A6アバントなら走りも涼しげ!? 〈アウディ〉A6 アバント55 TFSI クワトロ
ついに梅雨明け。特に関東地方は、それまでの梅雨冷えをイッキに覆す猛暑日の連続で、なんだかすでにカラダがダル〜い、なんて人も多いハズ。だったら、清涼感バッチリの大人なクルマを選ぶのがマル! 今回のオススメは〈アウディ〉の中核モデル、A6 アバント 55 TFSI クワトロ。今年3月にフルモデルチェンジを受け、高級感も使い勝手もますますグレードアップ。うだるような暑さをスッキリとさせてくれそうな、涼しげな佇まいがグッドでしょ?
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涼しげなのはドライブフィールも然り。新しいA6のパワートレーンにはすべてマイルドハイブリッドシステムが装備されていて、走り出しに暑苦しさは皆無。スッと滑り出す加速の鋭さはまさに気分爽快。高速道路のクルージング時なんて、条件が整えばエンジンを停止させて燃費や静粛性にも貢献したまま走行させる、な〜んて離れワザまで披露してしまう。でも、エアコンなどの空調はバッチリ保持されるからご心配なく。
エンジンのほうもぬかりなく、低回転から高回転域まで継ぎ目のない、至極シームレスな加減速にはうっとりとさせられるほど。3ℓV6エンジン+先述の48Vマイルドハイブリッドテクノロジーは、まるで新型モデルと思えないほどの完成度だ。
さらに試乗車には、オプションとなる“ドライビングパッケージ”、すなわちダイナミックオールホイールステアリング/ダンピングコントロールサスペンション/ダイナミックステアリングが装備されていて、これらが組み合わされることでさらに走りが超フラットに。 お家芸であるクワトロ(=四輪駆動)のロードホールディング性が賢いサスペンションとセットになって、少しの操舵でコーナーを攻めていけるのに慣れちゃったら、もう元には戻れないかも。特にダイナミックオールホイールステアリングとダイナミックステアリングは、前進方向だけでなく駐車時にも威力を発揮する。
ダイナミックオールホイールステアリングは60km/h以下では前輪と逆位相に、それ以上では同位相に後輪が切れる操舵システム。比較的大柄なA6のボディ、しかもステーションワゴンのアバントは4950mmという全長だから、取り回しに不安を感じる人もいるかもしれない。でも、そんな苦手意識をきっとA6は完璧にサポートしてくれるはず。なぜならば、ほんの少しの舵角でも、クルマ側が速度をセンサリングして、後輪を自動的に逆位相に切り、小回りさせてくれちゃうから。つまり前進だけじゃなく、駐車もスイスイってワケ。
この前後進行方向、両方へのサポートで、ドライバーが汗を滲ませることなんてまずクルマが許してくれない。さらに美麗インテリアにも注目。コックピットはA8やA7にもすでに採用されている、上下2枚に分かれたメイン/サブディスプレイ。そのおかげで、ナビ入力も驚くほどに楽々に。海へ山へと、どこにでも連れ出したくなってしまうこと請け合いなのだ。
★DATA〈アウディ〉A6 アバント55 TFSI クワトロSライン
●全長×全幅×全高:4950×1885×1465mm
●ホイールベース:2925mm
●エンジン:3ℓV6ターボ+48Vマイルドハイブリッドテクノロジー
●最高出力:250kW(340PS)/5200~6400rpm
●最大トルク:500Nm(51.0kgm)/1370~4500rpm
●トランスミッション:7速DCT
●駆動方式:四輪駆動
●税込み価格:1041万円
●アウディ コミュニケーションセンター
TEL:0120-598-106