップ
[JS ガレージ]
JS GARAGE
CTレベルのショートボードから、ツインフィン、ファンボードまで幅広くサーフボードを取り揃える
世界的に有名なシェイパーの1人、ジェイソン・スティーブンソンが手掛けるサーフボードブランド〈JSインダストリーズ〉のフラッグシップストア
[スタート・フレッシュ・カフェ]
START FRESH CAFE
地元客はもちろん、観光客にも親しまれるアメリカンダイナーは、家族経営でアットホームな雰囲気が魅力
カリカリベーコンやオムレツ、焼き加減最高のホットケーキなど、絵に描いたようなアメリカ料理を味わえる。ちなみに、焼き立てのパイも一押しだとか
[TY'S・バーガー・ハウス]
TY’S BURGER HOUSE
外壁にストリートなペイントがあしらわれたバーガーショップは、サンドイッチやラップなど、それ以外も充実している
こちらは定番のビーフパティだが、エルクやバッファロー、ベジタリアン向けのパティなど、日本ではなかなか味わえないパティも選べるため、冒険的な食体験ができる
[ウィットロック・サーフ・エクスペリエンス]
WHITLOCK SURF EXPERIENCE
店奥にはスクリーンプリントの作業場があり、オリジナルTシャツやイベントグッズなどを手掛ける
オーナーのコーリー・ウィットロックはとてもフレンドリー。ちなみに、奥さんの父親はサーフワックスブランドの〈スティッキー・バンプス〉の創設者
店奥まで案内され紹介されたのが、ビッグなSUPボード
家族経営のサーフスクールで、プロのインストラクターが対応してくれる
道祖修二 経営者、アーティスト
DOTOWN株式会社代表取締役。20代で不動産関連会社2社を創業し、両社を100億規模の企業に成長させ、これまでに約2000億円相当の不動産開発を行う。現在は日本、アメリカで事業を展開し、両方を行き来する生活を送る。また、SHU DOSOとして音楽活動を行い、Def TechのMicroとともにWST(ダブスト)を結成。ストリートカルチャー系アーティストとしても活動している。YouTubeでカリフォルニアの最新情報を発信中!www.youtube.com/@SHUJIDOSO_DOTOWN
“カリフォルニアのビーチタウン巡り!”のラインナップ
◆落ち着いた空気感でリラックスもできるカールスバッド!
◆海あり、山あり、そして活気あふれる街があるラホヤ!
◆サーファーたちを虜にしているエンシニータス!
◆ガイド役は西海岸にオフィスを持つアーティストの道祖修二!
雑誌『Safari』3月号 P178〜179掲載
“カリフォルニアのビーチタウン巡り!”の記事をもっと読みたい人はコチラ!
●雑誌・WEB『Safari』の公式TikTokは
こちらからアクセスしてみて!
photo : Shohei Sakamaki