テイクアウトはどうだった?
最近はテイクアウトで楽しめる味もぐっと増えてきたが、カラダに嬉しい料理となるとなかなか難しい。そんなことを気に掛けていた人に朗報が。麻布十番に本店を構える、中國菜〈老四川 飄香〉がテイクアウトをスタートしたからだ。こちら、化学調味料を一切使用せず、カラダに優しい本場四川の味で知られる名店。気になるテイクアウトメニューは?
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ランチタイムは“麻婆豆腐丼”と“大千鶏塊丼(鶏のピリ辛甘酢炒め)”の2種類。それぞれに薬膳スープがつく。ディナータイムは、料理4品が楽しめる“お弁当”と、予約制で単品もオーダーできるという。
まずは、やはり店を代表するメニューのひとつである“麻婆豆腐”を食べておきたい。
こちらは単品の“麻婆豆腐”1800円(税込み)。“麻婆豆腐丼”1000円(税込み)のテイクアウトはプラスチック容器での提供
口に入れたとたんに鼻孔をくすぐる花椒の華やかな香り、そして、旨さを感じた後に追ってやってくる麻辣の痺れる辛さ。ふんわりとした豆腐の食感もよく、ついもうひと口食べたくなる美味しさだ。白いご飯にもよく合う。
手掛ける井桁良樹シェフは“百の素材があれば百の調理法がある”と表現される四川料理において、500以上のレシピを習得した人物。その料理は化学調味料を使わずに、シェフ自ら現地に赴いて厳選した香辛料や、自家製の発酵調味料を使い、時間と手間をかけて丁寧に作られる。
さらに、ディナータイムのライスと薬膳スープ付きの“お弁当”2500円(税込み)では、飄香油淋鶏(飄香特製ユーリンチィ)、香辣大蝦(天使の海老のスパイシー炒め)、回鍋肉(春キャベツとスナックエンドウのホイコーロ)、紅油水餃(ニラたっぷりのにんにくピリ辛ソース水餃子)の4種の料理のセット。野菜とたんぱく質をバランスよく食べられる内容となっている。
こちらは回鍋肉のイメージ。“お弁当”は、予約に限りランチタイムも持ち帰りが可能。
ランチ、ディナーともに予約ができるので、時間を指定して予約し、受け取りに向かうのがスマートだ。テイクアウトのランチタイムは11:30~14:00、ディナータイムは17:00~20:00。予約受付は10:30~、引き取りは20:00まで。
さらに、ディナータイムは予約制で単品料理(1600円~)のテイクアウトもできる。“麻婆豆腐”のほか、“四川名物 よだれ鶏”や“毛鹿フカヒレ特製スープの醤油煮込み”といった逸品まで楽しめるというわけだ。
“四川名物 よだれ鶏”1800円(税込み)※画像はイメージ
“毛鹿フカヒレ特製スープの醤油煮込み”7000円(税込み)※画像はイメージ
また、テイクアウトに加え通販サイトも開設され、本格四川の味のコースをお取り寄せし、家に居ながらにして味わえるようにもなった。
各料理、2~3人前。毎週金曜日発送、注文受付は5日前まで。冷蔵・クール便配送
内容は、6時間かけて煮込んだ“特製のフカヒレ煮込み”や、“四川名物 よだれ鶏”、黒酢で味わい深く煮込んだスペアリブ、豚肉をベースにタラバガニやヤリイカ、干し貝柱を加えた“海鮮焼売”など、8種の料理からなるコース仕立て。
なお、このセットには、20種類ほどのスパイスを絶妙にブレンドした“よだれ鶏”特製ソースがついてくるのも嬉しい。このソース、茹で鶏はもちろんのこと、豆腐や野菜サラダにかけても美味しい万能ソースだ。
贅沢な内容のコースは自分だけでなく、親しい人たちへのカラダに優しい美味しいギフトとして贈るのにもぴったりだ。
井桁シェフの料理は、紹興酒はもちろんワインにもよく合う。冷えたシャンパンを用意して、美味しいくつろぎのひとときを過ごしてみてはいかがだろう。
●老四川 飄香 麻布十番本店(ラオシセン ピャオシャン アザブジュウバンホンテン)
住所:東京都港区麻布十番1-3-8 FプラザB1
TEL:03-6426-5664
営業時間:ランチ11:30~14:00、ディナー18:00~23:00(LO21:30)
※緊急事態宣言の要請を受け、当面の間ディナータイムは17:00〜20:00(LO19:00)に短縮営業。
※テイクアウトの予約受付は10:30~、引き取りは20:00まで。
定休日:月曜、第1・3火曜
http://www.piao-xiang.jp/
※価格はすべて税込み