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2021.03.15


すべてを兼ね備えた万能型SUV車!

コロナ禍でアウトドア熱が再燃。しかし、今求められるのはパワーだけのクルマではない。スピード、乗り心地をも持つパーフェクトな1台だ。


[メルセデスAMG GLS 63 4MATIC+]
MERCEDES-AMG GLS 63 4MATIC+

キャンプグッズが爆発的に売れている。三密を避けるレジャーとして改めてキャンプが人気になっているからだ。家族単位で動くなら確かにアリだろう。しかも、最近はオーソドックスなキャンプスタイルもそうだが、グランピングも注目を浴びている。ちゃんとベッドで寝られてキレイなバスタブやシャワーが用意されているのだから都合がいい。それでいて焚き火ができたり、夜空をゆったりと眺められる。アウトドアが苦手な人とか関係なく楽しめるはずだ。まるでヨーロッパのちょっとしたセレブにでもなった気分になる。

そんな場所にSUVは似合うことから相変わらず販売は絶好調。サイズや国籍問わず売れている。確かにひと口にSUVといってもいまや種類は豊富。SUVクーペのようなスタイリッシュなものもあれば、昔ながらの武骨なものもある。

面白いのは、それをひとつのブランド内で選べることだ。たとえば〈メルセデス・ベンツ〉。ここにはGLAのようなコンパクトSUVからフルサイズのGLSまで顔を連ねている。サイズをひとつの軸に考える人にはわかりやすいだろう。そしてアーバンテイストの強いGLB、スタイリッシュなGLCクーペ&GLEクーペがあれば、それと真逆のGクラスも。まさに趣味嗜好でSUVを選択できるのだ。

で、今回はその中の1台にスポットを当てて紹介したいと思う。GLSの中でもハイパフォーマンスバージョンとして知られるGLS 63 4MATIC+だ。そう、スタンダードモデルとは異なるメルセデスAMGの一員である。

特徴は全長5m20㎝を超える長さと幅2mを超えるボディサイズ。シートレイアウトは3列で、最大7名乗車可能だ。そして次にエンジンパワー。最高出力612ps、最大トルク850Nmと記述されたカタログを見ると、「これはスーパーカーですか?」と言いたくなる。まさにド級のエンジンを搭載する。

さらにいえば、このクルマ、このサイズにしてこのエンジンを持ちながら乗り心地は快適で扱いやすく仕上がっている。走り出すと動きは機敏で、二回りくらい小さなクルマを動かしているような感じだ。なので、見た目以上に運転は楽ちん。でもってメルセデスAMGならではのラグジュアリーさもしっかり備えている。そりゃそう。このクラスのお客様はお目が高いから。なので、荷物をたくさん積んでオーソドックスなキャンプができるし、さらにグランピングでセレブ気分も味わえちゃう。実に鬼に金棒な1台となっている。

ほかにもある!
このクルマの楽しみ方&使い方


このクルマの醍醐味は、やはりAMGであること。フロントグリルを注目してください。スタンダードモデルとは異なる縦のルーバーグリルがキラリと光っている。そう、これはメルセデスAMG GTの流れを汲むデザインだからだ。レーシーな雰囲気を漂わせる。かっこいい!

そしてモータースポーツからフィードバックされた4ℓV8ツインターボエンジン。迫力のサウンドとともにドーンとクルマを加速させるのだから恐れ入る。ドライブモードを“Sport”もしくは“Sport+”にすると本領発揮といったところだろう。「これが本当にSUV?」って感じである。そしてハイパワーなのは当然のこと、低負荷領域では4気筒を休ませる機構もしっかり付いている。燃料消費を抑えるマネージメントだ。

さらにいえば、今回モーター兼発電機のISGを採用したのもニュース。48Vの電気システムとの組み合わせで、走行時の力強いアシストと高効率なエネルギー回生を行うのだ。これはいわゆるマイルドハイブリッドと呼ばれるもの。その言葉どおり、二酸化炭素の排出量を抑える環境性能としてガッツリ働いてくれる。

ところで、前述したドライブモードにはスポーツカーにはない、滑りやすい路面のための“Slippery”や泥道に適した“Trail”モードも。このへんもガンガン使って、アウトドアに出かけるのがこのクルマの正しい使い方となるだろう。

ココにもソソられる!


01 ワイドディスプレイ
ここにもメルセデスらしさはある!
運転席に座ると目に飛びこむのがメーター位置からセンターまでが1枚となっているワイドディスプレイ。メルセデスが提案する新しいカタチのインターフェイス。「ハイ、メルセデス!」で操作するMBUXもここに装備されるのでお試しを。

02 インテリア
ボディが長い!
シートレイアウトは前から2/3/2。2列めは3分割されているので自由にアレンジすることができる。また3列めは電動でホールドすることが可能。簡単に操作できるのが嬉しい。ロングホイールベースなので2列めの足元が広いのは◎。

03 エンジン
このクラスだからこそ貢献度は大!
ISG機構を取り付けることでマイルドハイブリッドとなったのは大きなポイント。このサイズのモデルにとっては長く乗るうえで燃費は大きく異なる。さすがメルセデス! このへんも抜かりなし。ラインナップ全体で進化させている。

SPECIFICATIONS
メルセデスAMG GLS 63 4 MATIC+(ISG搭載モデル)
●全長×全幅×全高:5245×2030×1840㎜ 
●ホイールベース:3135㎜
●パワーソース:4ℓV8直噴式ツインターボエンジン+モーターアシスト(マイルドハイブリッド)
●最高出力:612ps/5750-6500
●最大トルク:850Nm/2500-4500
●ハイブリッドモジュール最高出力:16kW
●トルク:250Nm
●駆動方式:四輪駆動
●乗車定員:7名 
●税込み価格:2183万円

 
Information

●メルセデス・コール 
TEL:0120-190-610

雑誌『Safari』4月号 P200~201掲載

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