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2019.03.28


ニコライ バーグマン フラワーズ & デザイン――ニコライ・バーグマンさん

ニコライ・バーグマン――彼自身が2000年に考案したフラワーボックスに代表されるスタイリッシュなフラワーアートは、“外さない”ギフトの鉄板だ。もちろん『Safari』読者の間でもその認知度は高いだろう。

●今月のビジネスセレブ
ニコライ バーグマン フラワーズ & デザイン
ニコライ・バーグマン[Nicolai Bergmann]


Profile
デンマーク出身のフラワーアーティスト。いまやギフトの定番となったフラワーボックスのほか、ファッションやデザインの分野で世界有数の企業と共同プロジェクトを手掛けるなど、フラワーデザインの世界を広げている。国内外に12店舗のフラワーブティック、3つのカフェ、ジュエリーブランド〈ナチュア& ニコライ バーグマン〉を展開

愛用の一本



ウブロ 
ビッグ・バン ウニコ イタリア インディペンデント
●愛用歴/約2年
●購入時の金額/約350万円 
●購入場所/ウブロブティック銀座

〈ウブロ〉の自社開発、製造のウニコムーブメント搭載。ブラックを基調にしつつもスケルトンダイヤルによってその精緻な機械美がデザインの主役となっている


ココがお気に入り!


「カムフラージュ柄のケースは派手すぎず、バランスが秀逸です。お花と一緒で表だけじゃなくて、裏にもきちんとデザインが施されているというのもいい。細部まで配慮されているところに、シンパシーを感じます」




タグ・ホイヤー[TAG HEUER]
タグ・ホイヤー グランドカレラ RS グランドデイト
GMT〈右〉
長年愛用してきたカレラ。スポーティエレガンスを体現するデザインに、COSC認定ムーブメント キャリバー8 RS搭載という、確たるアイデンティティが宿る名品。残念ながら現在は入手不可能。〈タグ・ホイヤー〉はこのほかにモナコも所有しているという


ウブロ[HUBLOT]
ビッグ・バン ウニコ イタリア インディペンデント〈左〉
〈イタリア インディペンデント〉とのコラボモデル第2弾にあたるこちらは、ハイテク素材・テキサリウムの上に重ねたシルクにプリントされたカムフラージュ柄が非凡な個性を演出する。ごく少数ながらも日本にストックがあるため、今ならまだ入手可能だ





ニコライ・バーグマン――彼自身が2000年に考案したフラワーボックスに代表されるスタイリッシュなフラワーアートは、“外さない”ギフトの鉄板だ。もちろん『Safari』読者の間でもその認知度は高いだろう。

生まれ育ったのは、デンマークのコペンハーゲン。21歳で本格的に来日して以来、日本に根を張り、そしてフラワーアーティストとして大成功を収めた。

そんな彼が現在、最も愛用している腕時計は、カムフラージュ柄のベゼルがなんとも華やかで個性的な〈ウブロ〉のフライバッククロノグラフだ。

「これは約2年前、40歳の誕生日に自分へのプレゼントとして買いました。これくらいの買い物となると――クルマも買えてしまうような価格ですから、やはりなにか自分で理由をつけないと」

今では東京・南青山のフラッグシップストアをはじめ、日本全国、そして韓国・ソウルまで、12もの店舗を展開。間もなくアメリカ・ロサンゼルスにもブティックをオープンさせる。フラワーアーティストとしてはもちろん、ビジネスの才覚にも長けた彼の成功を、この〈ウブロ〉は静謐に物語っている。

「かなり長い間、今日持参したカレラと、後もう1本、奥さんがプレゼントしてくれたモナコと、〈タグ・ホイヤー〉の時計を愛用してきました。そのモナコが、はじめて手にした本格機械式時計です」

フラワーアーティストではあるが、実は〈セイコー〉ルキアなど、時計のデザインを何度か手掛けてきた経験も。

「そのご縁もあって、とてもシックな〈グランドセイコー〉も持っています」 

まだデンマークにいた10代の頃に買ったG-ショックからはじまったバーグマンの時計遍歴。年齢を重ね、努力と挑戦によってランクアップしてきた自らのステイタスと、その時計コレクションは呼応している。だから人生の節目に、頑張った自分へのご褒美として購入した〈ウブロ〉への思いは強いという。

「この時計は、ぱっと見て気に入って、すぐに買ったわけではありません。何年も思いを温めてきました。〈ウブロ〉はみなさんもきっとご存知のように、LVMHグループの傘下に入り飛躍的に成長しましたが、僕はその前からずっと好きだったんですよ。今でこそとてもメジャーなブランドになって盛り上がっているけれど、まだ広く認知されていない頃から目をつけていたんです」

当初はもっと華やかなローズゴールドケースのモデルが気になっていたというバーグマン。しかし購入までには至らず、常に〈ウブロ〉の新作リリースの情報をフォローしてきた。そうしているうちに数年が経過し、とうとうこの運命の1本に出合ったというわけだ。

「惹かれたのはやはりこの個性的なカムフラージュ柄のベゼル。すぐに問い合わせしたのですが、最初に入荷したのはグリーンのモデルで、一回は悩んだのですが、やはりブラックが入荷するまで待つことにしました。時計を何十本も持っていたならグリーンもいいけれど」 

その数カ月後、やっとこのブラックのモデルが日本に上陸してきたとき、躊躇なく購入を決めたという。

「今日もそうですが、仕事では主役はあくまでも花だから、洋服はモノトーンを選ぶことが多いんです。この腕時計ならダークトーンのワードローブにもマッチするし、やはりブラックの入荷を待ってよかったと思いました」

不惑の誕生日を記念した自分へのプレゼント。ほかにもいくつか候補となる時計はあったのだろうか?

「いいえ、ほかの候補はありませんでした。もちろん、魅力的な時計ブランドはいっぱいあるし、たとえば〈ロレックス〉なども素敵な時計だと思いますが、今の自分にはちょっと違うなと感じています」

歴史と伝統を旗印にした老舗ブランドよりも、ニコライ・バーグマンを惹きつけるのは、カーボンファイバーや、新開発した特殊な“素材の妙”によって切り拓いてきた〈ウブロ〉の、新たなラグジュアリーの可能性だったようだ。そして彼自身もまた現状に甘んじることなく、常にアグレッシブに、新しい可能性に挑み続けている。

その挑戦のひとつが、フラワーアーティストとしての経験から生み出したジュエリーブランド〈ナチュア&ニコライ バーグマン〉だろう。

「時計というのはビジネスのシーンでは、話題を広げてくれるきっかけにもなります。そういえば、〈ナチュア &ニコライ バーグマン〉を一緒にやってくれている弊社の副社長とは、この〈ウブロ〉の“ビッグ・バン ウニコ”がきっかけで会話が盛り上がって、意気投合したというエピソードがあります」
 
不惑から人生をともにしはじめたこの〈ウブロ〉は、かけがえのないビジネスパートナーとの縁も紡いだ。

「今はもう、ほかに欲しい腕時計はありません。この〈ウブロ〉とは、きっと長い付き合いになることでしょう」



Company Information
フラワーデザインに留まらずビジネスを展開


日本における外国人フラワーアーティストの先駆けとして、2001年、フラワーブティック〈ニコライ バーグマン フラワーズ & デザイン〉を創設。北欧と和を融合させた作品で人々を魅了している。その一方で、フラワーデザインを生かしたプロダクトデザインも手掛ける。植物をモチーフにしたジュエリーブランド〈ナチュア & ニコライ バーグマン〉は、女性へのプレゼントとしても最適なデイリーで使えるジュエリーからブライダルコレクションまで展開。こちらも好評を博している。

 
Information

雑誌Safari』5月号 P310・311掲載

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