街からアウトドアまで楽しめる“eミニベロ”! 〈キャノンデール〉コンパクト ネオ
これまでクロスバイクやロードバイク、グラベルといった本格志向のeバイクを展開してきた〈キャノンデール〉から、満を持してミニベロモデルがお目見え。ストップ&ゴーに強い街乗りとしての性能はもちろん優秀な一方、クルマにのせて自然の中にも手軽に連れて行ける設計なのも、これまでのミニベロとはまた違う強みのようだ。
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- 遊べるeバイク探し! vol.12
MTBに採用してきた“デルタV”をベースにしたフレームは、トップチューブが低いので小柄な人も足着きがよく、強度と剛性の高さも自慢。身長140~185㎝まで対応する。29万円(キャノンデール)
今回、紹介する“コンパクト ネオ”は、〈キャノンデール〉がはじめて手掛けたミニベロeバイク。歴史ある自転車専業メーカーならではの違いを打ち出しながら、かゆいところにもしっかり手が届く一台に仕上がっている。
そのひとつが、アシストユニット。一般的なeバイクは、日本の法令で定められた範囲より抑えめのアシスト比率に設定されることが多いのだが、このアシストユニットはその規制の上限ギリギリまで攻めたプログラムに再設計し、規制内で最大限のパフォーマンスを出せるように調整されているという。そのパワフルさゆえ、住宅街によくある急な登り坂もペダルを強く踏み込む必要なしでラクラクと登れてしまう。また、未舗装道も余裕なので、キャンプ場内を移動する際のモビリティとしても使い勝手がいいのだとか。
さらに秀逸なのが、ハンドルとペダルが畳める設計。クルマにのせる際に邪魔になりがちなハンドルとペダルの幅を抑えられるうえ、集合住宅のエレベーターにも積載可能。もちろん自宅の玄関に置いても邪魔にならない。街で普段使いしやすく、アウトドアにも気軽に連れて行ける新感覚のミニベロとして、以後お見知りおきを。
バッテリーはダウンチューブ内蔵型なので、すっきりとした見た目。
ドライブユニットはリヤハブに内蔵されている。
ハンドルはステムのレバーを開放してから90度回転させると、フレームと平行に固定できる。ペダルも畳むと、写真のようにスリムな状態に。
SPECIFICATIONS
●全長×全幅×全高:1600×740×1050㎜
●重量:約18㎏
●フレーム素材:アルミニウム合金
●ドライブユニット:ハイエナ
●バッテリー容量:250Wh
●充電時間:約3時間30分(0~100%)
●最大走行距離:約32~60㎞(アシストモードによって異なる)
●アシストレベル:3段階
●変速機:8段
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●キャノンデール
TEL:06-6330-1801
雑誌『Safari』5月号 P265掲載
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photo : Toshiyuki Tanaka text : Takumi Endo