ホテルを代表する2つのダイニングに新シェフが就任!
次のデートはこう誘う!?
若造とはひと味違う“大人ならでは”のデートプランにぴったりなのが一流ホテルのダイニング。ただ、誘う相手や関係性によっては、いきなり一流ホテルのダイニングだと、相手に「敷居が高そう……」と感じられることもある!? いやいや、そこは誘い方次第。シンプルに「ホテルのディナー行かない?」だけでは、ちょっと唐突かも。
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そこでひと工夫。「この前シェフが代わって、どんなスタイルになったのか行ってみたいレストランがあるんだけど……」って感じなら、なんだか自然だし、日常的にホテルを使い慣れている大人の余裕も見せられるでしょ!?
そんな話題性に事欠かないラグジュアリーホテルが日本橋の〈マンダリン オリエンタル 東京〉。今年5月と7月、37階のフレンチファインダイニング“シグネチャー”と最上階38階のイタリアンダイニング“ケシキ”に、相次いで新料理長が就任。
まずシグネチャーの料理長となったのは、オーストラリアでシェフとしてのキャリアをスタートさせたルーク・アームストロング。革新的なコンテンポラリーフレンチというコンセプトはシグネチャーらしいが、メニューを見ると、その中身に大きな変化があることに気づかされる。季節の移ろいを料理に反映させるルークらしく、コースには国内産の上質な素材を多用した皿がずらりと並ぶ。また、牛肉、ジビエ、天然魚を厨房でドライエイジングして、味の奥深さを追求するのもルーク流。モダンフレンチらしいプレゼンテーションと日本の季節の食材が融合した料理は、食通たちを唸らせること間違いなし。5品のランチコースは5900円~、6品のディナーコースは1万5900円~(税・サ抜き)。
世界のミシュランスターレストランで研鑽を積んだルーク・アームストロング
『ミシュランガイド東京』創刊より12年連続1ツ星に輝く“シグネチャー”
一方、ケシキの料理長に就任したダビデ・ディディオは、シグネチャーで副料理長として腕を振るっていた人物。その影響からか、伝統的なイタリア料理のレシピ・経験を大切にしつつ、そこにフレンチらしい繊細なアレンジが効いているのが特徴だ。エミリアロマーニャ州・レッジョの郷土料理エルバッツォーネやカラブリア州名産のンドゥヤサラミ風味のひと皿など、イタリアのローカルを感じさせる料理は、ナポリ出身のシェフらしいこだわり。「シンプルに素材を生かすが、ひと皿の中で食感や味わいは複層的に構成する。決してシンプル過ぎない」とダビデが言うように、絶妙な塩梅が光る。「ラ・スカートラ」4品のランチコースは3600円~、「イル・ジュスト5品」のディナーコースは6200円~(税・サ抜き)。
イタリアのノルチネーリア(生ハムサラミ類専門販売店)の巨匠のもとでキャリアをスタートさせたシェフのダビデ
ホテル最上階に位置し、高層階からの眺望も魅力的な“ケシキ”
●マンダリン オリエンタル 東京
住所:東京都中央区日本橋室町2-1-1
TEL:0120-806-823(レストラン総合予約)
URL:www.mandarinoriental.co.jp/tokyo/
フレンチファインダイニング シグネチャー
営業時間:11:30~14:00(L.O)、18:00~23:00(21:30L.O) 無休
イタリアンダイニング ケシキ
営業時間:6:30~10:30、11:30~17:30、17:30~23:30(22:30L.O) 無休