〈クロノスイス〉の小林祐希選手限定ウォッチは、
浮かぶ文字盤に仰天必至!?
ダイヤルの上にプカプカと浮かんでいるように見える小さな文字盤。「一体どんな仕組みになっているの!?」と、思わず驚かされるはず。気になるこちらの時計は〈クロノスイス〉の“フライング・レギュレーター オープン ギア 小林祐希選手 限定モデル”。名前にあるとおり、“フライング”している2つの小さなサークルが特徴。それ以上に小林祐希選手って、サッカー日本代表に召集された、あの選手!?
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スイスの高級機械式時計ブランド〈クロノスイス〉が、昨年、創業35周年を記念して製作したモデルが“フライング・レギュレーター オープン ギア”。まるで浮き上がっているように見える仕組みは、2つのサークルが、ベースとなるダイヤルより一段ずつ高く設計されているから。で、12時位置のサークルは時表示を、6時位置のサークルは秒を表示。さらに外周にある分表示サークルも段差になっていて、ベースのダイヤルよりも高くなっているという凝りよう。なんともユニークな方法で時刻を知らせてくれるのだが、このように緻密に計算されて作られた立体構造が、まるで文字盤が浮遊しているかのように見えるヒミツというわけだ。
さらに2つのサークルの真ん中から見られるのは、歯車が組み合う精緻な動き。本来はダイヤルの下に隠れているギアが眺められるというのも機械好きにはたまらない魅力だろう。また、そのギア部分を固定しているブルーカラーのネジも印象的。機能的でありながら、デザインのアクセントにもなっているなんて、お洒落でしょ? ちなみに、3時位置に記された"Atelier Lucerne"の文字は、製造から組立まで、スイスのルツェルンにある工房で行われているという証。
“フライング・レギュレーター オープン ギア 小林祐希選手 限定モデル”ケース径41mm、自動巻き、SSケース、アリゲーターストラップ、100m防水。167万4000円(クロノスイス/栄光時計)
そして最後に気になるのは、この時計が小林祐希選手の限定モデルだってこと。小林選手は、サッカーファンならご存知。オランダのSCヘーレンフェーンに所属するサッカープレイヤーで、日本代表選手。そんな小林選手は、自ら機械式時計を組み立てたこともあるほど、大の時計好きなのだとか。2018年にはバーゼルワールドの〈クロノスイス〉ブースにも足を運んだことがあり、それが縁となって親交を深め、今回の限定モデル製作へと至ったそう。通常モデルと異なり、分表示に小林選手の背番号“21”を赤文字で表現。日本限定12本で、ダイヤルにはシリアルナンバーも記されている。
ユニークな時計をお探しの人には、お誂え向きな浮かぶ文字盤時計。日本限定12本と激しい争奪戦が想定されるが、小林祐希選手のプレースタイルのように強気に行けば入手可能なこと間違いない!?
●栄光時計
TEL:03-3837-0783