ジャーマンアップルパンケーキ メープルシロップ、バターとともに
パンケーキが好きという彼女だと、ちょっとやそっとのものじゃあ、あまり驚きがないかと。で、今回紹介する〈ザ・キャピトルホテル 東急〉“オリガミ”パンケーキに注目。きっと彼女もこんなパンケーキは食べたことがないんじゃない? 一風変わった見た目はきっと新鮮なはず!
今回ご紹介するのは伝統の名物メニューが目白押しの“オリガミ”。“排骨拉麺 (パーコー麺)”や“インドネシア風フライドライス”、カレーライスやピラフなど、代々継承されてきたメニューがあり、時間帯を気にせず終日オーダーできる。
そして、数ある伝統メニューの中でも、ここでしか食べられないのが、“ジャーマンアップルパンケーキ メープルシロップ、バターとともに”(1300円、税・サ込)だ。
一度見たら忘れられない見た目!
一度見たら忘れられないユニークな形は、フライパンの縁まで生地をまわし、オーブンに入れてこんがり焦げ目がつくまで焼き上げて作られている。 メープルシロップとバターは別に添えられるので、自分の好みで加減して加えるといい。
生地は最初に強力粉、全卵、砂糖を混ぜ合わせ、100回ほど叩くように練っているので、仕上がりは薄いものの、心地よい弾力があって癖になる食感。ミルクも豊かに加えられているので、優しい甘い味わいが口中に広がっていく。
リンゴの小気味よい食感ともっちり生地
リンゴはオーダーが入ってから澄ましバターでソテーしているので、シャキシャキ感があり、バターの香りもふんだんに漂う。リンゴのソテーだけでも立派なデザートとして完成されているといっても過言ではない。もちろん、リンゴの小気味よい食感と、生地のもっちりとした食感のコントラストも最高だ。
実はこの“ジャーマンアップルパンケーキ メープルシロップ、バターとともに”は、当時総料理長を務めていたオーストリア人のカール・ホーマンが、祖母の家庭料理をイメージして創ったパンケーキだ。祖母の故郷がドイツであることから、このネーミングになったといわれている。
“オリガミ”はオールデイダイニングとラウンジのエリアに分けられているが、どちらでも食べられるので、気分によって使い分けるといい。古くからのジャーマンパンケーキ通の中には、バニラアイスクリームを別途オーダーし、アツア~ツとひんや~りのコントラストを楽しむゲストもいるという。さりげなくバニラアイスクリームを注文すれば、彼女にグルメな男として認めてもらえるかも!?
●ザ・キャピトルホテル 東急 ORIGAMI
住所:東京都千代田区永田町2-10-3 ザ・キャピトルホテル 東急 3F
営業時間:オールデイダイニング 6:30~24:00(L.O. 23:30)/ラウンジ 10:00~22:00(L.O. 21:30)
※“ジャーマンアップルパンケーキ メープルシロップ、バターとともに”の提供時間はオールデイダイニング 11:00~24:00(L.O. 23:30)/ラウンジ 11:00~22:00(L.O. 21:30)
TEL:03-3503-0872
URL:https://www.tokyuhotels.co.jp/capitol-h/restaurant/index.html
1976年台湾生まれ、後に日本国籍。ブッフェ、フレンチ、鉄板焼、ホテルグルメ、スイーツをこよなく愛する。テレビ東京「TVチャンピオン」で2002年と2007年に優勝。テレビや雑誌で活躍し、料理コンクール審査員、講演、プロデュースも多数。
2017年8月「一般社団法人 日本ブッフェ協会」設立、代表理事就任。