“日本の食材×フレンチ”が極上の美味しさ!
2020年9月、東京・大手町にオープンした〈フォーシーズンズホテル東京大手町〉。ラウンジ、イタリアン、フレンチ、バーなど魅力的なダイニングが集まる眺めのいい39Fは、早くも話題のスポットに。なかでも、これからのフェスティブシーズンに大切な人と訪れるのにぴったりなのが、コンテンポラリーフレンチレストラン〈エスト〉だ。
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- カラダが喜ぶヘルシー料理! 〈エスト〉
ラグジュアリーでありながら、心からくつろいで過ごせる雰囲気の店内
このコンテンポラリーフレンチレストラン〈エスト〉は、まるで親しい人の自宅に招かれたように心地よく、くつろげる雰囲気。そんなリラックスした空間で味わえるのは、これまでにミシュランの星を獲得した経験のあるシェフのギヨーム・ブラカヴァル氏が手掛ける料理だ。
日本のテロワールに深い敬意を表し、日本の食材や調理技法とフレンチの伝統を融合させた、ここでしか味わえない味。料理は、国内各地の旬の野菜とシーフードがメイン。
ディナーコース“エモーション”は、アペタイザーからスタートする9皿仕立て。メニューには、“マナガツオ 牡蠣”、“カモミール 蜂蜜”のように、主な食材名だけが書かれているので、これから出される料理への期待が自ずと高まってくる。
ディナーコース“エモーション”(2万円)より、魚のメイン“マナガツオ 牡蠣”
マナガツオのムニエルに添えられているのは、旨みだけを引き出したといっても過言ではない牡蠣のソース。そして旬の野菜が彩を添える。この野菜の火入れも絶妙で、本来の旨みや苦みを感じ、食感の違いもまた楽しい。
食材だけでなく、食事に添えられるミネラルウォーターも日本酒の仕込み水など、日本国内から厳選した水をラインナップ。ワインをペアリングするように、その日の料理に合わせて選んでもらうのもいいのでは?
メインの後のチーズの代わりに出されるひと皿は、豆腐がベースになったもの。至極なめらかな味わいは、頭で豆腐と理解していても、なぜか“チーズ”を食べたような気になるから不思議だ。数種類の柑橘類、ハーブと蜂蜜を少量ずつ使い分けて添えることで、濃厚ながらも爽やかな味わいを演出している。
コースより“豆腐チーズ シトラス”
デザートは、ペストリーシェフのミケーレ・アッバ テマルコ氏が生み出す“カモミール 蜂蜜”。
コースより“カモミール 蜂蜜”
それは割って食べるのをためらうほどに美しい姿。日本蜂蜜の濃密さとカモミールの優しさがふわっと香り、そばの実の香ばしさと食感が後押しするひと皿。
繊細なルックスの料理は、運ばれてくるたびにフォトブックをめくるような楽しさもある。十分に満足できるのに、翌朝は、なんだかカラダが軽く感じられるのも不思議だ。それも、バターやクリームなどをなるべく使わずに、極上のフレンチへと昇華させた料理だから。これなら、大切な彼女も大いに気に入ってくれるに違いない。
●エスト
住所:東京都千代田区大手町1-2-1 フォーシーズンズホテル東京大手町39F
TEL:03-6810-0655(レストラン予約)
営業時間:ランチ11:30~15:30(コースは13:30 L.O.)、ディナー18:00~23:00(20:30 L.O.)
無休
※消費税、サービス料15%別。
※メニューの内容は食材の入荷状況や季節によって変わる。
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text : Fukuko Hamada