
クルーズという旅のスタイルが、いま静かに、しかし確実に進化している。その最前線に立ちそうなのが、ノルウェージャンクルーズライン(以下NCL)が発表した同社史上最大の新造船『ノルウェージャン オーラ』。2027年5月下旬に地中海でデビューし、同年6月からは母港となるマイアミ発着で7泊のカリブ海クルーズを展開する。全長約345m、総トン数16万8000トンという圧倒的スケールを誇りながら、その本質は“大きさ”ではなく、過ごし方の自由度にありそうだ。
18デッキから21デッキにまたがる広大なオーシャン ハイツ
『ノルウェージャン オーラ』は、『ノルウェージャン アクア』や『ノルウェージャン ルナ』と比べて約10%の大型化を果たし、世代を超えて楽しめる体験を徹底的に再構築した一隻になるという。その船の中心に据えられたのが、オープンエア型アクティビティ複合施設オーシャン ハイツだ。昼は陽光と海風を感じながらアクティブに、夜はライティングとLED演出による幻想的な空間へと表情を変えるこのエリアは、まさに“船の鼓動”。対戦型ウォータースライダーやロープコース、アドベンチャー要素を詰め込みながらも、どこか洗練された余白を感じさせるのはNCLならではだ。
一方で、喧騒から距離を置きたい大人に用意されているのが、大人専用エリアのバイブ ビーチ クラブ。『ノルウェージャン アクア』や『ノルウェージャン ルナ』と比べて15%の拡張を実現。座席数を増やし、インフィニティホットタブや長居を誘う滞在型スペース、そして水の流れが心を解きほぐす滝の演出を新たに備える。サンラウンジャーやデイベッド、バーを心地よく配した空間は、洋上で過ごす大人のためのリラクゼーションをより充実したものへと導いてくれるだろう。

ザ・ヘブン デュプレックス 3ベッドルーム・スイート
『ノルウェージャン オーラ』は、一人部屋のスタジオからスイートまで全1976室の客室を備え、そのうち159室が専用カードキーエリアのザ・ヘブン by ノルウェージャンとなっている。イタリア人デザイナー、ピエロ・リッソーニが設計を手がけたスイートは、静謐でミニマル、それでいて確かなラグジュアリーを感じさせる設え。
パノラマインフィニティプール、専用レストラン、24時間対応のバトラーサービス──。そこにあるのは、スケジュールに縛られない“自分のための時間”だ。誰にも邪魔されず、海を眺めながらグラスを傾ける。その瞬間こそが、この船の真価と言えるだろう。
『ノルウェージャン オーラ』は、2027年5月21日にイタリア・トリエステ発、スペイン・バルセロナ着の7泊地中海クルーズを運航。マルタのバレッタ、イタリアのサレルノおよびローマ(チビタベッキア)に寄港する。大西洋横断航海の後、マイアミ発着のカリブ海クルーズを開始。2027年6月から10月にかけて、プエルトプラタ(ドミニカ共和国)、セント・トーマス(米領ヴァージン諸島)、トルトラ(英領ヴァージン諸島)、およびバハマの最新強化型プライベートアイランド『グレート スターラップ ケイ』に寄港する 7 泊の東カリブ海クルーズを運航。2027年冬から2028年にかけては、ホンジュラスのロアタン島(イサラス・デ・ラ・バイア)、メキシコのコスタ・マヤとコスメル、ベリーズ沖にあるNCLのリゾート型プライベートデスティネーション『ハーベスト ケイ』に寄港する7 泊の西カリブ海クルーズを運航するという。
ドレスコードも、決められたディナータイムもない。必要なのは、旅を楽しむ感性だけ。『ノルウェージャン オーラ』は、大人が自然体で楽しめる贅沢を提示してくれるに違いない。
⚫︎ノルウェージャンクルーズライン
TEL:0066-33-814567(日本語対応)
URL:www.ncl.com


































































