Safari Online

SEARCH

CARS クルマ

2018.03.25


洒落た女性の本性は 実は“走りたガール”!

クルマは走り、エンジン、デザイン! そんな人は〈アルファ ロメオ〉に乗ったほうがいい。特にブランド史上最もパワフルで官能的なこの1台。退屈なドライブとは無縁だ。


[アルファ ロメオ ジュリア クアドリフォリオ]
Alfa Romeo Giulia Quadrifoglio


クルマに女性の名前をつけ、それをうまい具合にブランディングに役立てているメーカーがある。そう、〈アルファ ロメオ〉。この100年以上の長い歴史を持つイタリアのカーブランドがそんな洒落たことをしている。



ことのはじまりは“ジュリエッタ”。1950年代〈アルファ ロメオ〉が世に出したモデルで、当時も今も高い人気を得ている。現行型はその子孫でジュリエッタというネーミングの3世代めとなる。

そんな名づけの由来は、当時会社オーナーだったニコラ・ロメオの苗字が関係している。つまり、シェイクスピアの有名な戯曲『ロミオとジュリエット』にかけたってこと。ロミオはスペルどおりに発音するとロメオ、本国風に発音するとこのシャレが生まれる。



ただ、女性の名前がついたエレガントな装いであっても、中身はハイパフォーマンスのスポーツカーであったことを忘れてはダメ。ジュリエッタは’50~60年代にかけてレースシーンで活躍した。

そしてその流れを継いだのが“ジュリア”。初代はジュリエッタの後継モデルとして1962年に誕生。ジュリアもまたイタリアにとどまらず西ヨーロッパ全土で使われる女性の名前だ。そして中身ももちろんスポーティ。高性能ツインカムエンジンで、発売後すぐ大人気となった。



さて本題だが、今回ご紹介するクルマはそのジュリアを現代的に復活させたもの。世紀をまたいで、今回も現行型ジュリエッタに続き蘇った。ラインナップは、ベーシックモデルのジュリアとジュリアスーパー、ジュリア ヴェローチェ。そして、新型ジュリアにはとてつもないモデルが加わっていることを強く伝えたい。それが写真の"ジュリア クアドリフォリオ"。女性の名前の次に“四つ葉のクローバー”という文字が並ぶ、なんともメルヘンチックな車名なのだが……。



その走りはまさにモンスターマシン。エンジンの最高出力はなんと510psで、いうなればスーパーカークラス。それを大きなエキゾーストサウンドとともにレーシングカー並みのハンドリングで走らせられるのだから、クルマ好きが目を輝かせずにはいられない。まさにカーガイ羨望の1台の誕生だ。

もちろん、タイヤ、ホイール、前後バンパーなどなどクアドリフォリオ専用パーツでお化粧バッチリ。すべてが男心をクスグる。お見事! この四つ葉のクローバーを持ったジュリアという女性は、かなり危険な香りがしますぜィ!


他にもある!
このクルマの楽しみ方&使い方

クアドリフォリオにスーパーカー級エンジンが搭載されているのは前述したとおり。時速0ー100km加速はわずか3・9秒、最高速度は時速307kmに達する。しかも“アルファ ロメオ エンジニアリング”で省燃費。二酸化炭素排出量もかなり抑えられる。

さらにいうと、このVバンク角90度のエンジンは〈フェラーリ〉V8エンジンをベースにしているとも語られる。グループ会社であることを鑑みれば納得だ。

また、今回はプラットフォームも新しく、基本骨格からほかのラインナップとは異なる。理由はフロントエンジン・リアドライブへのこだわりで、よりスポーティな性能を追求した。このパッケージングは’90年代初頭まで作られていた〈アルファ ロメオ〉75以来となる。

ボディスタイルを4ドアセダンにしたのも理由がある。〈アルファ ロメオ〉のリブランディングで、今のポジションよりもラグジュアリーな方向へ舵を切ったからだ。要するに既存のハッチバックよりもセダンのほうがフォーマルでラグジュアリーだってわけ。

ということで生まれ変わった〈アルファロメオ〉だが、ジュリア クアドリフォリオはまさにその象徴ともいえる。ハイパワーかつラグジュアリーな仕上がりは、ここ数年の〈アルファ ロメオ〉車とは別モノ。ちなみに1100万円超えのプライスもこれまでとは別モノだ。

 


ココにもソソられる!

〈01 運転席〉ボタンデザインは非日常的でも使い勝手◎



クアドリフォリオのハンドル位置は右のみ。ステアリング上の赤いスターターボタンを左手親指で押すと魅惑の世界がはじまる。エンターテイメント系も充実。スマホと接続して音声認識で操作可能。ナビの行き先入力も日本語でOKだ。

〈02 エンジン〉ここにも四つ葉のクローバーが!



これが噂の2.9ℓV 6ツインターボエンジン。カバーにはクアドリフォリオのマークがあしらわれる。このマークの起源は1923年。この年のタルガ・フローリオというレースに出場するマシンに描かれたお守りとされ、無事総合優勝に輝いた。

〈03 ALFAアクティブエアロスプリッター〉ドライバーは見られないけど働きます!



クアドリフォリオにはボディにも仕掛けがある。これがそのひとつで、フロントバンパー下部のカーボン製スポイラーが速度領域に合わせ自動的に作動するというもの。スピードが上がると下へ迫り出し、ダウンフォースを稼ぎ安定性を高める。

Information

SPECIFICATIONS
Alfa Romeo Giulia Quadrifoglio[アルファ ロメオ ジュリア クアドリフォリオ]
●全長×全幅×全高:4635×1865×1435㎜
●ホイールベース:2820㎜
●車両重量:1710㎏
●エンジン:2.9ℓ V 6 DOHCツインターボ
●トランスミッション:8速AT
●最高出力:375 kW(510 ps)/6500 rpm
●最大トルク:600 Nm/2550 rpm
●駆動方式:FR(後輪駆動)
●定員:4名
●税込み価格1132万円
TEL:70120-779-159(アルファコンタクト)

雑誌『Safari』5月号 P236・237掲載

文=九島事務所 text : Kushima Office
テーブス海が〈エンポリオ アルマーニ〉を華麗に着こなす!自分に限界を作らないから無限の可能性がある!
SPONSORED
2024.04.25 NEW

テーブス海が〈エンポリオ アルマーニ〉を華麗に着こなす!
自分に限界を作らないから無限の可能性がある!

空高く自由に舞うイーグルをあらゆるボーダーを超えていくシンボルとして掲げ、信念をもって挑戦する人々を鼓舞し続けている〈エンポリオ アルマーニ〉。様々な壁を越えて高く舞い上がり、まだ見ぬ理想の世界を求めて進む自由な精神を、今シーズンも体現し…

TAGS:   Fashion
〈カシラ〉の新作は素材と柄で違い出し!モノトーンの帽子が“街映え”の決め手!
SPONSORED
2024.04.25 NEW

〈カシラ〉の新作は素材と柄で違い出し!
モノトーンの帽子が“街映え”の決め手!

被るだけで、コーデがぐっと見違える帽子。これからの季節、シンプルな着こなしが多くなってくるが、そんなときでも個性出しが簡単に叶う。とはいえ、主張がありすぎるとワル目立ちしたり、浮いて見えたり。で、おすすめは大人っぽくまとまるモノトーン。素…

TAGS:   Fashion
大人の男によく似合う〈エルケクス〉の新作!夏の休日に着たい“アースブルー”のシャツ!
SPONSORED
2024.04.25 NEW

大人の男によく似合う〈エルケクス〉の新作!
夏の休日に着たい“アースブルー”のシャツ!

空、海、建物、標識……、地球上には様々なブルーがあるけれど、シャツだって同じ。なにしろブルーシャツは濃度や柄のバリエが多彩。素材感が違うだけでもガラリと印象が変わってくる。そこで着目したいのが、地球上の“アースブルー”をシャツに落とし込ん…

TAGS:   Fashion
男のかっこよさはデニムで決まる! 着心地とシルエットの揃った、〈リプレイ〉のデニムにクギづけ! 
SPONSORED
2024.04.19

男のかっこよさはデニムで決まる! 
着心地とシルエットの揃った、〈リプレイ〉のデニムにクギづけ! 

男のファッションは“シンプル”が基本。だからこそ飾らないデニムの風合いは、いつの時代も魅力的に映るのだろう。シルエットや色落ちに多少のトレンドはあるけれど、ベーシックなデニムを長く愛用するのも、芯がとおっていてかっこいい。で、そんな王道デ…

TAGS:   Fashion
Always, My Dear Ocean海の近くで暮らす夢は〈UMITO〉が叶えてくれる。
SPONSORED
2024.03.29

Always, My Dear Ocean
海の近くで暮らす夢は〈UMITO〉が叶えてくれる。

いつか、海の近くに住んでみたい。そんな夢を思い描いている人は多いよう。というのも、仕事のリモート化が進んでからというもの、実際に海沿いの家の人気はうなぎのぼりだからです。ただ、都会の暮らしを手放したくないのも事実ですよね。だからといって、…

プロサーファー・市東重明が体感した、新型“トライトン”の魅力!いつでも自由に!自分らしさを貫く男に似合う武骨なピックアップトラック
SPONSORED
2024.03.29

プロサーファー・市東重明が体感した、新型“トライトン”の魅力!
いつでも自由に!自分らしさを貫く男に似合う武骨なピックアップトラック

本格ピックアップトラックとして世界中で愛されてきた〈三菱自動車〉の“トライトン”が、12年ぶりに国内投入。三菱がラリーの世界で磨き抜いた4WDシステムで高い走破性を実現する一方、唯一無二の個性を主張する精悍なデザインは、「“冒険”の定義を…

TAGS:   Cars

NEWS ニュース

More

loading

ページトップへ