ブルーは、爽やかだし清潔感がある。だから、1年を通じて大人カジュアルにはなくてはならないマストカラー。でも、やっぱり暑くなってくるこれからの季節が一番似合うし、効果が高い。なので、思いっきりブルーを着こなしちゃってください!
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簡単に春っぽくなる!
そろそろファッションも春仕様に。そんな気分にぴったりなのが、“カラーパンツ”。あざやかなカラーリングのパンツは難しいと思うかもしれないけれど、たとえばこんな水色であればデニム感覚でOKだし、穿き替えるだけでいっきに春めいてくる。では、早速カラーパンツの着こなしを見ていこう。今回使ったカラーパンツは、〈リーバイス ビンテージ クロージング〉のこんな淡~いブルーパンツ。これは、1964年に誕生した“ステイ・プレスト”を復刻させたモデル。耐久性のある素材に半永久的のセンタープレスが入った、カジュアルと上品さが相まったデザインで、大人のサーフスタイルにはもってこい。さらにデニムより軽い素材感で軽快さもある。これを主役にするなら、トップはホワイトで統一。ジャケットはナイロン素材にして軽さとスポーティ感をプラスするとより春っぽさが出る。で、インナーは開襟シャツにしてサーファーらしいヌケ感を意識してみた。肩に掛けたニットパーカと、スニーカーの柄で遊び心を効かせれば、軽やかな色合いのサーファー着こなしの完成! いつもなら、デニムを合わせていたところをカラーパンツにするだけで、かなり違う印象になったでしょ? 着こなすのが難しいというイメージがあるかもしれないけど、パンツの色みを主役にして引き算をすれば難なく着こなせるので、是非この春はトライしてみて!
ナイロンジャケット10万3400円(ストーンアイランド)、シャツ1万4300円(ピルグリム サーフ+サプライ)、パンツ2万4200円(リーバイス ビンテージ クロージング/リーバイ・ストラウス ジャパン)、肩に乗せたカシミヤニットパーカ31万9000円(ルシアン ペラフィネ/ルシアン ペラフィネ 東京ミッドタウン店)、モバイルストラップ8250円(エクステンデッド フォトグラフィック マテリアル/スモーキーサンデー)、チェッカースニーカー8800円(ヴァンズ ヴォルト/ブルーウッド バイ ハンドイントゥリー PR)
真面目っぽさ回避!
気温が上がってくると、厚手のアウターに代わって欲しくなるのがサラッと羽織れて、今から初夏まで長~く使えるアウター。で、今季是非トライしてほしいのが、カーディガン。コレって、今までだと、たとえばジャケットのインに着たりすることが多かったはず。でも、ここ最近はアウターのように使えるゆったりシルエットタイプが多く登場しているのだ。しかも、素材がコットンニットとくれば、初夏まで使える。今回は、そんなカーディガンを使った着こなしを紹介。まず、主役のカーディガンはこんな感じ。シルエットもオーバーサイズ気味なので、インナーに厚手のものを仕込むことも可能。もちろんベーシックなカラーもいいけど、春なんだからこんな個性的な柄モノはいかが? 難しそうに思えるが、着こなしがぐっと華やかになって、合わせるアイテムがシンプルでもサマになる。逆に、あまりにベーシックなものだと、アイテムの特性上、やや真面目すぎに見えるので要注意。今回はシンプルにTシャツとブルーデニムを合わせてみたけど、Tシャツの首まわりがさりげなくダメージ加工されていたり、デニムの裾がカットオフだったりと細かなところでラフさをプラス。もっと暖かくなってきたら、インナーをタンクトップにしたり、ショーツと合わせたりと初夏まで使えそうでしょ。是非、お気に入りの1枚を探してみて!
コットンカーディガン3万800円(ペンドルトン×モンキータイム/モンキータイム ビューティ&ユース ユナイテッドアローズ 原宿店)、ダメージTシャツ3万800円(アクネ ストゥディオズ/アクネ ストゥディオズ アオヤマ)、カットオフデニムパンツ参考価格5万600円(セカンド レイヤー/ライトワールドコープ)、手に持ったデニムシャツ9350円(リーバイス/リーバイ・ストラウス ジャパン)、サングラス6万500円(オリバーピープルズ/ルックスオティカジャパン カスタマーサービス)、スリップオンスニーカー1万4300円(コンバース/コンバースインフォメーションセンター)
柄オン柄も大丈夫!
王道のチェックシャツにデニムパンツなんて合わせは、昔から好きだし馴染みがある。といっても、これではちょっと大人感が足りない……。そう思って、アメカジを断念している人もいるかも。でも大丈夫! これにあるものをプラスすれば、ガラリと印象が変わるから。それが、カーディガン。実はこれも今季熱い視線が送られているアイテム。なかでも、おすすめなのが肉厚のゆったりとしたシルエットで、アウター替わりに使えるモノ。そこで、今回はカーディガンをバッチリアメカジな着こなしに落としこんでみた。基本は、ご覧のとおり王道の“チェックシャツ”と“デニム”。で、カーディガンは、こんなミックスニットのものをチョイスすると、上品な印象の強いカーディガンもこなれた雰囲気に仕上がるから、アメカジとも合う。しかも、無地より存在感があるのもいいところ。ただ、存在感のあるもの同士を重ねたときのチグハグ感を避けるため、色味のトーンを揃えるっていうのがポイント。デニムも同じく薄青に。インナーは爽やかさを後押しする白Tで。ほら、ちゃんとアメカジな着こなしなのに、大人感もあるでしょ? 考えてみたら、このコーデ、チェックシャツに白T、デニムというアメカジの王道に、カーディガンを羽織っているだけ。かなり簡単。色のトーンを統一することだけ気をつけておけば難なく着こなせますよ!
カーディガン5万5000円(トゥモローランド トリコ/トゥモローランド)、チェックシャツ1万6500円(ピルグリム サーフ+サプライ)、Tシャツ1万1000円(スコッチ アンド ソーダ/コロネット)、カットオフデニムパンツ2万9700円(アッパーハイツ/ゲストリスト)、サングラス6万500円(オリバーピープルズ/ルックスオティカジャパン カスタマーサービス)、スニーカー2万900円(ディーゼル/ディーゼル ジャパン)
男らしくも軽やかな見た目!
うららかな日が増えてくると、服装も身軽にしたいもの。ちょっと重厚感のあるアウターを脱いで、春らしいアウターに着替えるのもひとつの手ですよね。そんな季節の移り変わりのタイミングにちょうどよく羽織ることができるのが、レザー“じゃない”ライダースジャケットだ。もともとバイク乗りのための服だっただけに、風をとおさないレザー素材が基本だったけれど、最近ではライダースを羽織るシーンの幅も広がっているということで、その素材使いも多様化。たとえばこの〈フォロー〉のシングルライダースの素材はデニム。たくましい印象は保ちつつ、レザーよりも断然軽やかな見た目で羽織ることができる。今回はパンツもデニム素材と、”デニム・オン・デニム”のスタイルだけれど、形がシングルライダースなのでコテコテのアメカジ感も出ない、というのもいいところ。さらにインナーを青系のボーダーニットにすることで、爽やかな春スタイルを印象づけることができる。これなら硬派な感じもありつつ、季節感もばっちりの装いに。なにかと使える異素材ライダース、春のワードローブに足してみるの、アリじゃない?
デニムライダース7万1500円(フォロー/ビームス 六本木ヒルズ)、ボーダーニット2万8600円(スリードッツ/スリードッツ青山店)、デニムパンツ4万7300円(エージー/コロネット)、サングラス3万9600円(モスコット/モスコット トウキョウ)、手に持ったニット19万5800円(ルシアン ペラフィネ/ルシアン ペラフィネ 東京ミッドタウン店)、スニーカー2万4200円(ヨーク/ヘムトPR)
●ストーンアイランド
TEL:03-5860-8360
●スモーキーサンデー
TEL:03-6416-9922
●ピルグリム サーフ+サプライ
TEL:03-5459-1690
●ブルーウッド バイ ハンドイントゥリー PR
TEL:03-3796-0996
●リーバイ・ストラウス ジャパン
TEL:0120-099-501
●ルシアン ペラフィネ 東京ミッドタウン店
TEL:03-5647-8333
●アクネ ストゥディオズ アオヤマ
TEL:03-6418-9923
●コンバースインフォメーションセンター
TEL:0120-819-217
●モンキータイム ビューティ&ユース ユナイテッドアローズ 原宿店
TEL:03-5464-2773
●ライトワールドコープ
TEL:03-6876-1098
●ルックスオティカジャパン カスタマーサービス
TEL:0120-990-307
●ゲストリスト
TEL:03-6869-6670
●コロネット
TEL:03-5216-6518
●ディーゼル ジャパン
TEL:0120-55-1978
●トゥモローランド
TEL:0120-983-522
●ピルグリム サーフ+サプライ
TEL:03-5459-1690
●スリードッツ青山店
TEL:03-6805-1704
●ビームス 六本木ヒルズ
TEL:03-5775-1623
●ヘムトPR
TEL:03-6721-0882
●モスコット トウキョウ
TEL:03-6434-1070
photo : Tomoo Syoju (BOIL) styling : Takeshi Yanagawa、Takumi Tagawa(remix)
※価格は例外を除きすべて税抜き価格です