モンブラン
いつもと変わらないデートに、ちょっとしたプレゼントを持って行く。実は、彼女にとってこんなに嬉しいことはない。特別な日じゃないからこそ、プチプレゼントがビッグサプライズになるのだ。とはいっても、なにを持って行けばいいのやら。そんな人に知っておいてもらいたいのが、〈帝国ホテル 東京〉“ガルガンチュワ”。ホテルの伝統の味を継承したスイーツは女性たちに大人気。特にこの時季なら、和栗をたっぷり使っているとっても贅沢なモンブランは喜ばれるはず。
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“帝国ホテルの味をご家庭で”をコンセプトに1971年オープンしたホテルショップ“ガルガンチュワ”では、シェフの熟練技によるケーキ、パン、惣菜などが豊富に取り揃えられている。自分へのご褒美から手土産まで様々なアイテムが人気を博しているのだけど、今ならずばり“モンブラン”。
和栗のペーストは、栗きんとんを思わせるほどの栗の味わいがとっても濃厚。しっとりとした口当たりで、実にまろやかなのだ。収穫された栗を厳しい検品で選別し、蒸し器にかける。やわらかくなったところで、人の手で中身を丁寧にくり抜いてから網でこす。
手間暇かかった和栗のペーストがぎっしり
“モンブラン”の中には、手間暇かけて作られた和栗のペーストがぎっしりと挟まれており、思う存分に栗を堪能できるスイーツに仕上がっている。ちなみに、底の生地は、ペーストとのバランスを考えたキメ細かいジェノワーズ生地。ふんわ~りとした食感を紡ぎ出している。
本館1F“ランデブーラウンジ”では2019年9月1日から11月30日にかけて、この“モンブラン”が“和栗のモンブランと和紅茶のセット”(2500円、税込・サ別)として提供されているので、覚えておきたいところ。和栗と和紅茶の相性は抜群にいいので、是非とも試してみたい。
ちなみに、“ガルガンチュワ”という店名は、16世紀フランスを代表する物語作家フランソワ・ラブレーの小説に登場する美食家で大食漢の王様の名前に由来している。彼女にさりげなくそんな話をしてみたら、“美味しいモンブランだけじゃなくて、文学まで知っているのね”なんて、株が上がるかも!?
●〈帝国ホテル 東京〉ガルガンチュワ
住所:東京都千代田区内幸町1-1-1 帝国ホテル 東京 本館 1F
営業時間:8:00~20:00
※“モンブラン”の提供期間は通年で、ケーキの提供は10:00~
TEL:03-3539-8086
URL:https://www.imperialhotel.co.jp/j/tokyo/hotelshop/
1976年台湾生まれ、後に日本国籍。ブッフェ、フレンチ、鉄板焼、ホテルグルメ、スイーツをこよなく愛する。テレビ東京「TVチャンピオン」で2002年と2007年に優勝。テレビや雑誌で活躍し、料理コンクール審査員、講演、プロデュースも多数。2017年8月「一般社団法人 日本ブッフェ協会」設立、代表理事就任。