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2022.04.11


長い航続距離と力強い走りを両立した新EV!――ポルシェ タイカン GTS

911を筆頭に、男が憧れるスポーツカーの代名詞として君臨する〈ポルシェ〉。高い走行性と美フォルムを備えたタイカンは電気自動車であっても確実に〈ポルシェ〉だ!


[ポルシェ タイカン GTS]
PORSCHE
TAYCAN GTS

長い航続距離と力強い走りを両立した新EV!――ポルシェ タイカン GTSいよいよ電気自動車が日本でも増えはじめる兆しが見えてきた。トヨタイムズのテレビCMでトヨタ自動車の豊田社長が、「BEV(電気自動車)も本気、燃料電池も本気、PHEVも本気」といっているように、国産メーカーが急ピッチでラインナップ構築を図る勢いである。

ただ、一足早くBEVに踏み切った欧州勢はそれぞれのカテゴリーに独自性を持ったモデルをすでに投入している。ハッチバック、SUVがボリュームゾーンとなり、サイズも豊富に取り揃えている。

長い航続距離と力強い走りを両立した新EV!――ポルシェ タイカン GTSそんな中で一際輝いているのが〈ポルシェ〉が送り出したタイカン。4つのドアを持つスポーツセダンとして姿を現し注目を浴びると、すぐさまクロスツーリスモと呼ばれるカーゴを膨らましたモデルを追加し、独自性をアピールした。パナメーラでいうところのスポーツツーリスモだ。SUVとは異なるユーティリティビークルといえよう。意外なほどの多様性にビックリである。

なので、タイカンのラインナップは思いのほか充実している。ボディタイプは2種類で、グレードはセダンに5つ、クロスツーリスモに3つ用意される。セダンの中のひとつがここでスポットを当てるタイカン GTS。昨年11月日本に上陸したニューフェイスである。

GTSとは“グラン・ツーリスモ・スポーツ”の頭文字となる。1963年にリリースされたポルシェ 904 GTS以来いくつかのモデルにあてがわれてきた。ご存知のように911やカイエンなどにも使われている。

長い航続距離と力強い走りを両立した新EV!――ポルシェ タイカン GTSタイカン GTSのウリはグランツーリスモの名からもわかるように航続距離である。最大504㎞はタイカンシリーズとしてはじめて500㎞の壁を越えた。BEVにとって大きな数字だ。

それでいて最高出力はローンチコントロール使用時で440kW(598ps)ものオーバーブーストパワーを発揮する。結果、時速0-100㎞加速は3.7秒以内、最高速度は時速250㎞に達する。まさにロングドライブからスポーツ走行までこなすオールラウンダーといったところだろう。

長い航続距離と力強い走りを両立した新EV!――ポルシェ タイカン GTSグレード的にもちょうど真ん中で、タイカン 4Sとタイカンターボの間に位置するからユニーク。カスタマー心理をうまく受け入れている気がする。ターボまではいらないけどそこそこ走ってもらいたいという感じ。もちろんモーターの瞬発力はたまりませんがね。ポルシェでいうところの「そこそこ」は強烈である。

ほかにもある!
このクルマの楽しみ方&使い方


タイカンの魅力はその未来的な装いと装備にもある。見た目もそうだが、ドアを開け乗り込むと目の前に広がるインテリアデザインはなかなか独創的だ。それを強く感じさせるのはダッシュパネルとセンターコンソールに埋め込まれたモニター。その機能は操作やクルマ自体の情報はもちろん、エンターテイメントが充実している。

たとえばアップルミュージックは広告フリーの曲を90万曲以上ストリーミング再生したり、ドライブシーンに合わせてプレイリストを作成したりできる。スポティファイもそう。運転中にお気に入りの音楽やポッドキャストを楽しめちゃうのだ。もちろん、操作はアプリで行うので、画面のアイコンをタッチするだけ。いうなれば、スマホ画面がそのままモニターに映し出されているような感覚となる。

ナビゲーション操作も容易。“ボイスパイロット”と呼ばれるボイスコントロールが装備されるので、モニター操作以外にも音声入力で目的地を設定できたり、地図上の目的地を指して「ナビゲーション開始」で誘導してもらうことができる。枕詞は「ヘイ ポルシェ!」。

このほかではパーキングアシスト機能が未来的。車外からスマホを介してクルマを駐車したり、車内に座ったまま自動でステアリングと前後のアクセル操作をしてくれる。やっぱ未来は便利だ。ドラえもんの世界がもうそこまで来ている。

ココにもソソられる!


01 パノラミックルーフ
スイッチひとつで明るさは自由自在
長い航続距離と力強い走りを両立した新EV!――ポルシェ タイカン GTS天井一面のパノラミックルーフはオプションで設定可能。これは電気的に切り替え可能な液晶フィルムによって透明からマットに変化させる仕組み。ガラスルーフのままで炎天下でもキャビンを薄暗くし乗員の眩しさを軽減できるという賢い装備だ。

02 専用シート
レーシーかつサスティナブルな室内
長い航続距離と力強い走りを両立した新EV!――ポルシェ タイカン GTSシートと内装はこのグレードオリジナル。素材はサスティナブルな“Race-Tex”というマイクロファイバーと高品質な黒レザーの組み合わせ。そこに赤いステッチやGTSロゴを効果的に取り入れている。ホールド性の高いバケットシートはポルシェならでは。

03 コックピット
エンタメアプリで会話も弾みます
長い航続距離と力強い走りを両立した新EV!――ポルシェ タイカン GTSダッシュパネルとセンターコンソール、メータークラスターなど随所に液晶モニターを配置するハイテクなインテリア。ダッシュパネルはセンターのみならず助手席の前まで幅広く使っている。よって、そこからの操作がしやすいので、会話が弾むかも!?

SPECIFICATIONS
ポルシェ タイカン GTS
●全長×全幅×全高:4963×1966×1381㎜
●ホイールベース:2900㎜
●モーター出力:175kW/238PS
●最大出力:380kW/517PS
●最大トルク:850Nm(ローンチコントロール時)
●バッテリー総容量:93.4 kWh
●車両重量:2850kg
●価格:1807万円

※一部画像は海外仕様のため、国内仕様と異なります。

 
Information

●ポルシェコンタクト
TEL:0120-846-911

雑誌『Safari』5月号 P256~257掲載

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文=九島事務所 text : Kushima Office
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