アニョロッティ カチョ エ ペペ 黒胡椒とペコリーノロマーノ
これまで、彼女と食べたいホテル名物のハンバーガーをフィーチャーしてきたこの企画。お次はイタリア料理で、パスタ編をスタート。で、今回お出かけしたいのは、世界中にラグジュアリーなリゾートやホテルを展開するアマン初の都市型ホテル〈アマン東京〉。その中にある、女性も喜ぶ自然派イタリアンレストラン“アルヴァ”だ。イタリア滞在歴17年のシェフによる本場のラビオリはここでしか食べられない!
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- ホテルの名物メニューを彼女と♡ vol.5〈アマン東京〉アルヴァ
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- ホテルの名物メニューを彼女と♡ Gourmet
今回紹介する名物メニューは、〈アマン東京〉アルヴァの“アニョロッティ カチョ エ ペペ 黒胡椒とペコリーノロマーノ”(2300円、税・サ別)。こちらを手掛けた〈アマン東京〉総料理長の平木正和は、ヴェネチアでヴェネト料理の経験を積むなど、イタリアで17年を過ごした人物。彼がイタリアへ渡ったばかりの頃、まず習得したのがイタリア料理のラビオリであり、今回ご紹介したいのは、その本場のラビオリからインスパイアされて生み出された料理というわけだ。
忘れられなくなる郷土料理のアニョロッティ!
アニョロッティは、ピエモンテの方言名でラビオリを意味する言葉で、古典的な郷土料理。厚みのある生地はとても弾力があり、小麦粉の自然な香りが実に心地よい。中に包まれているのは、と~ってもクリーミーでスパイスが効いたソース。イタリアの羊乳ハードチーズであるペコリーノロマーノや黒胡椒で作られている。
ペコリーノチーズは独特の風味があって非常に濃厚だが、酸味の効いたレモンを合わせることによって爽やかに仕上がっている。食感と味わいが変化していき、素晴らしい食味が展開される! 噛みしめるたびに複雑な味わいが口中に広がっていくので、クセになること間違いナシ!
“アニョロッティ カチョ エ ペペ 黒胡椒とペコリーノロマーノ”をはじめとするパスタは通常ポーションだけではなく、スモールサイズも提供されている。女性でも気軽に注文できるのが嬉しいところ。
ちなみに、この料理が提供されるレストラン、アルヴァは2018年1月に新しくオープンしたばかり。“アルヴァ”は英語“Harvest(収穫)”の語源となるラテン語で、季節の恵みを生かしたシンプルで誠実なイタリア料理が既に好評を博している。
天井高8メートルの圧倒的な空間を誇る“アルヴァ”で、美食にまで昇華させた郷土料理のアニョロッティを堪能すれば、ラグジュアリーホテルでイタリアンを食べ慣れている彼女も、必ずや満足できるはず!
●アルヴァ
住所:東京都千代田区大手町1-5-6 大手町タワー アマン東京 33F
営業時間:11:30~14:30、17:30~22:00(L.O. 22:00)
料金はすべて税・サービス料ともに別価格
TEL:03-5224-3339(お問い合わせ 9:00~21:00)
URL:aman.com/ja-jp/resorts/aman-tokyo
1976年台湾生まれ、後に日本国籍。ブッフェ、フレンチ、鉄板焼、ホテルグルメ、スイーツをこよなく愛する。テレビ東京「TVチャンピオン」で2002年と2007年に優勝。テレビや雑誌で活躍し、料理コンクール審査員、講演、プロデュースも多数。
2017年8月「一般社団法人 日本ブッフェ協会」設立、代表理事就任。