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2025.11.13


京都ではんなりを楽しむなら〈キザハシ〉でペアリングを!

美食の秋、となるとなぜか京都へ旅をしたくなる。そうであれば、ディナーは迷わず〈キザハシ〉、日本料理と京都で作られる〈季の美 京都ドライジン〉とのペアリングという趣向に。食中酒にジンという新たな楽しみを見つけられるはず!

[季の美ハウス]


彼女と一緒に秋の京都へ。せっかくだから、京都らしい酒と食事を味わいたいと思い、ディナーの前に訪れたのが、京都・河原町にほど近い場所にある〈季の美ハウス〉。

築100年以上という町家を改装した〈季の美ハウス〉

ここは、京都蒸溜所が手がける〈季の美 京都ドライジン〉のブランドホーム。元々は材木商であった歴史ある建造物で、土壁や梁、石畳などはできる限り温存してある。壁紙に江戸時代から続く唐紙屋を継承する〈雲母唐長(KIRA KARACHO)〉の唐紙が使われるなどインテリアは京都の職人とコラボレーション。店内では京都の工芸品や器も使われ、販売もされている。

1階のバー〈季の美の間〉では、〈季の美〉シリーズの有料テイスティングや、それらを使ったカクテルなどが味わえる。彼女とここで、アペリティフにカクテルを!

〈季の美の間〉

〈季の美 京都ドライジン〉は、米由来のマイルドなライススピリッツに、玉露や柚子、山椒といった京都の農園で採れる旬の新鮮なボタニカルを中心に11種を使用し、6つのエレメントに分けて抽出・蒸溜しているのが特徴だ。ブレンド水には伏見の柔らかくきめ細やかな伏流水を使っている。味わいは、ジュニパーベリーの効いたロンドンドライスタイルに、和のエッセンスを加えたクリーンな味わい。

“季の美 マティーニ”1600円。〈季の美 京都ドライジン〉のボトルデザインは〈雲母唐長〉が監修

彼女と “季の美 マティーニ”で乾杯。季の美の柚子と山椒の香りが引き立つ、辛口のマティーニを味わった。その後もスタッフとやり取りしながら、〈季の美 京都ドライジン〉の歴史や使われる素材、製法、味わいの秘密などについて触れ、その世界観に浸ることができた。 

[キザハシ]
KIZAHASHI


アペリティフを味わった後はディナーへと。場所は京都駅から徒歩2分という好立地にある、ラグジュアリーホテル〈ザ・サウザンド京都〉内にある日本料理〈キザハシ〉。

居心地のいい空間

旬の食材を使った日本料理が楽しめる。出汁をシグネチャーとし、かつおと昆布の一番出汁のほか、野菜や魚などの出汁を使ってそれぞれの料理の旨味を引き立てる。

会席“HANA 華”(1万5500円)。※画像はイメージ

今回、味わったのは、全9品の会席コース“HANA 華”。季節によって内容は変わるが、“食前のお愉しみ”からはじまり、先付、御椀、造里、八寸、焼物、温物、食事、デザートという流れ。

取材時のメニューから数品と、合わせた酒を紹介していこう。彼女と「今宵は、“季の美”と“季のTEA”を食事に合わせて楽しもう!」と盛り上がり、“季の美 京都ドライジン”のジントニック(1800円)で再び乾杯。

“HANA 華”より、“先付”(炙り鯖、翡翠茄子、大黒占地、白舞茸、林檎ジュレ)

この日の“先付”は、炙り鯖と翡翠茄子、大黒占地、白舞茸に林檎ジュレがかかる。味わうと、ほんのりと薫香を纏った鯖と茄子の旨味で口中が満たされる。林檎ジュレが甘酸っぱさと爽やかさをプラスし、さらに美味に感じられる。すかさず、“季の美 京都ドライジン”のジントニックを味わうと、柑橘の香りが引き立ち、飲んだ後は至極スッキリ。次のひと口を誘う。出汁の旨味を堪能した“御椀”に続いては、“造里”。

“HANA 華”より、“造里”

ここで、〈季の美ハウス〉のスタッフに聞いて試してみたいと思っていた、“季のTEA 京都ドライジン”のお湯割り(1800円)をオーダー。京都・宇治市にある茶舗〈堀井七茗園〉とのコラボレーションで生まれた“季のTEA 京都ドライジン”。特別な配合の玉露と碾茶を用い、お茶の香りと旨味をじっくりと引き出して蒸溜した和の香り溢れるドライジンだ。

旬魚の“造里”から秋の味覚あふれる“八寸”へ、温かく香りのいい“季のTEA 京都ドライジン”のお湯割りとともにゆっくりと味わって、身も心もほっこり。

“HANA 華”より、“八寸”(帆立手毬寿司、キャビア、花びら茸、菊花、お浸し、雲子、しろ菜、ポン酢ジュレ、燻製サーモン、筋子)

続く“焼物”のなかの“鱧豊年揚げ”との相性のよさは特筆すべきものと感じた。

“HANA 華”より、“焼物”

京都のボタニカルをキーに作られたドライジンと、会席料理のマッチング。彼女とともにぜひお試しを。 

  

 

 
Information

⚫︎KIZAHASHI
住所:京都府京都市下京区東塩小路町 570番 ザ・サウザンド京都2F
営業時間:朝食7:00~10:00、昼食11:30~15:30(14:30LO)、夕食17:30~21:30
(各LOはコース 20:00、アラカルト 20:30、ドリンク 21:00)
定休日:火曜
TEL:075-351-0700(レストラン総合受付。10:00~19:00)
URL:https://www.keihanhotels-resorts.co.jp/the-thousand-kyoto/restaurants/-kizahashi/
※ドリンクは消費税込み、サービス料15%別(会席は消費税、サービス料込み)

⚫︎季の美ハウス
URL:https://kyotodistillery.jp/house_kinobi/
Instagram:https://www.instagram.com/kinobi_house/
※価格は消費税込み、サービス料なし

はまだふくこの発見! 料理とお酒のベストマッチング!の記事をもっと読みたい人はコチラ!

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取材&文=はまだふくこ text : Fukuko Hamada
ライフスタイルジャーナリスト
美酒と美食はもちろん、ホテル、ビューティ、インテリアなどライフスタイル全般を得意とする。現在はラグジュアリーメディア、ビジネス誌、ホテル専門誌など幅広い媒体に寄稿。美味しいもの探求家でもあり、日々のシャンパーニュは欠かせない。
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