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FASHION ファッション

2020.08.20

【5選】旬なモデルは裾が違う!
夏にこそ穿くべきデニムとは?

夏は淡青デニムをロールアップして穿くのがデニム好きの定番スタイル。もちろん、これはこれでOK。足元にヌケ感が生まれるうえ、ちょっとは涼しげだしね。だけど、お洒落なデニム通は今、ひと味違う裾の処理がされたデニムを選んでいるのをご存知だろうか? 

サンダル2000円(シアーボ/ハンドイントゥリー ショールーム)
それが、裾をわざとほつれさせたり、切りっぱなしにしたタイプのもの。この手のデニムは、たいがいくるぶしが見える程度の短丈だから、足元のヌケ具合はロールアップしたデニムと一緒。涼しいうえに足元が軽快に見えるから、まさに夏向きといっていい。とはいえ、普通のデニムと違うのは、やっぱり切りっぱなしになった裾が放つラフなテイスト。こんなディテールがあれば、海辺でのサンダル履きがサマになるのはいわずもがな。あえてキチンとしていないぶん、夏らしい脱力した気分にも寄り添ってくれるのもいい。というわけで、おすすめの切りっぱなしデニム5本をご覧あれ! 

 

[ゴールデン グース]
GOLDEN GOOSE


4万9000円(ゴールデン グース/ゴールデン グース 東京店)

あえてほつれさせた裾が
ゆるさの演出にひと役買う!


この“ハッピーデニム”というモデルは、単なる切りっぱなしではなく、裾上げしたチェーンステッチがほどけ、ほつれかかってしまったような演出が印象的。シルエットは、ウエストラインが少し高めで、腰まわりがゆったりとしたスリムフィット。Tシャツをタックインするような今っぽい穿き方にもうってつけ。 

[アッパーハイツ]
UPPER HIGHTS


2万4000円(アッパーハイツ/ゲストリスト)

切りっぱなし感を強調するなら
レングスはより短めに!


ゆるさと軽快さの両取りを狙うんだったら、アンクル丈で軽快さを出せる“ザ スィン”がおすすめ。ただ切りっぱなしするだけでなく、生地を解いてフリンジのようにひと手間かけた仕上げになっている。これがジャストレングスだとバサッとした裾まわりがイマイチ映えないけれど、短丈だからちょうどよく脱力した雰囲気に。シルエットはすっきり感のあるテイパードレッグで、股上が浅すぎないので気になるお腹まわりも目立たない!? 

 

[レミ レリーフ]
REMI RELIEF


1万8800円(レミ レリーフ/ユナイト ナイン)

赤丸急上昇中のブーツカットも
切りっぱなしなら個性的!


前ポケはスラッシュポケット、腰ポケは玉縁ポケットというスラックス顔。だけど、ユーズド加工のデニム仕立てというワイルドさが加味された点が変化球的。“ストレッチデニム ブーツカット”というモデル名だけあって、膝下は広がりすぎないブーツカット。レングスはくるぶしが見えるか見えないかの切りっ放しになっている。シルエットはきれいめだけど、あえてサンダルでラフに穿くと大人目線の夏デニムコーデに。 

[アズ スタンダード]
AS STANDARD


1万4000円(アズ スタンダード/アドナスト ミュージアム)

古着をリメイクした1本は
タダモノじゃない雰囲気!


古着の“501”を解体してリメイクしたこちらは、一度取り外した左の腰ポケを右のポケットの上に縫い合わせたり、ほどいた裾がこれ以上破けないように補強したりといったアレンジが見どころ。アメリカやメキシコ製の古着を仕入れ、一点一点手作りしているので、色落ち感はもちろん、リメイクにも微妙に個体差があるのがまた、たまらない魅力。 

[ビッグジョン]
BIG JOHN


1万5000円(ビッグジョン)

ぐんぐん伸びるデニムだから
味わいと快適さが違う!


穿きジワが際立つ色落ちに加え、裾のほつれ具合も古着顔負けの味わい深さ。だけど、実はこれ、驚異的なストレッチ性と復元力を誇るハイパワーストレッチ素材を採用。だから、ストレスなく穿けて、座ることが多い日でも膝が出たり型崩れの心配がない。ストレート感がありつつも、裾まわりはほどよいスッキリ感あり。裾は洗ってもほつれすぎないように補強済み。 

 

 
Information

●アドナスト ミュージアム
TEL:03-5428-2458

●ゲストリスト
TEL:03-6869-6670

●ゴールデン グース 東京店
TEL:03-6803-8272

●ハンドイントゥリー ショールーム
TEL:03-3796-0996

●ビッグジョン
TEL:086-477-3800

●ユナイト ナイン
TEL:03-5464-9976

写真=正重智生 スタイリング=浅井秀規 文=遠藤 匠

photo : Tomoo Syoju(BOIL) styling : Hidenori Asai text : Takumi Endo

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