〈コンバース〉時代の変化に対応し、年齢に合うスニーカーを履くのが大人!?
いつの時代も色褪せない魅力を放つ名作スニーカーも、実は時代と並走しながらアップデイトを重ねている。それは、“オールスター”も然り。オリジナルもいいけど、ぐっと大人顔になった新作も、映える年代は履かなきゃ損かも!?
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CONVERSE
スニーカーの進化は、日進月歩。目新しいニュースとしては、アメリカのスタートアップ企業が、歩行スピードが最大で2.5倍も速くなるAI搭載のスニーカーを発表し、話題を集めている。
この靴は、ユーザーの歩き方をAIが学習し、そのデータに基づいて動くモーターで歩行をアシストしてくれるのが特徴。ロボット工学の専門家やスニーカーデザイナーといったその道のプロが集結し、投資家から資金を調達して開発した本格派のプロダクトで、一回のフル充電で約10㎞のアシスト歩行が可能。つまずいたり、転んだりしないよう配慮した設計で、下り坂ではスピードを制御するなど安全面も問題ないらしい。日本円換算で一足あたり約18万円と高額なので履く人は限られるが、徒歩通勤や通学を楽しく楽ちんにしてくれる画期的なスニーカーとして話題沸騰中なのだとか。
まあ、AI搭載のアシスト機能付きスニーカーというのは先走りすぎだとしても、慣れ親しんでいるスニーカーを年齢や時代にふさわしい一足にアップデイトするのは、是非やってみたいことだと思いません⁉ で、うってつけなのが、〈コンバース〉にお目見えしたこの新作。その名も、“オールスター クップ リモンタエコニール OX”。
ベースになっている“オールスター クップ”は、不朽の名作“オールスター”のフォルムはそのままに、上質なレザーアッパーとワントーン基調の配色で都会的な印象に仕上げたモデル。本作では、そのアッパーを環境に配慮した製法で知られるエコーレザー社のレザーに変更し、さらにリモンタ社の再生ナイロン素材“エコニール”で切り替えを施している。ドレスシューズを思わせる上品顔で、なおかつサステナブル意識の高い一足というわけ。いつもの定番から一歩踏み出して、大人の階段をまた一歩登った“オールスター”、履いてみては⁉
オリジナルの“オールスター”のハト目は金具だが、これはそれを省き、小さめのホールに細身の靴紐を通し、ドレス感が際立つデザインに仕上げた。ヒールラベルもプリントではなく、同色の型押しですっきり見えするスタイリッシュなスタイルに。1万6500円(コンバース /コンバースインフォメーションセンター)
●コンバースインフォメーションセンター
TEL:0120-819-217
雑誌『Safari』5月号 P281掲載
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photo : Mika Miyamoto text : Takumi Endo