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2021.07.19


高い走行性能と実用性備えるコンパクトSUV!――ジャガー Eペイス Rダイナミック SE

見た目、走り、使い勝手で大人気のSUV。群雄割拠なこのカテゴリーも〈ジャガー〉からはほかにはない、英国紳士のようなエレガントさを感じる!?


[ジャガー Eペイス Rダイナミック SE]
JAGUAR
E-PACE R-DYNAMIC SE

高い走行性能と実用性 備えるコンパクトSUV!――ジャガー Eペイス Rダイナミック SEかつてカーブランドにはそれぞれイメージが定着していた、と思う。ポルシェ=スポーツカー、メルセデス・ベンツ=高級セダン、ボルボ=ステーションワゴンというように。〈ジャガー〉もそう。丸型4灯のヘッドライトを持つXJサルーンがヒットしたことで、高級4ドアサルーンのイメージが長年ついていた。品のいい紳士のセダンといったように。

ところがここ数年、各ブランドが幅広いラインナップを持つことで、イメージを一言で言い表せなくなった。911がアイコンのポルシェを支えるのはSUVのカイエンとマカンだし、メルセデス・ベンツに至ってはハッチバックからミニバンまですべてを網羅するモデル構成を構築する。SUVをサイズ違いで並べるのはもちろん、それと同様に最近ではEVも拡大方向に動いている。

高い走行性能と実用性 備えるコンパクトSUV!――ジャガー Eペイス Rダイナミック SEそして〈ジャガー〉にもSUVがラインナップされる。写真のEペイスとその兄にあたるFペイスだ。

とはいえ、〈ジャガー〉はこのカテゴリーへの進出は後発だった。グループにランドローバーとレンジローバーがあるため、進出をためらったのである。そりゃそうだ。ひとつの会社としてそれぞれの分野で業績を上げれば問題はない。

ところが、ブランドとしては違った。躍進するランドローバー&レンジローバーに対し、SUVを持たないジャガーは時代に取り残された印象となった。ブランドの影が薄くなる感じだ。

高い走行性能と実用性 備えるコンパクトSUV!――ジャガー Eペイス Rダイナミック SEということで、起死回生の如くFペイス、そしてこのEペイスが登場。〈ジャガー〉ブランドのイメージを今どきのものとした。しかも、そもそもスポーツカーブランドである〈ジャガー〉の資質をSUVにしっかり注入したのである。でもって、その目論見はズバリ的中し、ヒット作となった。そして、そんなEペイスが今年マイナーチェンジを行った。

新型Eペイスはプラットフォームからして新開発となる。その目的は5月に特別仕様車として20台限定で追加発売されたプラグインハイブリッドモデル(PHEV)と共有するため。ただ、見た目は大きく変わらない。人気のデザインを無理に変更する理由はないからだ。

高い走行性能と実用性 備えるコンパクトSUV!――ジャガー Eペイス Rダイナミック SEコンセプトも同じ。意図するのはスポーツカーFタイプのSUV版。つまりジャガーらしいスポーティな走りが楽しめるSUVというキャラクターだ。全長が短く横幅が広いディメンションがそれを言い表している。Eペイスならではの魅力はそこにあるのだ。

ほかにもある!
このクルマの楽しみ方&使い方


新型Eペイスのキモはズバリ走りである。新開発のプラットフォームは軽量かつ高剛性に設計されており、それがそのまま軽快な走りに直結する。そして、エンジン。日本でも人気のディーゼルエンジンは今回マイルドハイブリッドシステムと組み合わされた。最高出力は204ps。この従来型プラス24psは大きい。ガソリンエンジンは249psとなる。

グレードを表すときはそれぞれD200、P250とする。駆動方式はどちらもAWD。4つのタイヤでしっかりトラクションをかけてコーナーを走るのが最近の〈ジャガー〉の走りでもある。

もちろん、先進運転支援システムもアップデイトされている。3Dサラウンドカメラ、ACC、リアコリジョンモニター、パーキングエイドなどが標準装備された。一部にはいまだ〈ジャガー〉に保守王道的なイメージを持った方もいるだろうが、そもそもこのブランドは先進性がウリなのだ。近年で言えばアルミフレームの採用が他メーカーよりも早かった。

よってインターフェイスも新しさが満載。11.4インチの大型センターディスプレイが先進性を醸し出す。メーター位置の液晶モニターと合わせ、見やすくかつ使いやすくなっているのも見逃せない。

流行りのSUVでFタイプのように走れて、かつ先進のデジタル装備がついているのだから申し分なし。どうやらこのクルマに死角は見つからないようだ。

ココにもソソられる!


01 フロントマスク
ここに限っては簡単な化粧直し!高い走行性能と実用性 備えるコンパクトSUV!――ジャガー Eペイス Rダイナミック SE
フロント周りではヘッドライトユニットの光り方が変わった。LEDラインは1本から2本に変更。また、グリルもメタリック模様が入りクラシカルな装いにした。バンパー左右のエアインテークも枠にアクセントをつけ新しさを強調する。

02 インテリア
明らかにデジタル感が強まった!高い走行性能と実用性 備えるコンパクトSUV!――ジャガー Eペイス Rダイナミック SE
ダッシュパネルは比べるとその違いがわかる。大きくなったセンターモニターに目が奪われるが、その下のダイヤル、そしてシフトノブの形状も変わっている。ステアリングデザインも変更されたが、中央のジャガーマークはそのまま鎮座する。

03 前後シート
サイズを問わない高級仕上げ高い走行性能と実用性 備えるコンパクトSUV!――ジャガー Eペイス Rダイナミック SE写真はスタンダードモデルの装備を充実させたRダイナミックのSE。インテリアには高級レザーのシートが装着され、フロントシートの調整は電動で12方向に動かせる。このへんのプレミアム感はさすがジャガー。顧客のニーズに応えている。

SPECIFICATIONS
ジャガーEペイス Rダイナミック SE
●全長×全幅×全高:4410×1900×1650㎜
●ホイールベース:2680㎜
●エンジン:2ℓ直4ターボ
●最高出力:150kW/3750rpm
●最大トルク:430Nm/1750-2500rpm
●トランスミッション:9速AT
●車両重量:1980kg
●駆動方式:AWD
●乗車定員:5名 
●価格:631万円~

Information

●ジャガーコール
TEL:0120-050-689

雑誌『Safari』8月号 P196~197掲載

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