社交界の華【オリヴィア・パレルモ】を射止めた彼は誰?
一歩先ゆくセンスを上品にまとめる装いで、セレブスナップの常連となったオリヴィア・パレルモ。そんな元祖インフルエンサーの彼女をファッション業界は放っておかず、起業家としても活躍。そんなお洒落アイコンに公私にわたって寄り添う夫は、いったい誰?
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- 注目セレブのガールフレンド! vol.4
この夏のパリ・ファッションウィーク中にも、洗練された装いで注目を集めた2人。この日はパリ装飾芸術美術館で開催された〈エリー・サーブ〉のショーへ。彼女の可憐なドレスを主役にした、白のリンクコーデで颯爽と登場
リアリティ番組『ザ・シティ』で卓越したセンスを披露し、たちまちインフルエンサーとなった、オリヴィア・パレルモ。生粋のソーシャライトでもある彼女の夫は、モデルのヨハネス・ヒューブル。ドイツの大学在学中にキャリアをスタートし、仕事の幅を広げるべくニューヨークへとやってきた。2人は共通の友人を介して出会い、すぐに意気投合。地元デートや世界各地でのバカンスを重ねること6年半。当時毎年のように一緒に新年を迎えていたセントバーツ島で、ついにプロポーズ。
ファッション界を牽引するカップルながら、ニューヨーク州郊外で内輪のお祝いのみ、という地味婚でも世間を驚かせた。実はこれ、ドイツ人のヨハネスのビザが切れる前に急いで結婚したため。とはいえ、彼女は衣装にドレスではなくニットとチュールスカートを選ぶなど、地味婚でもブレずにトレンドセッターらしいこだわりを発揮。
最近は自身のビューティラインを手掛けるなど、起業家としての一面も持つオリヴィア。その影響からか、彼も夫婦での撮影や写真家としての活動など、仕事の幅を広げている。出会いから16年経ってなお、公私ともに刺激を受けながら、一緒に過ごす時間を大切にする2人。このあたりにも夫婦円満の秘訣がありそう!?
ヨハネス・ヒューブル
1977年生まれ。ドイツ出身。モデル。キャリアのためにアメリカへ渡り、現在は数々のコレクションや広告などのモデルとして活躍中。
オリヴィア・パレルモ
1986年生まれ。アメリカ・ニューヨーク州出身。ソーシャライト。MTVのリアリティ番組『ザ・シティ』でブレイクし、注目を集める。
2008
クリスマスを一緒に過ごす!
共通の友人、NYの実業家ダニエル・ベネディクトの紹介で出会い、2008年に交際開始。クリスマスには〈アルマーニエクスチェンジ〉にてショッピングデート。
2011
ドイツのカップル・オブ・ザ・イヤーに!
交際3年めには、〈モンブラン〉主催のカップル・オブ・ザ・イヤーに選ばれ、ヨハネスの故郷ドイツで行われたイベントに出席。ちなみに2人は国際カップル賞を受賞。世界のファッション界をリードする姿が評価されたのかも。
2014
NY市庁舎で結婚の手続き!
6月半ば、ニューヨーク市庁舎の結婚局に揃って入る姿をパパラッチされ、結婚が公に。月末にはニューヨーク郊外のベッドフォードで、家族や親しい友人のみで結婚を祝い、そのセレブらしからぬ地味婚でも注目を集めた。
2023
パリコレにも揃って登場!
フロントロウの常連らしく、パリ・ファッションウィークでも存在感を発揮。さりげなくエッジの効いた〈エリー・サーブ〉のセットアップのオリヴィアに対し、ミニマルな上品スタイルに徹するヨハネスが好バランス。
絵になる2人は公私にわたるパートナー!
ヨハネスの、オリヴィアに対する態度は常に紳士的。レディファーストなのはもちろん、さらりと愛情表現をすることもたびたび。というのも彼はいまだに彼女にベタ惚れ。その気持ちは「結婚前から変わらない」と公言しているだけに、彼女への愛情が自然と行動に出ちゃうのかも!?
ソーホーのレストラン〈サン・アンブローズ〉を出た直後。スマートにクルマのドアを開けるヨハネスに思わず彼女も笑顔
ミラノ・ファッションウィークで〈フェラーリ〉のショーへ。人混みの中で、さりげなく背中に手をまわす
NY植物園でジェントルなキス。人前を意識しながらも、仲睦まじさを隠せない!?
ニューヨークといえばバスケや野球のイメージが強いけど、夫婦のお気に入りはテニス観戦。特にニューヨーク州で開催される全米オープンは、毎年のように姿を現すほど。ほかにウィンブルドンでも2人で観戦する姿を目撃されている。お嬢様育ちのオリヴィアの影響もあってか、2人の共通の趣味になっている様子。NY社交界に身を置くなら、スポーツ観戦も伝統と格式のあるテニスやポロは、必須だったりして!?
全米オープンは毎年観戦⁉️
仕事柄、旅の多い2人はバカンス上手。冬にはサンモリッツなどのスキーリゾートも楽しむけれど、やはりバカンスといったらビーチ! 写真のようなNYからアクセスのいいマイアミはもちろん、世界各地のビーチで仲よくリラックス。プロポーズの舞台となったセントバーツ、さらにはセレブ御用達のイビザやミコノスなどで過ごす姿が目撃されている。
ファッション界のパワーカップルである2人。いまや活躍の舞台は世界に。やはり品格のある美男美女が並ぶと存在感も倍増するとあって、夫婦での仕事のオファーもひっきりなし。交際時からどんなに忙しくても7日以上離れないよう心がけているというだけに、このオファーは大歓迎⁉ イベントへの招待からモデル共演まで、様々なブランドから引っ張りだこの様子。
〈マッカージュ〉のディナーの共同ホストに!
ニューヨーク・ファッションウィーク中、〈マッカージュ〉のディナーの共同ホストを務めたオリヴィア。会場となったソーホーの老舗フレンチ〈ラウルズ〉にも、夫婦で登場
ミラノでは〈アレクサンドル・バーマン〉のカクテルパーティに出席。デザイナーとの3ショットでは、揃ってスポーツミックスなコーデを披露
社交界でセンスを磨かれたオリヴィアと、上品カジュアルの達人ヨハネス。2人での外出は、洒脱なリンクコーデが定番。といってもどこかに同色のアイテムを取り入れたりトーンを揃えたりと、バランスを重視。そして常に彼女のスタイリッシュな着こなしが映えるよう、必ず一歩引いたお洒落を心がけるのがヨハネス流。この気遣いあってこそ、2人が並んだときにパーフェクトに見えるというわけ。
オリヴィアのトップとヨハネスのパンツの色リンクで、〈トッズ〉のショーへ
※【ヨハネス・ヒューブル】の愛用ブランドは、〈トッズ〉のスニーカー!はこちら。
アメリカン・バレエ・シアター・ガラに出席。白のレースドレスとダブルジャケットで、バレエ鑑賞にふさわしく、クラシカルに統一
甘めモノトーンの彼女とのバランスを意識し、ヨハネスはミニマルに品格を添える
彼女の白シャツに合わせ、彼は〈ジョルジオ アルマーニ〉の白パンツ
お洒落仲間が取り巻くトレンドセッター!
ボリュームのあるシルエットが個性的な〈シモーネロシャ〉のボンバージャケットを、軽やかに着こなしたオリヴィア。タイトなニーハイブーツでメリハリを出し、バランスよくまとめているのがさすがお見事!
お洒落友達はニッキー・ヒルトン!
似た環境で育ったセレブ同士は通じ合うものがあるのか、同じくソーシャライトのニッキー・ヒルトンとは長年の友人。ファッションの趣味もぴったりなのか、2人でランチの後にショッピングを楽しむことも。どちらもニューヨーク出身のファッションアイコンというのも、親近感を感じる理由かも⁉ 同じヒルトン姉妹でもお騒がせなパリスより、性格も服装も落ち着いたニッキーと気が合うというのが、オリヴィアらしい。
イベントに同席する機会も多い2人。NY植物園のディナーパーティでは、隣同士の席で華やかなドレス姿の共演
〈サン・アンブローズ〉でランチ!
セレブ御用達の〈サン・アンブローズ〉でランチを楽しんだ後は、連れ立って買い物へ。〈アレクシス・ビタール〉でジュエリーを選ぶ姿を目撃されていた
足元はロングブーツ派!
高感度に品格を融合したコーデが魅力のオリヴィア。普段の服装は、肌の露出は少なめだ。となれば、スカートの足元にロングブーツが多いのも納得。また、身長が160㎝台とアメリカ人の中ではそこまで大柄ではないので、タイトなロングブーツなら、全体をすらりとバランスよく見せられるという効果も。もちろん、NYの寒い冬を乗りきるためにも、ロングブーツは欠かせない!?
淡いトーンのスタイリングを引き締めるのに、黒のロングブーツが活躍
デニムのワントーンを、フェミニンなブーツでエレガントにブラッシュアップ
黒のロングコートとロングブーツという重ためのコンビは、インナーを軽やかにしてバランスを調節
〈フェラーリ〉のドラマチックな柄スカートを主役にしたコーデには、ピンヒールのタイトなロングブーツで足元を華奢に見せる
“注目セレブのガールフレンド”のラインナップ
◆笑顔が美しい女優【ブレイク・ライブリー】の彼は誰?
◆オージーモデル【ガブリエラ・ブルックス】の彼は誰!?
◆クールなモデル【アビー・チャンピオン】の彼は誰
雑誌『Safari』2月号 P27~32掲載
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text : Satomi Maeda photo by AFLO