郵船クルーズ株式会社が34年ぶりとなる新造客船『飛鳥III』 (5万2200 総トン)のオープニングクルーズ 17本(2025年7月20日〜10月21日)を発表。客室やダイニング、およびサービスの詳細も公開した。『飛鳥III』就航後は、『飛鳥II』(2006年就航/5万444総トン)との2隻運航となる。
『飛鳥III』は、2025年7月20日に就航。オープニングクルーズでは日本国内の30港(横浜港を除く)に寄港。 船内に広がる、非日常の上質な空間で過ごしながら、日本各地を巡る。初航海となる『Maiden Voyage 函館・小樽』は7日間でベストシーズンの北海道2港を巡るスロートリップが魅力。ノスタルジックで歴史ある街並みと美食の街として人気の函館と小樽を訪れる。このほか『飛鳥III』初となる『日本一周クルーズ』なども用意している。
『アスカプラザ』(5デッキ)
船内は、明るく開放的な光の層と日本の伝統美が融合した、唯一無二の空間が広がり、これまで『飛鳥II』で培ってきた心地よいおもてなしはそのままに、多彩な選択肢を揃え、あらゆる世代やニーズ、スタイルに応えるサービスを提供する点が特長。客室は、すべてプライベートバルコニー付き。客室クラスは至極のバトラーサービスが“最高峰のラグジュアリーステイ”を叶えるペントハウス、快適さと自由を追求した客室設計でワーケーションスタイルにも最適なスイート、日本の生活スタイルに配慮した設計のバルコニーの3つを用意。旅の目的や時間の過ごし方に合わせて選べる。なお『アスカバルコニー』は国際的なクルーズ客船のインテリアコンテスト『CSI awards 2024』のベストステートルーム賞を受賞している。
ロイヤルペントハウス
さらに、日本を代表する作家のアート作品が各所に展示されているのも特長。レストラン『ノブレス』(6 デッキ)では、平松礼二氏の色彩豊かな作品が随所に飾られ、至福の食体験を一層引き立てる重要な要素となっている。さらに、これからの活躍が期待される若手作家の作品やアート公募展で選ばれた作品も加わるという。これらのアート作品は、レストランやカフェなどのパブリックスペースだけでなく、客室にも飾られる。
レストラン『ノブレス』(6 デッキ)/平松礼二氏の作品が随所に飾られるシグネチャーレストラン
【『飛鳥III』のクルーズ一例】
●Maiden Voyage 函館・小樽
期間:2025年7月20日〜7月26日(7日間)
スケジュール:横浜〜函館〜小樽〜横浜
旅行代金:98万4000円〜478万6000円
My ASUKA CLUB 会員割引旅行代金:88万5600円〜430万7400円
このほか、7月〜10月までの全17コースは、以下サイトにて確認ください。
https://www.asukacruise.co.jp/digitalpamphlet/202507SchASUKA3/
販売開始:2025年4月3日
『飛鳥II』は、2026年に就航20周年を迎え、この記念すべき節目に、東南アジアを旅する『アジア グランドクルーズ』を実施する。フィリピンのボラカイ島に初寄港し、台湾の基隆、タイのレムチャバン、中国の香港の3つの港では1泊停泊で、より深く寄港地を満喫できる 36日間の船旅となる。さらに、今年の日本国際博覧会(大阪・関西万博)にて小山薫堂が手がけるシグネチャーパビリオン『EARTH MART』への協賛も予定している。
●『飛鳥II』2026年アジアグランドクルーズ
期間:2026年1月15日〜2月19日(36日間)
スケジュール:横浜〜神戸〜基隆〜マニラ〜ボラカイ島〜コタキナバル〜シンガポール〜レムチャバン〜ホーチミン〜ハロン湾〜香港〜神戸〜横浜
旅行代金:200万円〜1240万円
※My ASUKA CLUB 会員様向け割引旅行代金の設定あり
販売開始:2025年3月27日
●郵船クルーズ株式会社
URL:https://www.asukacruise.co.jp/
※『飛鳥III』の最新情報はA-TIMESとして以下の特集サイトにて紹介中。
https://asukaluxury.asukacruise.co.jp/