気分もカラダも上々にしてくれる! “ちょっとよそゆきの朝ごはん”
冷えこむ日も多くなり、最近では早起きが少し億劫になってきたのでは? ならばモチベーションを見つけようということで、次の休日は早起きし、ヘルシー志向の彼女を誘ってフレンチ風のブランチデートはいかが? ヘルシー&パワーブレックファストで盛り上がること間違いなし!
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- カラダが喜ぶヘルシー料理! 〈プルミエメ〉
〈プルミエメ〉は東京・代々木公園駅すぐ、いわゆる奥渋エリアにある看板のない、本当の隠れ家カフェ。2021年の4月にインスタグラムだけでオープンを告知し、1カ月のプレオープン期間を経て5月にオープンした。現在も情報の公開はSNSとWEBサイトがメインなのにもかかわらず、毎週末は行列ができるほどの賑わいをみせる。
オーナーのすず。さんが「1日の始まりの時間を過ごしてほしい空間と理想とする朝ごはん」を提供する場が〈プルミエメ〉。代表するメニューが“ムイエットプレート”だ。
“ムイエットプレート”1600円。※内容は季節によって変わり、写真はイメージ
盛りだくさんのプレートが運ばれてくると、まずは専用の器具を使ってゆで卵の上にボールを落とし、ヒビを入れて殻をカットすることから朝食がスタートする。
専用の器具を使って卵のカットから楽しめる
半熟のゆで卵は、北海道・十勝産の米を混ぜた餌で育てた鶏の白い卵と、千葉産の黄色い卵の2種。これを専用の器具でそれぞれカット。まずは添えられたスプーンですくって味わい、さらには野菜やデリにつけて堪能する。白い卵はあっさりと瑞々しい味わい、黄色い卵はとろりと濃厚な黄身が特徴。
そして、ムイエットとは細長いパンのこと。ここでは鉄板で焼いた香ばしい食パン、それもあえて耳の部分をスティック状にカットしてある。半熟卵にディップして食べやすいサイズというわけだ。パンは焼いてあるだけなのに不思議とバターの風味を感じる。鉄板でじっくりと焼いているからこその味わいなのだとか。もちろん、卵にディップして食べよう。
季節のデリ・野菜は5種類。12月上旬からは、“紅くるり オーブン焼きローズマリー風味”、“生カリフラワー 自家製ディルマヨソース”、“芽キャベツ オーブン焼き”、“キャロットラペ クミン&マスタード”、“さつまいも カルダモン&バター”というラインナップとなる。味付けは素材の味わいを生かし、最低限で。酸味やスパイスの香りも控えめとなっている。
さらにカリカリに焼かれた原木ベーコン、リトアニア産のデュカスチーズで、動物性たんぱく質もしっかりと補給できる!
一緒にオーダーするなら、今、人気急上昇中の植物性ミルク“オーツミルク”を。こちらはイギリスのMinor Figures社が開発したオーガニックのオーツミルク。寒い日はホットで。砂糖はいっさい使っていないのにほんのり甘く、食事との相性もいい。
“ノンシュガー有機オーツミルク”(アイス、ホット)500円。砂糖、保存料不使用
〈プルミエメ〉はオープンキッチンスタイルだから、カウンター席やテーブル席からは、特注の鉄板でパンを焼き、料理をする姿も見られる。自分たちの朝食が出来上がっていくのを眺めて過ごすのも楽しい。
店内はカウンター席とテーブル席がある
オープンは朝8時。基本的に予約はできないから、いつもよりちょっと早起きして店に向かおう。けれど、個室(有料)を利用するなら予約はOK(公式サイトにて)。
窓に面した1室のみの個室。室料は1時間につき2000円
店の奥にある1室のみのプライベートな空間を予約すれば、まるでパリの路地裏にあるアパルトマンで、彼女とのんびり“ちょっとよそゆきの朝ごはん”を楽しむという、とても豊かな時が過ごせる。
●プルミエメ
住所:東京都渋谷区富ヶ谷1-6-10 代々木公園ビル2F
営業時間:8:00~17:00(16:15LO)
定休日:水曜(祝日の場合は営業、翌日休み)
TEL:なし
URL:https://premiermai.suzu-pr.com/
※サービス料なし。
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