才色兼備な国際弁護士【アマル・クルーニー】の彼は誰?
レッドカーペットでエレガントなドレス姿を見せたかと思えば、司法の場では敏腕弁護士として社会問題に切り込む。世界の第一線でキャリアウーマンとして活躍しながら、妻として母としても輝き続けるアマル・クルーニー。そんな女性がいることを世に知らしめた夫は誰?
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- 注目セレブのガールフレンド! vol.6
結婚8周年を迎えた2022年、ワシントンD.C.でのイベント“ヒストリートークス2022”に揃って登場。インタビューでは、「妻には欠点がなく結婚生活にもマイナス面が全くない!」と、ジョージがノロケる一幕も
シリア問題のアドバイザーを務めるなど、人権派の国際弁護士として知られるアマル・クルーニー。才色兼備の彼女は理想も高く、独身時代は白馬の王子様を待っていたそう。
そんな彼女の夫となったのは、ハリウッド俳優のジョージ・クルーニー。離婚経験を経て二度と結婚はしないと、独身主義を貫いていた。だが知人の誘いでアマルが彼の別荘を訪れた瞬間、彼女にひと目惚れ! 2人は共通の政治の話題などでひと晩中話がつきず、その後も手紙などで親交を深めるように。
ただ真面目な彼女はハリウッドきってのモテ男の誘いには慎重で、3度めにやっとロンドンでの初デートにOK。結果、そのままスピード婚へと駆け抜けた。今では人権活動から映画のプレミアまで、お互いサポートしあい、結婚生活は順風満帆。
あるインタビューで「僕はトロフィーハズバンドだ」とジョークをいったジョージ。この言葉からも彼女を尊敬し、メロメロなのは明確。かわいい双子まで家族に加わり、彼の目尻も下がりっぱなしだ。とはいえ愛妻との17歳という年齢差は気になるのか、映画撮影で映りを気にして再撮の要求も(笑)。な〜んて勘ぐりはさておき、家族への思いが人生の原動力になっているのは間違いない⁉
ジョージ・クルーニー
1961年生まれ。アメリカ・ケンタッキー州出身。俳優・映画製作者。ブラッド・ピットとの共演作『ウルフス』がこの秋全米公開予定。
アマル・クルーニー
1978年生まれ。レバノン出身。国際法と人権を専門とした弁護士。クライアントにはウィキリークス創設者やノーベル平和賞受賞者も。
1993
女優と離婚し、一生独身宣言!?
1989年に女優のタリア・バルサムと結婚し、4年後に離婚。よほど懲りたのか、離婚後にはカウンセリングを受けたほど。その後は二度と結婚しない宣言。言葉どおり数々の美女と浮き名を流し、独身生活を謳歌していた。
2014
出会いから1年でアマルと再婚!
アマルとの出会いは2013年の夏、彼のコモ湖の別荘で。彼女の魅力を前にして、彼は即座に独身主義を覆し、秋には交際スタート。出会いから1年経たずにプロポーズしてゴールイン!
2017
双子のベビー誕生!
独身主義に加え、子供も持たないとまで豪語していたジョージ。ところが男女のかわいい双子に恵まれ、いまやすっかり子煩悩なパパに変身。ロンドンの病院の豪華スイートルームでの出産費用は、約120万円だったとか。
2022
主演映画プレミアで華やかな存在感の2人!
ジョージとジュリア・ロバーツが共演した映画『チケット・トゥ・パラダイス』のロンドンプレミアにて。ヴィンテージ好きというアマルのスパンコールドレスは、〈ジョン・ガリアーノ〉の2001年春夏コレクションのもの。
深く尊敬しあうリベラルなパワーカップル!
2人の思い出の場所であり、世界各地に持つ邸宅の中でもアマルの一番のお気に入りという、コモ湖の別荘。ジョージがこの別荘を購入したのをきっかけに、セレブもこぞってコモ湖を訪れるように。彼が招待した著名人も多く、親友マット・デイモンやブラッド・ピット、新婚旅行中のベン・アフレック&ジェニファー・ロペスから、ヘンリー王子夫妻までこの別荘を訪れたとか。リフレッシュしつつ社交までこなすって、もはや世界的な迎賓館!?
$1億700万で売り出し中!?
20年以上前に$1000万で購入したというこちらの別荘。昨年、パパラッチ対策に疲れたのか、$1億700万で手放そうとしているという噂が。本人は噂を否定していたけれど、もし売却となったら彼は大儲け!?
昨年の夏も家族みんなでボートに乗り、湖畔ならではのリッチなバカンスを楽しむ姿を目撃
人たらしのジョージに加えて、妻の職業柄もあり、2人の交友関係の広さはかなりのもの。ジョージが国連の平和大使を務めていたことで仲を深めたオバマ元大統領や、アマルの友人としてたびたび名前の挙がるメーガン妃など、その範囲はいまや政界やロイヤルファミリーまで。それにしても各国の要人と堂々と肩を並べる姿は、まるでどこかの国のトップとファーストレディさながら。ジョージの政界進出が噂されるのも無理はない!?
チャールズ皇太子(現国王)主宰のチャリティディナーに出席。アマルは会場のバッキンガム宮殿で、ヴィンテージのエレガントなケープ付きドレス姿を披露
ハリー王子とメーガン妃の結婚式へ。これをきっかけに、アマルがベビーシャワーを主催するなど、メーガン妃と親密に
※世界中が沸いたロイヤルウェディング!(ヘンリー王子&メーガン妃)はこちら。
オバマ元大統領を別荘に招待!
自慢のコモ湖の別荘に、オバマ元大統領夫妻を招待。彼らの滞在中には、市長が街の警備を強化したとか
ジョージはジャーナリストの父の影響もあり、昔からハリウッドでも政治的発言が多く、人道的支援に熱心。そして妻は長年にわたり、弁護士として人権問題に向き合う。そんな夫婦がタッグを組めば、そのパワーは倍増して、絆もますます深まるってもの。銃規制法を求めるデモへの参加や、人権問題に取り組むべく“正義のためのクルーニー財団”を立ち上げるなど、積極的な姿勢は世界から注目の的。
2016年には国連総会中に開催された“難民に関するリーダーズサミット”に揃って出席。難民の代理人を務めていたアマルや、国連の平和大使だったジョージにとって、意義のある会議だったよう
ファッション誌で特集が組まれるほど、センスに定評のあるアマル。年上の彼に合わせてか、オフにはスタイルのよさが際立つエレガントなワンピースを愛用。一方、年を重ねてさらに渋みが出てきたジョージはシンプルなカジュアル派。仕事でドレスアップの機会も多いせいか、普段はデニムやポロシャツなどスポーティな服装が好み。夫はより若々しく、妻はより大人のムードを出すコーデで、カップルのバランスを取っている!?
空港からヴェネチア映画祭へと向かう2人。バカンスで灼けた肌が映える、爽やかなトーン
ロンドンの高級ホテルに宿泊!
彼の映画プレミアで訪れたロンドンで、滞在中の〈コリンシアロンドン〉からアフターパーティへ。彼はデニジャケ、彼女は〈ステラ・マッカートニー〉のグリッタードレスと、気取らないパーティスタイル
珍しく列車移動のため、ニューヨークの駅に登場。2人とも清潔感のある着こなしに、加えたレザーでエッジをプラス
リッチなセレブの象徴、プライベートジェット。ジョージももちろん、バカンスに仕事にと愛用。なかでも子連れの移動には、家族だけで過ごせ、パパラッチされる心配もなしと最適。そのため、彼らの子供は生後1カ月祝いのミラノ旅行でプライベートジェットデビュー。サルデーニャへのバカンスや、メーガン妃を送りがてら、子連れでロンドンへフライト、なんて気軽さはジェットセッターならでは。
早朝にNYからLAの空港に到着したクルーニー一家。このとき、当時まだ1歳だった双子との移動もプライベートジェットなら楽ちん!
ロンドンからLAに帰国!
同じくLA空港にて、ピンクのレザージャケット姿のアマル。この日は、彼女の母親も一緒に旅を楽しんでいた
全く別の世界で過ごしていたにもかかわらず、2人が瞬く間に意気投合したのは、育った環境が似ているから!? 実はアマルの母とジョージの父は、ジャーナリストという共通点がある。どちらも親からの影響が、国際問題などに向き合うきっかけのひとつになったとか。これって夫婦だけじゃなく、義理の両親と良好な関係を築くうえでも大事なポイントかも。
アマルの母は著名な政治ジャーナリスト!
〈ヴェルサーチェ〉のサポートを受け、夫婦の基金が主催したチャリティイベントにて。横に並ぶアマルの母の姿を見ると、才色兼備は母親譲り!?
妻と両親と正装で微笑むジョージ。彼の父親は、TVジャーナリストとしても活躍したニック・クルーニー
人権派の国際弁護士は知的なファッショニスタ!
妖艶なドレス姿のアマル。2022年、クルーニー財団主催による、アルビー賞授賞式で着こなした〈アトリエ・ヴェルサーチェ〉の1着。シャンデリアビーズが揺れる豪華なフリンジにクラシカルな髪型、そして赤リップと、’20年代風にまとめたスタイルがお似合い
国連で演説し、英国の特使にも!
オックスフォード大学とニューヨーク法科大学院を卒業して弁護士になり、英語にフランス語、アラビア語も堪能なトリリンガルというアマル。国連で難民問題について演説し、報道の自由に関する英国特使に任命されるなど、その活躍の場は世界に広がる。また、夫婦の基金で反差別団体や、難民の子供のための寄付を行うなどチャリティ精神も旺盛だ。そんな完璧ともいえる彼女だからこそ、ジョージが“君の夫であることを誇りに思う”と公言しちゃうのは当然!?
国連会議でも確かな存在感!
長年アマルが、司法での裁きを訴えてきた、ISISに関する国連会議に参加。20カ国の政府高官が出席し、仕事モードの表情
ロンドンで開催された、報道の自由のための国際会議では外務大臣とのセッションに登壇
ハイエンドな働く女性のファッション!
スタイリストをつけないアマルは、そのセンスのよさでも注目の的。過去にはイギリスで最もホットな弁護士の1位に輝き、ベストブリティッシュスタイル賞の最終候補にも残ったほど。特にスーツやワンピースを主役にした、上品な中にもどこかリュクスで品格漂うワーキングスタイルはお見事。ハイブランドからシンプルなアイテムを選び、華がありながらワル目立ちしないスタイリッシュな通勤コーデを体現している。
名門大学の客員教授として颯爽と出勤!
コロンビア大学のロースクールへの出勤は、〈バレンシアガ〉の小花柄ドレスに黒のピンヒールで、シックかつ艶やか
国連のイベントへ向かうアマル。〈オスカー・デ・ラ・レンタ〉のアイキャッチーな赤のドレスに気合を感じる!?
白のワントーンコーデに、パイソン柄のパンプスで辛口なアクセントを
黒のワンピースの上に、上質な素材感の淡グレーのコートで、軽やかな仕事スタイルに
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雑誌『Safari』4月号 P31〜36掲載
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text : Satomi Maeda photo by AFLO