パーツを組み合わせて自由にアレンジ!
スター・ウォーズのレゴ part2
子供の頃、誰もが夢中で遊んだレゴ。スター・ウォーズのキットも多数登場しているが、ブロックやパーツで自分なりのビークルを作ることもできる。そんなレゴだからこそ味わえる、銀河の世界について、コレクターの土橋伸一郎さんに話を聞いてみた。全2回のうち、第2回。
自分の手で形にすることで広がるスター・ウォーズの世界!
宇宙船やUFOなど、自由に形を生み出せるレゴが好きで、幼少期から遊んでいたという土橋伸一郎さん。スター・ウォーズとの出会いは小学4年生。『スター・ウォーズ/ファントム・メナス(エピソード1)』の公開時に映画館へ足を運び、「面白い、すごい!」と心を掴まれ、その流れからレゴのスター・ウォーズシリーズも集めはじめた。本格的にのめり込んだのは『スター・ウォーズ/クローンの攻撃(エピソード2)』が公開された中学2年生の頃だ。「ちょうど〝中二病〞の時期で(笑)。スター・ウォーズって、世界観どころか、宇宙の文化そのものを作っているじゃないですか。その深みにすっかりハマってしまいました。僕の感覚では映画やドラマというより神話に近く、ほかの映画と比べると、別格ですね」。一時は手に取らない時期もあったが、大人になってからレゴの魅力に改めて気づき、熱中するように。キット製品はもちろんのこと、パーツを組み合わせて独自のビークルやジオラマを作り上げる。「塗装などの工程の多いプラモデルと違って、レゴはタイムラグなくイメージをそのまま出力できるところがいいですね。自分のこだわりは、公式で販売されているパーツのみを使うこと。色や形状の合うパーツを見つけて形にしていくのが醍醐味」。ちなみに、作るのが好きなのはビークルのデザインなのだそう。「プリクエル・トリロジーと呼ばれるエピソード1〜3のデザインが秀逸。曲線がありつつ、ダメージ表現もある唯一無二のデザインばかりで格好いい」 レゴは細部の構造まで作り込む楽しさがあり、出来上がったときの満足感は大きい。ただし、レゴの世界に完成はない。「やろうと思えば、いつまでも手を加えられる。そこもまた魅力なんですよ」
ムスタファーの戦いが小さな世界によみがえる!
赤やオレンジの小さなパーツを組み立てずに、そのままじゃらじゃらと流し込んで溶岩を表現。「師弟関係で戦うという悲しい場面ですが、一番好きなシーン。オビ=ワンとアナキン、それぞれのミニフィグの表情にもこだわりました」
モザイクアートには、役者本人のサインも!
右:ドラマ『スター・ウォーズ:アコライト』に登場するカイミールのモザイクアート。スター・ウォーズ セレブレーションで、演じているマニー・ジャシントからサインをもらった 左:ダース・ベイダーのモザイクアートはキット製品
手に汗握る最新映画の名場面!
『スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー』でAT-RTに乗り、雪に覆われた崖を一気に駆け降りる場面を再現。今にも滑り落ちそうな雪も見事に表現している。「背景は資料をあまり見ず、イメージで形に」
今にも動き出しそうなランコアの躍動感!
ドラマ『ボバ・フェット』の最終回で大暴れするランコアにまたがったボバと、それに対峙する賞金稼ぎキャド・ベインのジオラマ。火炎放射器を放って戦う様子もパーツをうまく使って再現している
迫力のバトルシーンをオリジナルで再現!
爆破に遭って吹き飛ばされているトルーパーの表現が秀逸。「AT-STを自立させるのには苦労しました。映画にはないシーンですが、原作をもとに、不自然には見えないような場面を再構築して作っています」
マンダロリアンの世界をギュッと凝縮!
マンダロリアンのN1スターファイターは、製品キットもあるが、よりシャープな印象にしたいとオリジナルで作製。土台は惑星タトゥイーンをイメージ。脇には修理ドロイドも
※『Safari』11月号196-197ページ掲載
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