Safari Online

SEARCH

CARS クルマ

2022.05.02


“駆けぬける”楽しさを味わうフル電動自動車!――ビー・エム・ダブリュー i4 M50

電動化が進む自動車業界。〈ビー・エム・ダブリュー〉から登場するニューモデルはクルマ好きも納得な走りと最新性能を持ち合わせた出来栄え。ワクワクしたいならコレだ!


[ビー・エム・ダブリュー i4 M50]
BMW
i4 M50

“駆けぬける”楽しさを 味わうフル電動自動車!――ビー・エム・ダブリュー i4 M50前回もBEV、いわゆるバッテリーだけを使った電気自動車のお話をしたが、今月も同じ。自動車業界のトレンドだからね、毎月のように着目したいモデルが発表されている。

では、今回は〈ビー・エム・ダブリュー〉をお届けしよう。どこよりも早くBEV専用のサブブランド“iシリーズ”を世に送り出したメーカーだ。強力なモーター駆動とカーボンファイバーを多用した軽量ボディで話題をさらったのを記憶している。2013年頃の話だ。

“駆けぬける”楽しさを 味わうフル電動自動車!――ビー・エム・ダブリュー i4 M50そんな〈ビー・エム・ダブリュー〉がBEVに対してこのところ活発で、昨年はiX、iX3を日本で発表した。どちらもSUVである。面白いのは、それと同時にM3やM4といったハイパフォーマンスモデルも市場導入したこと。〈ビー・エム・ダブリュー〉のモータースポーツ部門を担うM社が担当するクルマだ。環境を鑑みたモデルとガソリンエンジンの走りを追求したモデルを両輪で動かしている。先進かつスポーティな同社らしい戦略といっていいだろう。

“駆けぬける”楽しさを 味わうフル電動自動車!――ビー・エム・ダブリュー i4 M50そして今年発表されたのがここで紹介するi4。ご存知4シリーズグランクーペのボディを採用したBEVである。4シリーズグランクーペを使った理由はいろいろある。見た目スポーティでエレガントなこと、運動性能に長けていること、セダンの機能性と快適性を持ち合わせていることなどだ。順当であればアイコンである3シリーズを使うところだが、そこはあえて戦略的にこちらを採用した。確かに、このほうがBEVがより魅力的に見えるだろう。流れるようなフォルムはモーター駆動になっても彼らの掲げる“駆けぬける歓び”が伝わる。

“駆けぬける”楽しさを 味わうフル電動自動車!――ビー・エム・ダブリュー i4 M50i4にはスタンダードモデルとハイパフォーマンスのi4 M50が用意される。注目は後者で、M社が手掛けることで、よりスポーティな走りが手に入れられる。外装パーツはもちろん、アダプティブMサスペンション、Mスポーツブレーキなどを有する。駆動輪はスタンダードモデルはモーターをリアに載せたRWDだが、こちらは前後のタイヤを駆動させるAWDになっている。結果、最高出力は544PSに達する。0-100㎞加速3.9秒と併せ、スーパーカークラスの走りだ。それでいて航続可能距離は最大500㎞超というから驚く。

というのがi4 M50の概要。彼らも近年はSUVのイメージが定着してきたが、このグランクーペのスタイリングは格好いい。やっぱBEVもカタチが大事だ。

ほかにもある!
このクルマの楽しみ方&使い方


i4 M50がスポーティな走りを見せるのは前述したとおり。544PSという数字が表すように“M”として抜かりはない。と同時に、今回彼らはこのクルマのために新装備を加えた。アイコニック・サウンド・エレクトリックである。

これはドライバーにエンジン音に代わる新たなモーターサウンドを聞かせることで、気分を上げてもらおうという技術だ。ドライブモードを“スポーツ”にすると、エモーショナルなモーター音が鳴り響く仕組みである。まさに幼い頃映画で観たような、未来的なサウンドだ。そしてそれを“コンフォート”モードでは控えめにし、“ECO PRO(エコプロ)”モードでは無音にする。高い静粛性はそのまま静寂を楽しんだり、クラシック音楽を奏でるのに有効だろう。まさに大人のための気の利いた装備である。

話は変わるが、このクルマは充電が早いのも売りとなる。150kWの急速充電を使用した場合、たった10分で130㎞以上走行が可能となる。また、10%から80%までも31分ほどで完了してくれるのも嬉しいポイント。

そのチャージは車両に付属されるチャージングカードで行う。全国に展開される公共充電ステーションが利用可能で、最初の12カ月は基本料金が無料という特典までついている。なるほど、ありがたい。BEVの心配はそこだからね。なんとも頼もしいサービスである。

ココにもソソられる!


01 コックピット
かなり未来感のあるレイアウト

“駆けぬける”楽しさを 味わうフル電動自動車!――ビー・エム・ダブリュー i4 M50高級感のあるダッシュボード上部には新たな横長画面のモニターが設置された。メータークラスターとセンターモニターが繋がる視認性の高いレイアウトだ。操作は直接タッチしたり、ステアリング状のスイッチで行う。そうそう声でもOK。

02 専用シート
さじ加減が絶妙なスポーツ&高級感!
“駆けぬける”楽しさを 味わうフル電動自動車!――ビー・エム・ダブリュー i4 M50走りを予感させるスポーティなバケットタイプのレザーシートを採用。カラーバリエーションは6通りで、赤や白など個性的なカラーも選べる。ステッチまで手が込んでいるのがいい。色によってはMスポーツシートとの組み合わせが可能。

03 ホイール
ポイントは足元にブルーの差し色
“駆けぬける”楽しさを 味わうフル電動自動車!――ビー・エム・ダブリュー i4 M50フロント245 / 40 R 19、リア255 / 40 R 19というタイヤサイズを設定。デザインは2種類でともに個性的な雰囲気を持つ。センターキャップに〈ビー・エム・ダブリュー〉のマークを装着するが、そのまわりを青く縁取っているのがBEVらしいポイント。

SPECIFICATIONS
ビー・エム・ダブリュー i4 M50
●全長×全幅×全高:4785×1850×1455㎜
●ホイールベース:2855㎜
●最大出力:400kW/544PS
●最大トルク:795Nm
●リチウムイオン電池容量:210.46Ah
●一充電走行距離:546㎞(WLTCモード)
●車両総重量:2515kg
●乗車定員:5名
●価格:1081万円~

※一部画像は海外仕様のため、国内仕様と異なります。

 
Information

●BMWカスタマー・インタラクション・センター
TEL:0120-269-437

雑誌『Safari』6月号 P234~235掲載

“ドライブは楽し!”の記事をもっと読みたい人はコチラ!

文=九島事務所 text : Kushima Office
〈アメックス〉のスモール・スポンサーシップ・パートナーズも参加!『サファリ・オープン』で特別な1日を体験!
SPONSORED
2025.12.24

〈アメックス〉のスモール・スポンサーシップ・パートナーズも参加!
『サファリ・オープン』で特別な1日を体験!

今年で3回めの開催となった、本誌『サファリ』主催のゴルフイベント『サファリ・オープン 2025』。毎年、様々なコンテンツやアクティビティでも話題となるこのコンペ。今回はさらに斬新なサービスも加わり、熱い盛り上がりを見せていた。そんな大盛況…

TAGS:   Lifestyle
知的なムードが漂う〈トム フォード アイウエア〉の新作!大人の品格を宿すクラシックな1本!
SPONSORED
2025.12.24

知的なムードが漂う〈トム フォード アイウエア〉の新作!
大人の品格を宿すクラシックな1本!

大人のコーディネートは、小物選びで“品格”が決まる。特に顔まわりの印象を左右するアイウエアは、手を抜けない重要パートだ。そこで注目したいのが〈トム フォード アイウエア〉の新作。繊細でクラシカルなフォルムが目元に知性を添え、冬スタイルを格…

TAGS:   Fashion
今、〈エドウイン〉の名作“505”が見逃せない!デニムにこだわるならメイド・イン・ジャパン!
SPONSORED
2025.12.24

今、〈エドウイン〉の名作“505”が見逃せない!
デニムにこだわるならメイド・イン・ジャパン!

タフで男らしい大人のカジュアルに欠かせないデニムは、今、王道の骨太な1本が人気。なかでも2023年に復活し、昨今のトレンドも相まって注目されている〈エドウイン〉の名作“505”が見逃せない。デニム本来の武骨な魅力やヴィンテージ感を気軽に楽…

TAGS:   Fashion Denim
クオリティにこだわった〈センテナ〉の新作アウター!今、着たいのは大人仕様のミリジャケ!
SPONSORED
2025.12.24

クオリティにこだわった〈センテナ〉の新作アウター!
今、着たいのは大人仕様のミリジャケ!

カジュアル好きの男にとって、ミリタリー系のアウターは昔から定番。とはいえ、いい年の大人になるとガチの軍モノは、マニアックすぎて少々着こなしにくいのも事実。ならば、洗練された大人仕様の1着を。〈センテナ〉のミリジャケなら武骨なデザインはその…

TAGS:   Fashion
創業地“小矢部”の名を冠した〈ゴールドウイン〉のプレミアムな1着!大人のスキーウエアは上質感と快適さで選ぶ!
SPONSORED
2025.12.01

創業地“小矢部”の名を冠した〈ゴールドウイン〉のプレミアムな1着!
大人のスキーウエアは上質感と快適さで選ぶ!

1950年にはじまった〈ゴールドウイン〉のヒストリー。その新作スキーウエアコレクションの名前は、創業地にちなんだ“オヤベ”だ。歴史の深みを感じさせ、エイジレスなスタンダードデザインでありながら、機能は最新鋭。素材はもちろん、ひとつひとつの…

TAGS:   Fashion

loading

ページトップへ