オーストラリア・ロードハウ島のラグジュアリーな拠点、〈カペラロッジ〉!
シドニーの北東約700㎞の南太平洋に浮かぶロードハウ島。大陸から遠く離れたこの島は、周囲に世界最南端のサンゴ礁が広がり、独自の進化を遂げた固有種や絶滅危惧種が多く生息するユネスコ世界遺産。島の長さは11㎞、幅は広いところで約2㎞、狭いところではわずか200m。そこに400人ほどの住民が暮らし、1日に来島できるビジターも400人までに制限。徒歩や自転車圏内ですべてがことたり、めったに見かけない自動車が通りすぎるときは、手をあげて挨拶を送ってくる。そんなロードハウ島のラグジュアリーな拠点となるホテルが、〈カペラロッジ〉。
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- 眺めのよいホテル! vol.20
ロードハウ島のアイコンである双子の山、ゴワー山とリッジバード山を望む、絶好のロケーション。ビーチハウスのような裸足が似合う雰囲気のリゾートに、アイランドスタイルのスイートが9室。ウッド、ガラスなどの天然の建材を使い、白でまとめられたコンテンポラリーなデザインが印象的だ。
こちらはオーストラリア各地の大自然や文化と共存するリゾートブランド〈ベイリー・ロッジ〉の第1号。オーナーのベイリー夫妻がモットーとする“よい食べ物、よいワイン、よいデザイン”を見事に体現。食事もオーストラリアの厳選された食材を使い、丁寧に仕上げた料理がテーブルに。グルメな朝食にサンセットのドリンク&カナッペ、ワインと楽しむディナーなど、飲食が含まれるオールインクルーシブスタイルだ。
アクティビティは自然が舞台。山の縁を行くウォーキングやシュノーケリング、200種以上を目にする野鳥観察など、島の大自然の中に飛び込むものばかり。カラダを動かし、美味しいものを食べ、秀逸なデザインに心満たされる滞在。気づけば自然に笑顔を浮かべている。人にとっても、ここはピースな島なのだ。
特別な旅におすすめしたいロフトスタイルの“リッジバードパビリオン”。ベランダからは圧倒的なパノラマビューが広がる。屋内外のバスタブや温水のプランジプールなど、快適なアイテムも抜かりなし。
島の7割が国立公園や海洋公園などの保護区。貴重な動植物の宝庫で、ケンティアパームをはじめ植物241種、昆虫は1600種以上、鳥類は202種。なかでも繁殖地が世界でこの島を含む2カ所のみのプロビデンスミズナギドリは人懐っこく、屋外で座っていると膝に下りてくることも⁉
亜熱帯の森へ突き出したような、“マカンボ・ロフト”のプランジプール。ポストカードの絵のような双子の山が目の前に。プール脇には快適なデイベッドも。
ガラス窓をめぐらしたレストランでは、食事を楽しみながら、島のシンボルであるゴワー山やリッジバード山を愛でられる。プールや客室からも大迫力の絶景が。
シドニーからロードハウ島へは ハウ島小型機が毎日運航。所要時間は約2時間。ポートマッコリーやニューカッスル、ゴールドコーストからもフライトあり。空港からリゾートへは無料送迎。
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●カペラロッジ[Capella Lodge]
住所:Lagoon Rd., Lord Howe Island NSW 2898, Australia
TEL:+61-2-6563-2008
料金:カペラスイートA$1900~、マカンボロフトA$3400~、リッジバードパビリオンA$4100~など(3食、ドリンク、空港送迎など含む)
URL:https://capellalodge.com.au/
雑誌『Safari』2月号 P204~205掲載
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