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2022.04.21


悪路でわかった本物感!〈レクサス〉LX600

普段、自分の周囲に置くモノたちを「本物かどうか」という基準でチョイスしている諸兄は多いと思う。世にモノはあふれるほどにあるけれど、やっぱり本物にしか醸し出せないオーラは確実に存在するわけで。だけど、なかにはその“ホンモノかどうか”を、自分で試せないアレコレだってありますよね? コレだってそうじゃない? 〈レクサス〉のフラッグシップSUV、LX600のオフロード性能だ。

以前、当コラムでもオンロードでの魅力をお伝えしてきたけれど、今回晴れてかなりハードなオフロードコースを、贅沢にもLX600で体験することができた。写真とともにレポートしたい。 

 
今年(2022年)発売されたばかりの〈レクサス〉LX。言わずと知れた同社のフルサイズSUVだ。日本のみならず北米はじめグローバルでも高い人気を誇るクルマであることは、説明するまでもないだろう。その人気の理由はズバリ、ランクル譲りの高い走破性を、ラグジュアリーで押し出し感たっぷりの〈レクサス〉顔で楽しめるというところにある。

しかし、今回は少し様子が違う。LXは実に4代目、14年ぶりの刷新を受けたワケなのだが、その開発にあたって“LXをLXとして開発する”ということに、設計段階からこだわってきたのだとか。つまり、今回のLXは“ランクルのレクサス版”ではなく、最初から〈レクサス〉として生まれてきたというのだ。

実に先代比で200kgもの減量に成功し、端正なルックスとゴージャスな内装を併せ持ち、新プラットフォームをはじめ完全刷新を受けたLX。ガソリンエンジンモデルのみのラインナップとなり、まさに〈レクサス〉ファミリーであることを言わずとも漂わす、史上最強のフラッグシップSUVになった。

しかし、ここまでオンロードでの存在感を得てしまったら、オフロードでの性能はやはり犠牲にされているのではないかという疑問も脳裏をよぎる。だが安心してほしい。むしろLXはオフロードでこそ真の〈レクサス〉らしさを発揮してくれた。嘘みたいだけれど、悪路でこそおそろしくラグジュアリーなのだから。 

 
オフロードをアシストするクロールコントロールは、ドライバーが選択する5段階の速度設定に合わせて駆動力とブレーキ油圧を自動で制御するもの。岩盤路などのハードな路面を走行する際にも、このブレーキコントロールが恐ろしくなめらかで静粛性に優れ、長いサスペンションが路面をどこまでも追従。そのため、キャビンはこれからアフタヌーンティーを楽しもうか、と思えるほどにフラットで静かなのだ。 

 
あわや前転するかと思うほどの下り坂でのダウンヒルアシストコントロールも、ガガ、ゴゴ、の油臭い音ひとつなく、涼しい顔(?)でしずしずと坂を下る。しかもそのオフロードを、最上級グレードのエグゼクティブの後部座席で体験させていただいたが、これまたマーベラス! 驚きの静粛性と快適さで、路面のハードさを感じさせない空間になっていて驚いた。

そう、つまり悪路走破性という面においても〈レクサス〉は一切の妥協なく、確実に進化を図ったということ。新型LXも間違いなく“本物”だったということなのだ。 

 

気になるスペックは?

★DATA 〈レクサス〉LX600 エグゼクティブ(4人乗り)
●全長×全幅×全高:5100×1990×1895mm
●車両重量:2600kg
●ホイールベース:2850mm
●エンジン:3.5ℓV型6気筒インタークーラー付きツインターボ
●最高出力:305kW(415PS)/5200rpm
●最大トルク:650Nm(66.3kgm)/2000~3600rpm
●トランスミッション:10速オートマチック
●駆動方式:四輪駆動
●税込み車両本体価格:1800万円 

 

 
Information

●レクサス インフォメーションデスク
TEL:0800-500-5577

文=今井優杏 text:Yuki Imai
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