2022.11.19
父子でセンスはどう変わる!? 父と息子のファッション対決6選
デビッドの現役時代を知る人なら、世界屈指のお洒落アイコンだったことを覚えているはず。もちろん、引退した今も格好いいし、より洗練された大人のコーデが際立っている。では、息子たちのセンスはどうだろう?ファッションデザイナーとして活躍するヴィクトリアとデビッドの遺伝子を受け継ぎ、モデルやクリエイティブな仕事経験もある長男と次男。彼らとデビッドの着こなし勝負をしてみたら……やっぱり接戦!?
01 ロゴパーカ色を効かすかシックにいくか、そこが問題だ!着るだけでスタイリングがキマるプルオーバーパーカ。それだけにアピールポイントはプリントがすべて。デビッドはシンプル、ロメオは派手グラフィックを選んだが、ボディカラーも対極! 大人っぽい黒のデビッドに対して、ロメオは若々しいビビッドカラーで勝負。小物も生かして着こなしたロメオが若干、優勢か!?
David
NBA観戦中ってことで、スポーティなコーディネートで現れたデビッド。〈Y- 3〉の黒パーカをチョイスし、パンツも黒でソリッドに。ラフながら、大人らしい雰囲気を漂わせる。
Romeo
カニエ・ウェストのアルバム『イェ』リリース時に発売された限定パーカを着用。パンツとコントラストをつけてメリハリコーデを作った。ニット帽や眼鏡でうまく味つけし、白スニーカーでのヌケ感出しもうまい!
02 ヘンリーネックTほどよく開けた胸元でさりげな〜く色気出し!ブルックリンは長男だけに父のセンスが叩き込まれている!? ともに白ヘンリーをチョイスして、サングラスをオン!袖捲りしたアレンジまでそっくり。となると、合わせるパンツの素材と形が差をつける鍵となる!?
David
ヘンリーTに王道のウォッシュドデニムを合わせたデビッド。ボタンは1個開けでだらしなく見えすぎないように、大人の調整。ニットキャップとサングラスをアクセントカラーに。
Brooklyn
ブルックリンはボタン2個開けにネックレスで華やかに。パンツは淡色を合わせることで、リラックス感を漂わす。ヘンリーTの部分タックインもさすが!
03 ハンチング個性派帽子の被り方にセンスが垣間見える!うまく取り入れるのが、なかなか難しい帽子だが、この2人は余裕!? ともにタックインでトラッドなムードを出しつつ、アウターで個性の差が。それにしてもデートで似たようなスタイルって、やっぱり親子!?
David
ウールのハンチングに落ち着いた色味のロングコートを合わせて、イケオジっぽさ満点。細身のパンツとレザーシューズで違和感なくまとめつつ、白Tでヌケ感もプラス。お洒落経験を重ねた、こなれた渋さで父親の勝利か!?
Brooklyn
ヘリンボーンのハンチングにワークテイストなショート丈アウターを合わせ、あえて野暮ったい雰囲気で魅せたブルックリン。これをこなれた感じに見せるのは、父の遺伝子を受け継いださすがのセンスといったところ!
04 ニット帽馴染ませか、映え狙いか世代の違いが反映!?あくまで自然体でニット帽をかぶる40代デビッドと、明らかにトータルコーディネートを意識してチョイスしているZ世代ロメオ。武骨なミリタリースタイルと今どきストリートスタイルの違いも見どころ!
David
ボアジャンにモッズコートをレイヤード。そんな男っぽいコーデにニット帽は最適。パンツやシューズをダークにまとめて、全体をすっきり!
Romeo
〈プーマ〉の白ニット帽と足元でチラ見せした白ソックスをリンクさせた。〈カナダグース〉のダウンベストを使った軽快なモノトーンスタイルに、スニーカーで差し色。それが帽子と合わせて〈プーマ〉ってのがニクイ!
05 白パンツストリートor上品、全く違う2人のスタイル!デビッドはシャツを合わせて品よく、ロメオはパーカ合わせでハイストリートな雰囲気。デビッドとロメオの対決は世代感が出やすいから、同じ白パンツでも全く別のアイテムのように見えるのが面白いところ!
David
大人なデビッドはジャストサイズな白パンツで、上品にコーディネートして勝負。光沢のあるブルーシャツをさらりと合わせ、万人に愛される爽やかスタイルに仕上げている。シンプルなのに上質感が漂うデビッドに軍配か!?
Romeo
白カーゴパンツにスニーカーもオール白。さらに〈フィア オブ ゴッド〉のパーカを合わせて、ストリート系ながらラグジュアリーな雰囲気も醸す。キャップだけ黒を選んで、全体がぼんやりしないように締めている。
06 デニム王道ゆえデニムの着こなしこそ奥深い!ド定番だからこそ、あえてハズしたり、強調してみたりと工夫のしがいがあるってもの。デニム着用歴の長いデビッドは、さすがのこなれ感。味出しデニムがサマになる。ロメオは柄使いで、軽快にお目立ち!
David
ほぼ白くなるまで色落ちしたデニムを、都会的なモノトーンの重ね着コーデに取り入れ、ラフさをプラス。シルエットはシュッとして大人っぽさは崩さない。両者さすがでこの勝負は引き分けか!?
Romeo
デニム・オン・デニムでも柄を取り入れたり、その柄と淡青デニムのトーンを合わせていたりと抜け目ない。インナーは“レイカーズ”のタンクトップなんだけど、ここは質感の違う異素材を強調して、計算しつくされている。
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文=池上隆太 text:Ryuta Ikegami photo by AFLO
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