Chevrolet Chevelle SS[シボレー シェベル SS]
大手企業の会計士、コンサルタントなど、少し堅いイメージのある職種で普段は活躍。と思えば、リトリートの運営やパーティオーガナイザーなど、ユーモアが必要とされる仕事でも采配を振るう。また、趣味のエアリーヨガは上級レベルでインストラクターとしても人気が高い。顔が広すぎて、黙っていても目立ってしまうゲリーの愛車は、ド派手な生き方にぴったりな真っ赤なクラシックカーだ。
- SERIES:
- カリフォルニアの「くるまにあ」 vol.17
Gary Harris[ゲリー・ハリス]
会計士、パーティオーガナイザー
カリフォルニアで育ち、大学では経営学を学んだ後、現在は会計士、コンサルタントとして活躍している。ヴェニスビーチではリトリートを運営しヨギーやアーティストをサポート。パーティを主宰するオーガナイザーでもある。
Chevrolet Chevelle SS
シボレー シェベル SS/2017年購入/走行距離39万㎞
クルマ遍歴
1台め 1995年 アウディ カブリオレ
2台め 2000年 ビーエムダブリュー 335i カブリオレ
3台め 2008年 サーブ 9-5ワゴン
エンジン:空冷エンジン
排気量:3787cc
トランスミッション:3速MT
全長×全幅×全高:
5016×1915×1300㎜
購入価格:$2万3834
ヴェニスビーチのオーシャンフロントでヨギーやアーティストを支援するリトリートを運営しているゲリー。天井から吊るしたロープを使ってポーズをとる、エアリーヨガを究め、リトリートの前のビーチでメディテーションを行うのも日課だそう。また、本業は会計士、コンサルタント。常に気を張る職種だからこそ、週末海沿いのハイウェイで、マリブまでドライブ。ルーフを開け心地よい海風を浴びるドライブが一番の息抜きになるんだとか。ストレス解消のお供となるのが、1972年製のド派手な〈シボレー〉のシェベルSSだ。
「クルマの買い替えの際に赤のオープンカーに乗りたいな、と思ったら偶然このクルマのオーナーに会って意気投合したおかげで購入に踏み切ったんだ。なぜ赤のオープンカーだって? それはもちろん、女性からモテるためだよ(笑)」と茶目っけたっぷりに答えるゲリー。少し遠いが、大自然のパワーをチャージするためにヨセミテやセドナなどにロードトリップすることも。たとえ寒くても、女性の注目を浴びるため、オープンにするのがこだわりなんだそう。
ナンバープレートの上にもSSのマーク。流線形のボディと、4灯丸型のテールランプが相まって後ろ姿も様になる
ハンドルやその周辺は1970年代ど真ん中のクラシックなデザイン。レザーシートは定期的にオイルを塗ることで状態をキープ
クルマのボディは1908年創業の〈フィッシャー〉製。車体にこの会社のレトロなマークがさりげなく刻印されている
雑誌『Safari』8月号 P161掲載
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photo : Yoshimasa Miyazaki(Seven Bros. Pictures) text : Momo Takahashi(Volition & Hope)