Safari Online

SEARCH

CARS クルマ

2022.12.29


いよいよ真打ち登場! 〈メルセデス・ベンツ〉EQS

いよいよ真打ち登場、といった感じ。〈メルセデス・ベンツ〉から専用プラットフォームで開発された、最上級EVが登場した。EQS 450+とEQS 53 4MATIC+だ。そう、同社でも頂点に君臨するモデル名である“S”の文字を抱くEQS。もちろん同社電動ブランドであるEQシリーズでも最上級に君臨するということで、なにかとゴージャス&先進技術のてんこ盛り。今年最後のご紹介にふさわしい、その中身ご覧あれ!

いよいよ真打ち登場! 〈メルセデス・ベンツ〉EQS

まずこの2台、ブランドとともに明確にメカニズムが分けられている。〈メルセデス・ベンツ〉ブランドであるEQS 450+は、リアにモーターを搭載するシングルモーター仕様。そして〈メルセデスAMG〉ブランドのEQS 534MATIC+は、前後にモーターを搭載するAWDとなり、前者は航続距離700km(!)、後者は601km。どちらも現行BEVの中ではトップクラスを誇る。もちろんシングル/デュアルモーターで出力も違い、EQS 450+は333PS、そしてEQS 53 4MATIC+は658PS! 航続距離を取るか、多少の距離を犠牲にして圧倒的出力を手に入れるか、悩ましいところではある。

〈メルセデス・ベンツ〉EQS 450+
いよいよ真打ち登場! 〈メルセデス・ベンツ〉EQS いよいよ真打ち登場! 〈メルセデス・ベンツ〉EQS いよいよ真打ち登場! 〈メルセデス・ベンツ〉EQS
〈メルセデスAMG〉EQS 53 4MATIC+
いよいよ真打ち登場! 〈メルセデス・ベンツ〉EQS いよいよ真打ち登場! 〈メルセデス・ベンツ〉EQS いよいよ真打ち登場! 〈メルセデス・ベンツ〉EQS しかし、どちらを選ぶにせよ、たとえオプションでも手に入れておきたい装備がある。それが3枚のディスプレイを1枚のガラスで繋げ、なんと助手席前までドドンと拡げた、その名も“MBUXハイパースクリーン”だ。

いよいよ真打ち登場! 〈メルセデス・ベンツ〉EQS いよいよ真打ち登場! 〈メルセデス・ベンツ〉EQS 〈メルセデス・ベンツ〉ではCクラスにさえ縦型の巨大ディスプレイが採用されたけれど、さすが電動部門のフラッグシップモデルEQSではデジタルがこんなふうに表現されているのだ。メーターパネルは12.3インチ、フロントディスプレイは17.7インチ、そして助手席ディスプレイは12.3インチ。さらにヘッドアップディスプレイはAR(仮想現実)となり、ナビを設定しておけば右左折の際に矢印が浮き上がるなど、まるでゲーム空間に紛れ込んだかのような案内をしてくれる。

助手席のディスプレイは走行中も使用可能だが、作動にはいくつかの条件がある。まず助手席に人が座っていること。専用のBluetoothヘッドセットが接続されていること。そしてドライバーがしっかりと視線を走行方向に向けていること。つまり、運転手が走行に関して意識を集中していないと、助手席のディスプレイはオフになる。そう、安全もしっかり考えられているのだ。ちなみにこのMBUXハイパースクリーンは、450+でオプション、53 4MATICで標準装備となる。

いよいよ真打ち登場! 〈メルセデス・ベンツ〉EQS そんなEQS、走りのキャラクターは2台できっちりと分けられている。しかし、どちらにも共通するのは、あっと驚くほどのコンフォートかつリッチな走り。単にモーターのトルクで速いといったようなものではなく、どちらにも重厚でかつしっとりと奥深い〈メルセデス・ベンツ〉味、そしてドライかつパワフルな〈メルセデスAMG〉味が実現されていることこそが圧巻。BEVがどうこうという前に、クルマメーカーとしての統合制御の巧さに「さすが“メルセデス”!」と舌を巻く上質さがちりばめられているのだ。

かっちりしたステアフィールやナチュラルかつパワフルなペダルフィールの妙は、EVにはまだ懐疑的(?)という人にこそ是非味わってほしいもの。いやはや脱帽の仕上がり!

気になるスペックは?


★DATA 〈メルセデス・ベンツ〉EQS 450+
●全長×全幅×全高:5225×1925×1520㎜
●車両重量:2530kg
●ホイールベース:3210㎜
●一充電走行距離(WLTCモード):700km
●リアモーター最高出力:245kW/4147~1万1544rpm
●リアモーター最大トルク:568N・m/0~4060rpm
●システム最高出力:245kW(333PS)
●システム最大トルク:568N・m
●駆動方式:後輪駆動
●税込み価格:1578万円

★DATA 〈メルセデスAMG〉EQS 53 4MATIC+
●全長×全幅×全高:5225×1925×1520㎜
●車両重量:2670kg
●ホイールベース:3210㎜
●一充電走行距離(WLTCモード):601km
●フロントモーター最高出力:174kW/4858~6937rpm
●フロントモーター最大トルク:346N・m/0~4858rpm
●リアモーター最高出力:310kW/4918~6886rpm
●リアモーター最大トルク:609N・m/0~4822rpm
●システム最高出力:484kW(658PS)
●システム最大トルク:950N・m
●駆動方式:四輪駆動
●税込み価格:2372万円

 
Information

●メルセデスコール
TEL:0120-190-610

話題のクルマを品定め!の記事をもっと読みたい人はコチラ!

文=今井優杏 text:Yuki Imai
都会でも郊外でも自在の走りで魅せる役者・市原隼人のライフスタイルを進化させる〈Audi〉Q5
SPONSORED
2024.09.02

都会でも郊外でも自在の走りで魅せる
役者・市原隼人のライフスタイルを進化させる〈Audi〉Q5

多彩な役柄を演じ分ける市原隼人さんは、クルマ、バイク、アウトドア、そしてプロの領域のカメラまで趣味や興味の対象も多岐にわたる。今回はそんな市原さんに“アウディQ5 スポーツバック Sライン ダイナミック エディション(Audi Q5 Sp…

TAGS:   Cars
俳優・町田啓太を魅了する〈サンローラン〉の“ニキメッセンジャー”着こなしを引き締めるアイコニックなバッグ!
SPONSORED
2024.08.23

俳優・町田啓太を魅了する〈サンローラン〉の“ニキメッセンジャー”
着こなしを引き締めるアイコニックなバッグ!

映画、ドラマにと縦横無尽に活躍する、今注目の俳優・町田啓太。180㎝を超える長身と端正なマスク。どんな服や小物も自然体で優雅に着こなすであろうそんな彼に、今回、身につけてもらったのが〈サンローラン〉のアイコンバッグ、“ニキメッセンジャー”…

注目すべきは〈ディーゼル〉の新作コレクション!懐かしくて新しい大人のためのデニム!
SPONSORED
2024.08.23

注目すべきは〈ディーゼル〉の新作コレクション!
懐かしくて新しい大人のためのデニム!

大人のデニムは素材感や着心地が大事。それはもちろんのことだけど、そのうえでどこか懐かしくて新しさがあるのが〈ディーゼル〉。新作のデニムコレクションは、〈ディーゼル〉らしい穿き心地のよさはそのままに、ワイルドなダメージ加工が際立つ個性豊かな…

〈ビーアクシス〉で手軽に賢く、憧れのボディに!履くだけで理想の身体が手に入るお洒落な1足!
SPONSORED
2024.08.23

〈ビーアクシス〉で手軽に賢く、憧れのボディに!
履くだけで理想の身体が手に入るお洒落な1足!

「ローマは一日にしてならず」。この言葉、理想の体型を目指し、日々身体作りに励む人にとっては当たり前のこと。とはいえ、誰でももっと簡単に理想のボディが手に入るなら、それにこしたことはないと思っているのでは!? だったら、この〈ビーアクシス〉…

TAGS:   Fashion
【時計】誕生から35周年の〈シチズン〉プロマスター!SKYの記念限定モデルは精悍さと華やかさのあるスポラグウォッチ!
SPONSORED
2024.08.09

【時計】誕生から35周年の〈シチズン〉プロマスター!
SKYの記念限定モデルは精悍さと華やかさのあるスポラグウォッチ!

TAGS:   Watches

NEWS ニュース

More

loading

ページトップへ