“プライムグレード”の牛肉を目の前で最高の状態に仕上げてくれる〈ウルフギャング・ステーキハウス テッパン〉!
アメリカ農務省が最上級品質として格付けした“プライムグレード”の牛肉が、日本で人気となってから久しい。脂が少なくて赤身が中心なので、熟成に向いており、牛肉の旨味が凝縮されたステーキに仕上がる。もはや“プライムグレード”のビーフステーキは珍しくないのだけれども、新しい楽しみ方が登場した。
〈ウルフギャング・ステーキハウス テッパン(Wolfgang’s Steakhouse Teppan)〉は、〈ウルフギャング〉という店名からもわかるように、ニューヨークの名門ステーキハウスで、日本でもお馴染みのブランド。それが2022年12月18日に新業態として鉄板焼き店をオープンした!
ゲストの目の前で最高の状態に仕上げてくれる
ここで食べておきたいメニューは、“プライム熟成ステーキ”。〈ウルフギャング〉の名物メニューを、鉄板焼きにアレンジしたという逸品。鉄板焼きなので、ゲストの目の前で最高の状態に仕上げられているのがポイント。鉄板焼きでは黒毛和牛が一般的だが、熟成したアメリカ牛の“プライムグレード”を食べられるのも同店ならではの特長。
“プライム熟成ステーキ”は100gというたっぷりのボリュームで、厚みが3㎝くらいあって食べ応え満点。鉄板でじっくりと丁寧に焼き上げられているので、外はステーキのようにカリッカリに仕上げられ、中はジューシーな旨味が閉じ込められている。ナイフとフォークでいただくのも、ほかの鉄板焼きとは異なるところ。大きな塊肉を食べる直前に切り分けるので、肉汁も閉じ込められたまま。
“プライム熟成ステーキ”
3種類のコースの中で、チョイスしたいのは真ん中の“プライム(PRIME)”(2万9700円)。メインディッシュは“ウルフギャングスタイルプレミアムステーキデュオ”ということで、“プライム熟成ステーキ”に加えて、“熊本あか牛ロース”もしくは“熊本あか牛フィレ”も味わえる。和牛の中でも脂が少ない褐毛和牛なので、さっぱりと食べられることは間違いない。“プライム熟成ステーキ”はロースなので、“熊本あか牛ロース”を選べば日米のロースを食べ比べでき、フィレを選べばローストの肉質の違いを体験できる!
エグゼクティブゼネラルマネージャー セールス&マーケティングマネージャーで、ソムリエも務める小林哲也さんによるワインも極上もの揃い。グラスシャンパーニュは“モエ・エ・シャンドン グラン ヴィンテージ 2013”(3400円)。辛口で7年の長期熟成なので、キャビアの塩味にも寄り添い、“プライム熟成ステーキ”にも負けていない。
昼から夜まで通し営業になっているので、幅広く利用できる。有名ステーキハウスの鉄板焼きは新感覚だらけなので、是非とも体験してみて!
●ウルフギャング・ステーキハウス テッパン
住所:東京都中央区銀座1-8-19 キラリトギンザ7F
営業時間:11:30~23:00(22:30LO)
TEL:03-6263-0161
URL:https://wolfgangssteakhouse.jp/
※サービス料別
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1976年台湾生まれ。テレビ東京「TVチャンピオン」で2002年と2007年に優勝。ファインダイニングやホテルグルメを中心に、料理とスイーツ、お酒をこよなく愛する。炎上事件から美食やトレンド、食のあり方から飲食店の課題まで、独自の切り口で分かりやすい記事を執筆。審査員や講演、プロデュースやコンサルタントも多数。