MINIの電気自動車! 〈ミニ〉“コンセプト エースマン”
いつだって最先端に触れていたい、新しいモノからの刺激を受けていたい! 『Safari Online』読者なら、そう思うのは至極当然。そんな読者諸兄の好奇心を刺激する、デザインコンセプトモデルが本日発表されたのでさっそくシェアしたい。あっと驚くサプライズを用意してくれたのは、我らが 〈ミニ〉だ。
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本日、日本で初公開されたのは、電気自動車のコンセプトモデル“コンセプト エースマン”。ミニシリーズで初となる、クロスオーバータイプの電気自動車なのだけれど、伝統とエッジィさを絶妙のさじ加減でハイセンスに仕立てる手腕は、お見事のひと言に尽きる。そう、本日3月2日は“ミニの日”。その日を祝って、新しい〈ミニ〉の新しい世界観をチェックしてみよう。
この“コンセプト エースマン”は、コンセプトモデルという体で発表されてはいるのだけれど、「その実は極めて現実的なモデルである」との説明があった。つまり、近い将来に市販化を見据えていますよ、という意思表示でもある。
事実、このモデルは3ドアをベースとするノーマル〈ミニ〉のシリーズと、クロスオーバーSUVタイプのシリーズの間に入るモデルと位置づけられていて、つまりそれくらい現実的にヒエラルキーが完成しているということになる。
しかし、コンセプトモデルということで、展示車両のサイズは驚くほど大きい。なので、実際に〈ミニ〉から市販モデルが出るときには、ひと回り小さいサイズに変化していると思っていい。それを念頭に置いた上でデザインをチェックしていきたい。
まず、どこから見ても〈ミニ〉であるアイコニックなフロントフェイスに注目してほしい。なめらかな曲線に覆われたバンパー部分にはパネルがはめ込まれ、吸排気が必要のない電気自動車ならではの、バンパーレスデザインになっている。しかし〈ミニ〉らしいのは(というよりコンセプトカーらしいというべきか)、その部分にライトを仕込んで、ユニオンジャック柄をデジタルで投影しているところ。左右ライトも〈ミニ〉ならではの丸目ではなく、やや角張った五角形になっているところも新しい挑戦なのだという。しかし、既視感のあるフォルムの理由は、縦横比やライトの配置などの寸法を、オリジナルミニと同じ比率にしているから、なんだとか!
ボディカラーにも伝統と革新がちりばめられている。〈ミニ〉のサイドビューがルーフ、ウインドウ、そしてボディと3層構造になっているのはセオリーどおりだが、このルーフのカラーに注目してほしい。いわゆる“ブリティッシュ・グリーン”は通常、ボディにしか使用されないカラーなのだけど、これをあえてルーフに使用し、伝統と革新を表している。
インテリアにはリサイクル素材が多用されているが、ドアパネルやダッシュボードに使用されているニット素材ももちろんソレ。そして、その柄はイギリス伝統のパターンである“千鳥格子”を拡大したものだという。シートにはその柄に併せてポップなイラストがプリントと刺繍であしらわれている。これ、昔なつかしいマルバツゲームをモチーフにしたそうな。遊びココロと伝統柄を〈ミニ〉らしい解釈で具現化したらこうなる、の、ポップカルチャー感あふれるグラフィカルさは圧巻!
実はこのコンセプトモデル、原宿の“ジ・アイスバーグ”にて3月5日まで展示されている。是非〈ミニ〉の新しい世界観を体感して!
MINI ELECTRIC FUTURE. イベント概要
日程:2023年3月3日(金)~3月5日(日)
開催時間:11:00~20:30(最終入場20:00)
会場:The Iceberg
住所:東京都渋谷区神宮前6-12-18
入場料:無料
イベント特設ページ: https://www.mini.jp/ja_JP/home/mini_day2023/index.html
●MINIカスタマー・インタラクション・センター
TEL:0120-3298-14
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