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CARS クルマ

2019.08.02

〈マクラーレン〉720S スパイダー 
スーパースポーツが乗りやすくて快適って、どういうこと!?

スーパースポーツって「案外乗りやすい」と言ったら、みなさんはどう思うだろうか? まあ確かに、そのへんを走っている小型SUVやセダンに比べたら語弊があるかも。でも、見るからに乗り手を選びそうな低い車体の印象からすると、今どきのスーパースポーツは以前と比べて運転がイージー。慣れてしまえば、誰だって「あれ? 普通に乗れるじゃん」と思うはずだ。たとえば、今回ご紹介する〈マクラーレン〉720S スパイダーも、実はそんな1台だったりする

 



走りと快適性がケタ違い!
ドライブデートを彩るのは
演出上手なスーパースポーツ!





じゃあ、乗りやすいとどうなるかといえば答えは明白。気軽に彼女とドライブしようという気にもなるってこと。それに〈マクラーレン〉720S スパイダーは屋根が開くオープンモデル。避暑地に向って涼しげな林の中を駆け抜ける、な~んてシーンでは気分爽快。また、海好きなら、潮風を感じながら海岸線を走るというロマンチックなシーンにも心ときめくはず。いずれにせよ、自然と一体になってドラマチックな走りを満喫できるのはこのクルマならでは。そのへんを一度でも体験したら最後。隣で歓声を上げる彼女の顔を見るにつけ、この楽しさに背を向けることができなくなるのは間違いない。







実際に乗りこんでみると、意外なほど室内がゆったりと感じるのはこのクルマのいいところ。スーパースポーツだから「タイトな空間?」と思いきや、フロントウインドウに圧迫感を感じることもなく眺めは驚くほど良好。低いヒップポイントで脚を投げ出すスタイルはスポーツカーらしくも、窮屈さとは無縁だ。それどころか、むしろ足元は広々としているから、お隣の彼女もゆったりとくつろげるだろう。そして、わずか11秒で開くリトラクタブルハードトップ(50km/h以下なら開閉可能)を開けると、そのゆったり感はさらに増す。太陽の光を取り込んだ室内は開放感たっぷりに。また、丁寧な仕立てでレザーをあしらった室内も、その印象はあくまで上質。必要以上にスパルタンな雰囲気で圧倒してくることもないから、ロングドライブも快適そう。そんな部分も、もしかして乗りやすさに貢献しているのかもしれない。
 

コンフォートモードがある!


そしていよいよエンジンのスタート。ボタンを押すと、背中に積まれた4ℓV型8気筒ツインターボエンジンが豪快に目を覚ます。そのパワーは720PS(527kW)/7250rpmで、トルクも770Nmと超ド級。おまけに最高速度は341km/hで0-100m加速は2.9秒! これが、乾燥重量でわずか1332kg のボディを押しまくるのだから、クルマ好きにはたまらない。でもちょっと待って。いくら自慢の720S スパイダーとはいえ、デートでいきなりパワー自慢は野暮というもの。だって、彼女には気持ちよいドライブを味わってほしいでしょ? 



であれば、“コンフォート”“スポーツ”“トラック”と3つあるドライビングモードは、“コンフォート”をキープしたい。このモードで走行すると、革新的な油圧サスペンションによりスムースで快適な走りを提供。それに、たとえ高速道路で思い余って(?)アクセルを踏みこんでも、賢いコンピュータがすぐに高いギアを選択。自動的にシームレスな加速に変えてくれるのはありがたい。さらに、高速道路でオープンドライブを楽しむときは、サイドウインドウを上げるとともに座席後ろのウインドウも上げると快適。これにより風の巻きこみが最低限に抑えられ、彼女の髪が不快になびくってこともないはず。こんな細かな配慮ができると、オープンカー乗りとしては合格点がもらえるかも!?
 

ディヘドラルドアは意外とイージー


高速道路を降りたらいったん休憩。駐車場に止めたら、今度は〈マクラーレン〉720S スパイダーを2人で眺める時間がやってくる。上方に跳ね上がるディヘドラルドアは、やっぱりスーパースポーツの証。まあ、まわりからの注目を浴びるのは致し方ない。その一方で、このドアは実用性が高いって知ってました? というのは、ドアが上方に開くため、狭い駐車スペースではお隣のクルマにヒットする恐れがないから。ドアは重そうに見えるが、実際はわずかな力ですっと上がるから女性でも楽チン。これなら乗り降りで彼女にストレスを与えることもないだろう。





クルマを降りて、あらためて見る〈マクラーレン〉720S スパイダーは、やはりエレガントだ。極力無駄を省いたスムースなボディは流れるようなフォルム。デザインのインスピレーションは“ホホジロザメ”から受けたということだが、そう思って見ると確かに流麗にして獰猛かも。低く構えたボディも、なんだか獲物を狙っているような体勢に思えてくる。目はサメにしては大きい気がするが、その理由はフロントライトがエアインテークと一体化しているから。確かにこのクルマは最高のエアロダイナミクスを謳っているのだが、全体を見渡すと、随所に備えられたエアの取り込み口やセクシーにくびれたボディからもその性能の高さが窺えるってもの。そう、まさにこれは機能美。こんな美しいボディを纏ったクルマなら、きっと彼女も鼻高々。ドライブするのが楽しくないはずがない。




 

快適さと獰猛さの二面性にやられる!


とはいえ、走りが自慢の〈マクラーレン〉720S スパイダー。一体どこで走りを楽しめるの?というと、それは彼女を家に送り届けてから。1人の時間がやってきたら、さっそくドライビングモードを“スポーツ”へ。エンジンの音が明らかに変わり、めくるめくスポーツ走行の世界へと誘ってくれる。ボタン1つで? そう、ボタン1つで。回転数を上げるとカーンと高音のエンジンサウンドが轟き渡り、加速は圧倒的。公道ではさすがに速度を自制しないといけないが、パドルシフトでギアチェンジを繰り返し、高速コーナーを駆け抜ける快感ったらない。まあ、それでもこのクルマのパフォーマンスからしたら、公道ではまだまだ序の口といったところだろうが、さらにその上にサーキット走行に適した“トラック”というドライビングモードが控えているのだから開いた口が塞がらない。





〈マクラーレン〉といえばF1でその名を知っている人も多いだろうが、いまは押しも押されもせぬスーパースポーツカーブランド。2011年にMP4-12Cを世に出して以来、スポーツシリーズ、スーパーシリーズ、アルティメットシリーズと市販車のラインナップを拡大。今年6月には新たにGTを発表するなど、とにかくその勢いはとどまるところを知らない。ちなみに、あのデヴィッド・ベッカムも以前、〈マクラーレン〉最初のロードカーMP4-12Cをドライブ。現在ではクーペタイプの720SをLAで乗りこなしているのだが、洒落者と知られるベッカムのお眼鏡に適うくらいなのだから、〈マクラーレン〉のイメージはやっぱりお洒落。もちろん今回ご紹介した〈マクラーレン〉720S スパイダーもそんなイメージだが、コチラはさらに“走り”と“快適さ”の二面性を持った1台。まさに日常使いで乗りやすい面を備えているから、これなら臆することなく“スーパースポーツの世界”へと足を踏み入れられるかも!
 

 
★DATA〈マクラーレン〉720S スパイダー
●全長×全幅×全高:4544×2161×1194mm
●車両重量:1468kg(DIN)
●ホイールベース:2670mm
●エンジン:4ℓV8ツインターボ
●最高出力:527kW(720PS)/7500rpm
●最大トルク:770Nm(78.5kgm)/5500rpm
●トランスミッション:7速AT
●駆動方式:後輪駆動
●税込み価格:3788万8000円



 
Information

●マクラーレン・オートモーティブ 
https://jp.cars.mclaren.com/

●マクラーレン東京  
TEL:03-6438-1963

●マクラーレン麻布  
TEL:03-3446-0555

●マクラーレン名古屋 
TEL:052-528-5855

●マクラーレン大阪  
TEL:06-6121-8821

●マクラーレン福岡  
TEL:092-611-8899

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