ダブル熟成 阿蘇のあか牛のロース
いざというときのデートは、キレイな夜景がテッパン。今も昔も、景色に気分が高揚する女性は多いはず。ロマンチックな気分になれば、自然と2人の距離も近づくわけで。そんな景色ももちろんだが、実は、美味しいお肉にだって女性はココロを奪われる。で、前回に引き続き、熟成肉の美味しいレストランを紹介。コチラは東京湾が一望できる絶景も自慢。だから、ここぞってときのデートに是非おすすめしたい。
〈ホテル インターコンチネンタル 東京ベイ〉6Fにある“レインボーブリッジビューダイニング&シャンパンバー マンハッタン”は、東京スカイツリーや東京タワーといったランドマーク、さらには台場へと架かるレインボーブリッジを臨むことができる。ダイニングエリアではニューヨークグリル・フレンチのコーススタイル。そして、テラスエリアではシャンパンバーを楽しめる。目的に合わせて使い分けられるので利用価値が非常に高いレストランだ。
料理長の井上泰佑は、旬の素材の味が生きるきめ細やかな調理を心がけている。特に繊細さが必要とされる食材への火入れは彼の得意とする作業だ。シグネチャーメニューが熟成肉であることからもわかるように、仕こみの段階から出来上がりを計算をして料理を生み出している。
“ダブル熟成”はココだけのこだわり!
熟成肉の中でも極めつけが、希少な和牛の1つである褐毛和種を使った“ダブル熟成 阿蘇のあか牛のロース”。付け合わせは選ぶことができる。オーソドックスな“季節のアレンジで”(90g 7000円、180g 1万3000円)に加えて、贅沢な“フォアグラ添え”(90g 9000円、180g 1万7000円)もあり、選べる自由度の高さも嬉しいところ。
熊本県の“阿蘇のあか牛”は、赤身と脂のバランスが素晴らしい。阿蘇の大草原で伸び伸びとストレスなく、綺麗な空気と水で飼育されているからだ。黒毛和種に比べると脂が少なく、赤身とのバランスが上質な味わいとなっている。
“ダブル熟成”は〈ホテル インターコンチネンタル 東京ベイ〉ならではのこだわり。最初に専用の熟成庫で大きさに応じて乾燥熟成“ドライエイジング”させた後に、氷温協会認定の氷温庫でさらに氷温熟成“ウェットエイジング”をさせるという手間の掛けよう。この2つの工程を経たドライ+ウェット熟成法が“ダブル熟成”と方法だ。お肉は軽やかながらジュワッとジューシー。そして旨味と香りが複雑に絡み合って、力強いインパクトを残してくれる!
女性が喜びそうなオーシャンビューの絶景を見ながら、手間ひまかけて仕上げられたダブル熟成の褐毛和種が食べられる。もう、それを聞くだけで彼女のウルっとした顔がよぎり、早速予約する気になったんじゃない?
●〈ホテル インターコンチネンタル 東京ベイ〉レインボーブリッジビューダイニング&シャンパンバー マンハッタン
住所:東京都港区海岸1-16-2 ホテル インターコンチネンタル 東京ベイ 6F
営業時間:ダイニングエリア 17:30~22:00(L.O. 21:00)
シャンパンバーエリア 17:30~22:30(L.O. 22:00)
※シャンパンバーエリアの冬季営業 2018年12月1日(土)〜2019年3月14日(木) 17:30~22:00(L.O. 21:00)
TEL:03-5404-3921(受付時間:平日 9:30~18:00)
URL:https://www.interconti-tokyo.com/restaurant/manhattan/
1976年台湾生まれ、後に日本国籍。ブッフェ、フレンチ、鉄板焼、ホテルグルメ、スイーツをこよなく愛する。テレビ東京「TVチャンピオン」で2002年と2007年に優勝。テレビや雑誌で活躍し、料理コンクール審査員、講演、プロデュースも多数。2017年8月「一般社団法人 日本ブッフェ協会」設立、代表理事就任。