スフレパンケーキ
ふわふわのパンケーキは女性に大人気。みなさんも、彼女から「パンケーキが食べた~い♡」なんて言われたことがあるのでは? とはいえ、話題のパンケーキのお店は若い女性が多く、行列をなしているというところも多い。いい年の大人だと、これには少々気が引けてしまうわけで……。で、そんなときこそ大人なら“ホテルレストラン”を活用すべし。実は本格的なパンケーキが評判だという、コチラのお店なんてどう?
〈ザ・ペニンシュラ東京〉といえば、A5ランクや希少な国産牛などのステーキを味わえる“ピーター”や、伝統的な広東料理を楽しめる“ヘイフンテラス”も美食家に高い評価を得ているが、今回おすすめしたいのは“ザ・ペニンシュラ ブティック&カフェ”。
地下鉄日比谷駅に直結するB1Fにあるこちらでは、色あざやかで愛らしいケーキなどのペストリーをはじめ、多彩なベーカリーや美しいチョコレートなどが味わえる。そして、なにを隠そう“スフレパンケーキ”がゲストに愛されてやまないメニューなのだ。
外はサックリ、中はしっとりほわほわの食感!
“スフレパンケーキ”は4種類あり、プレーン(1700円、税・サ別)、ベリーコンポート(1900円、税・サ別)、キャラメルバナナ(1900円、税・サ別)、そして季節によって味が変わる本日のパンケーキ(1900円、税・サ別)と、ラインナップは豊富。
絶妙なしっとり感とふっくらとしたフォルムを作り出すために、試作は幾度となく重ねられてきた。湿度30%、温度120℃のオーブンで約30分じっくり焼き上げるというこだわりの製法は、なかなか真似できない。従来のパンケーキのイメージを覆すほどの厚みは、しっかりと立てられたメレンゲから生み出されており、外はサックリ、中はしっとりほわほわの食感を楽しめる。
生地にはクリームチーズとヨーグルトが加えられており、甘さ控えめなところがこれまたいい。プレーンが定番だが、甘酸っぱさと初々しさが感じられるベリーコンポート、甘味とほろ苦さが共存したキャラメルバナナも捨てがたい。リピーターには旬の食材を使った本日のパンケーキが人気なんだとか。
“スフレパンケーキ”を作るのは、“ザ・ペニンシュラ ブティック&カフェ”で副料理長を務める綱島敏郎。2007年の〈ザ・ペニンシュラ東京〉オープニングメンバーであり、カフェ部門を統括しているので、ゲストをいかに満足させるかを知り尽くしている。
〈ザ・ペニンシュラ東京〉といえば、アメリカの権威ある雑誌“フォーブス・トラベルガイド”での最高ランクを獲得。また、米・旅行雑誌である“トラベル+レジャー”誌主催の“ワールド ベスト アワード”で東京のベストホテルに選ばれるなど、数々のアワードを受賞している。
そんなラグジュアリーホテルの中にあって、“スフレパンケーキ”はコーヒーまたは紅茶付きでかなりお値打ち。しかも、気軽さがあるのもいいところ。食通の彼女も満足すること間違いないので、自信を持って誘ってみてほしい。
●〈ザ・ペニンシュラ東京〉ザ・ペニンシュラ ブティック&カフェ
住所:東京都千代田区有楽町1-8-1 ザ・ペニンシュラ東京 B1
営業時間:ブティック 11:00~19:00、カフェ 11:00~17:00
“スフレパンケーキ”の提供時間14:30~17:00
TEL:03-6270-2717
URL:https://www.peninsula.com/ja/tokyo/hotel-fine-dining/the-peninsula-boutique-cafe
1976年台湾生まれ、後に日本国籍。ブッフェ、フレンチ、鉄板焼、ホテルグルメ、スイーツをこよなく愛する。テレビ東京「TVチャンピオン」で2002年と2007年に優勝。テレビや雑誌で活躍し、料理コンクール審査員、講演、プロデュースも多数。2017年8月「一般社団法人 日本ブッフェ協会」設立、代表理事就任。