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2023.09.07


街乗りからキャンプまでとことん“遊べるeミニベロ! 〈ターン〉クイック ハウル D8

走行できる距離が、かつてよりぐっと伸びたeバイク。なので、普段は街乗りとして使い、週末はちょっと遠出してアウトドアに繰り出すなんて使い方もできる。今回紹介するのは、そんなときに頼れる1台。小径らしくキビキビ走れ、遊び道具だって余裕で積める。デュアルライフのよき相棒になってくれそうだ。

街乗りからキャンプまでとことん“遊べるeミニベロ! 〈ターン〉クイック ハウル D8工具なしでシートポストとハンドルポストの高さ調節ができ、幅広い身長(150~195㎝)に対応。オプションの両立スタンドに付け替えれば後輪を浮かした状態で駐輪でき、荷物がさらに積みやすくなる。32万7800円(ターン/アキボウ)

ミニベロタイプのeバイクは、小径ゆえに小回りがきき、漕ぎ出しも軽やか。だから、ストップ&ゴーが多い街で乗りやすく、足つきもいいので荷物をたくさん積んだときも安心感がある。ということで、週末にアウトドアに繰り出すときはキャンプ用のギアを積みたくなるわけだが、そんなとき、心強い味方になってくれそうなのが、〈ターン〉の“クイック ハウル D8”だ。

ジャンル的には、“カーゴeバイク”ともいわれるタイプで、荷物を積んで走るのに適した作り込みとなっている。専用アクセサリーが豊富で、標準装備のリヤキャリアに加え、フロントキャリアをオプションで追加することも可能。荷物をたくさん載せることを想定し、フレームとフォークは最大150㎏の車両重量に対応できる試験をクリアしたタフな設計なのだとか。

また、油圧式ディスクブレーキが、荷物が重くても確実に制動力を発揮してくれるのも頼もしい。ちなみにハンドルポストも秀逸で、シートポストと同じようにクイックレバーを緩めるだけで高さ調整できるのも特徴。身長に合わせ、自分が快適と思えるポジションで乗れるから、ロングライドだって快適なのだ。

 Check point! 

街乗りからキャンプまでとことん“遊べるeミニベロ! 〈ターン〉クイック ハウル D8アシストモードなどの切り替えは、〈ボッシュ〉の操作ユニットで行う。

街乗りからキャンプまでとことん“遊べるeミニベロ! 〈ターン〉クイック ハウル D8ドライブユニットも〈ボッシュ〉製。街乗りとサイクリングに適したタイプで、スムースなアシストに定評がある。

街乗りからキャンプまでとことん“遊べるeミニベロ! 〈ターン〉クイック ハウル D8リヤキャリアを標準装備。

SPECIFICATIONS
●全長×全幅×全高:1665×600×945㎜(※全高はハンドル部分を最も下げた状態で計測)
●重量:約22.8㎏
●フレーム素材:アルミ
●ドライブユニット:ボッシュ アクティブラインプラス
●バッテリー容量:約12.6Ah
●充電時間:約2.5時間(0~100%)
●最大走行距離:約100㎞(アシストモードによって異なる)
●アシストレベル:4段階
●変速機:8段

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Information

●アキボウ
URL:https://ternbicycles.jp/

雑誌『Safari』10月号 P247掲載

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写真=田中利幸 文=遠藤 匠
photo : Toshiyuki Tanaka text : Takumi Endo
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