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2021.10.03


ロサンゼルス ×『YESデー〜ダメって言っちゃダメな日〜』

旅行は“家族で”というパターンも結構あるはず。でも子供たちと親の世代では旅行先での楽しみ方も大きく違う。そんな悩みを解消してくれそうなのが『YESデー~ダメって言っちゃダメな日~』。LA周辺で、家族全員が心からハッピーになれる場所を主人公一家と巡ろう!

LAで親子が本気で遊ぶ1日!
『YESデー〜ダメって言っちゃダメな日〜』(2021年/アメリカ映画)


【映画を巡る旅に出よう!】ロサンゼルス ×『YESデー〜ダメって言っちゃダメな日〜』

親子で楽しめる施設も豊富
ロサンゼルス(カリフォルニア州/アメリカ)


【映画を巡る旅に出よう!】ロサンゼルス ×『YESデー〜ダメって言っちゃダメな日〜』

【映画を巡る旅に出よう!】ロサンゼルス ×『YESデー〜ダメって言っちゃダメな日〜』● 原題:Yes Day
● 監督:ミゲル・アルテタ
● 出演:ジェニファー・ガーナー、エドガー・ラミレス、ジェナ・オルテガ、ジュリアン・ラーナー

Story
3人の子供の行動に対し、何かと“NO(ダメ)”と注意することが多かった母アリソン・トレスだが、長女と長男が宿題で、母が横暴で独裁者だと表現したことにショックを受ける。進路指導の教師から、24時間、NOと言ってはいけない“YESデー”を設けるべきとアドバイスを受け、トレス一家は子供たちがやりたい5つのことを実行する。

心温まる家族コメディ
本作は2009年に発行された児童向け小説の映画化なので、子供たちの目線やセリフがうまく描かれているのが特徴。子供と一緒に楽しめるファミリー映画ながら、『ホーム・アローン』や『スパイキッズ』、『ナイト ミュージアム』のように、最後には家族の絆で大人の心もホッコリさせてしまう!

登場人物【映画を巡る旅に出よう!】ロサンゼルス ×『YESデー〜ダメって言っちゃダメな日〜』右:独裁者と言われた母
アリソン(ジェニファー・ガーナー)
かつては前向きで、何事にも“YES”とチャレンジしていたが、結婚し、子育てを続けるうちに“NO”ばかり言うようになった。YESデーを実行することで、自分も自由な行動を楽しんでいく。

左:しつけは妻任せ
カルロス(エドガー・ラミレス)
明るく積極的なタイプのアリソンが大好きになって結婚。子供たちから嫌われたくないのか、彼らの要望は、すべてアリソンに判断を任せている。最新テクノロジー会社などの弁護士をしている。

旅行での予定を立てるときに、気になるのが天気。屋外で楽しむ場所へ行く際には、雨は避けたいが、旅行中の大半が天気が悪いという不運もある。その心配が要らないのが、ロサンゼルスだ。

寒暖差はあるにしても、大雨が降る日は年に数えるほど。LA旅行でアウトドアを楽しむ場合、ほぼこちらの都合で決めることが可能なのだ。テーマパークも家族みんなで青空の下で楽しめるのがLAの魅力。ディズニーランド、ユニバーサル・スタジオといったパークが日本では一般的に有名だが、それ以外のLA周辺の人気遊園地やパークを紹介してくれるのが、この『YESデー~ダメって言っちゃダメな日~』だ。

ジェットコースターなどの絶叫系アトラクションは世界でも屈指の人気を誇る“シックス・フラッグス・マジック・マウンテン”、ゴルフやキャンプ、各種スポーツには最適な“ハハモングナ・ウォーターシェド・パーク”。『YESデー』はこれらのスポットを巡るドラマなので、家族でどう楽しむかを教えてくれる。基本的に子供たちのやりたいことを親が叶えるストーリーなのだが、最後には親のほうが無邪気に遊んでいたりする。このあたり、子供向けの映画だと思ったら、大人が本気で感動していた……というYESデー』の持ち味と重なる。

基本的に旅行とは、日常から離れた感覚をもたらしてくれるもの。こうした映画の登場人物のぶっとんだ行動も、もし自分が旅行者ならアリだと共感できるから不思議だ。LAのアウトドアといえば、サンタモニカやマリブなどのビーチの風景がイメージしやすいが、あらゆる世代で満喫できる場所も数多い。家族でLAを旅するチャンスがある人にとって『YESデー』は最高のサンプルになるはず。われわれ大人も童心に帰って、思いっきりハメを外そうではないか!

【映画を巡る旅に出よう!】ロサンゼルス ×『YESデー〜ダメって言っちゃダメな日〜』Place 01(フードコート)
Platform 35 Market Hall【映画を巡る旅に出よう!】ロサンゼルス ×『YESデー〜ダメって言っちゃダメな日〜』コリアンタウンに位置するカジュアルなフードコートで、ハンバーガーやタコス、チャイニーズまでバラエティ豊かなうえに、アルコールも提供。その名のとおり、駅のホームや電車をイメージしたデザイン・装飾なので、鉄オタにも魅力だ。映画では一家がここで30分完食のアイスクリーム大食いにチャレンジするが、アイスクリーム店だけは撮影用のセット。
●Platform 35 Market Hall
住所:3500 Wilshire Boulevard Upstairs, 2nd Floor, Los Angeles, CA 90010

Place 02(公園)
ハハモングナ・ウォーターシェド・パーク【映画を巡る旅に出よう!】ロサンゼルス ×『YESデー〜ダメって言っちゃダメな日〜』ジャージに着替えたトレス一家が、カブローウィーというゲームに挑むシーンは、パサデナのこのパークで撮影。東京ドーム100個分以上の敷地に、ゴルフコース、運動場、ピクニックエリア、ハイキングコースがある巨大なパーク。一日中遊んでも飽きることはない。パサデナはLA北東の高級住宅地としても知られるので、行き帰りもリッチな気分になれる。
●Hahamongna Watershed Park
住所:4550 Oak Grove Dr., Pasadena, CA 91103

カブローウィーとは?
4組のチームに分かれ、別チームの陣地にある旗を取り合うゲーム。その間に粉末ジュースの入った水風船やペイントボールを相手にぶつけ合う。ルールはあってないようなもので、要するにサバゲー的な遊び。終わった後の掃除が大変なので、気軽にできるわけじゃない!?

Place 03(テーマパーク)
シックス・フラッグス・マジック・マウンテン【映画を巡る旅に出よう!】ロサンゼルス ×『YESデー〜ダメって言っちゃダメな日〜』
LA近隣にはテーマパークが多いが、いわゆる絶叫系が好きな人にはここがオススメ。宙吊りのまま360度回転する“X2”や、時速100㎞の“TATSU(龍)”、ツイストと回転を繰り返す“スクリーム”、世界最長の木製ジェットコースターなど、過激なライドの宝庫。園内には50近くのアトラクションがあり、トレス一家が楽しんだメリーゴーラウンドのような子供向けもいっぱい。映画では『トゥルー・ロマンス』や『スペース カウボーイ』が、ここのローラーコースターで撮影された。
●Six Flags Magic Mountain
住所:26101 Magic Mountain Pkwy., Valencia, CA 91355

Place 04(結婚式場)
カラミーゴス・ランチ【映画を巡る旅に出よう!】ロサンゼルス ×『YESデー〜ダメって言っちゃダメな日〜』
映画では短いシーンだが、アリソンとカルロスが結婚式を挙げた場所。マリブのワインカントリーで、サンタモニカ山中に位置する、屋外ウェディングのスポット。敷地内は美しい木々であふれ、滝が流れるゴージャスな場所もある。木がライトアップされるので夜のパーティにも最適。小型の遊園地、ピクニック施設、ホテルも完備されており、リゾート気分で楽しめる。映画やドラマの撮影にも多用され、『グレイズ・アナトミー』『ビバリーヒルズ高校白書』などの結婚式シーンに登場。
●Calamigos Ranch
住所:327 Latigo Canyon Rd., Malibu, CA 90265

5つのやりたいこと【映画を巡る旅に出よう!】ロサンゼルス ×『YESデー〜ダメって言っちゃダメな日〜』YESデーで子供たちが“やりたい”と考えたのは、①アイスクリームのドカ食い、②洗車中に窓を開けて泡だらけ、③カブローウィー、④ゴーカート場へ行く(変更して遊園地へ)、⑤科学実験パーティ。この5つをクリアしながら、トレス一家はLAの有名スポットを巡ることに。

 
Information

雑誌『Safari』11月号 P244~245掲載

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