ナイロンブルゾン11万円(タトラス/タトラス コンセプトストア 青山店)、Tシャツ1万450円(ジェームス パース/ジェームス パース 青山店)、サングラス3万5200円(アイヴァン/アイヴァン 東京ギャラリー)、その他はスタイリスト私物
週末はカジュアルなアメカジコーデでリラックス。けれどもアラフォーともなると、楽ちんで過ごしやすいというだけではやや物足りない。やはり、そこに洗練された大人の雰囲気も同時にまとっておきたいもの。そこでご紹介したいのが〈オーデマ ピゲ〉の新作タイムピース。たとえば白Tシャツの上にネイビーのブルゾンを羽織って、音楽を聴きながら都会の街角を散歩。そんなシーンで、手元にCODE 11.59 バイ オーデマ ピゲの新作ソーダライトダイヤルがあると、全体がエレガントな印象へとグレードアップ。というのも、こちらのモデルは文字盤に天然石ソーダライトを採用しているから。自然が織りなす模様はつい見惚れてしまうほどの美しさ。さらに唯一無二という希少さと日本限定というプレミア感が価値をグッと高めている。
2019年に発表されたCODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ。その足跡はのちほど語ることとして、新作となる3モデルは文字盤に天然石を採用したラグジュアリーなタイムピース。そのひとつソーダライトダイヤルは、ご覧のように深い紺色に白やブルーの濃淡が絶妙なバランスで混じり合った独特の風合いが特徴。加工が難しい素材ながら職人の匠の技で美しい仕上がりを実現している。さらにそこにバゲットカットダイヤモンドをインデックスにセット。天然石のコンビネーションという贅沢な仕様は、大人の手元にこそふさわしいと言えるだろう。日付表示を配さず、シンメトリーなデザインにしているのも見逃せない。
ケースは18Kホワイトゴールド製で、表面にサテン仕上げを施している。コレクションの特徴でもある八角形のミドルケースはまわりと同色でカラーリングし、文字盤のソーダライトの魅力を際立たせている。また内側と外側のダブルカーブでレンズのような効果をもたらす風防に中空ラグと、“らしさ”はしっかりと継承。
ムーブメントは自社製キャリバー4309を搭載。パワーリザーブは約70時間で、見た目以上なタフガイぶり。文字盤とトーンを合わせたストラップは高級感のあるアリゲーター製。手元になめらかに馴染むため、快適なつけ心地が楽しめる。
これなら淡青デニムと色リンクさせてもお洒落。アメカジ好きにはうってつけ1本といえるだろう。
ケース径41mm、自動巻き、18KWGケース、アリゲーターストラップ、30m防水。737万円(オーデマ ピゲ/オーデマ ピゲ ジャパン)
シングルレザーブルゾン20万9000円(ルッフォ/バインド ピーアール)、ポケット付きTシャツ4万1800円(ムーレー/コロネット)、その他スタイリスト私物
秋冬はモノトーンコーデが多くなるという人は、黒い天然石オニキスを文字盤に採用したモデルがおすすめ。18Kホワイトゴールドのケースと、艶のある質感のオニキスダイヤルの組み合わせがなんともスタイリッシュ。こちらのインデックスにセットされたダイヤモンドはブリリアンカットで、ソーダライトモデルとはまた異なる表情を見せている。
ストラップはファブリック調のラバーストラップを採用し、気品さの中にも精悍でアクティブな雰囲気をまとっている。これならブラックのレザージャケットとも相性抜群。袖口からオニキスモデルがチラッと見えるだけで、着こなしが格上げされること請け合い。
ムーブメントなどの仕様はソーダライトモデルと同じ。ケース径41mm、自動巻き、18KWGケース、ラバーストラップ、30m防水。588万5000円(オーデマ ピゲ/オーデマ ピゲ ジャパン)
ケース径41mm、自動巻き、18KWGケース、ラバーストラップ、30m防水。407万円(オーデマ ピゲ/オーデマ ピゲ ジャパン)
ケース径41mm、自動巻き、18KWG&18KPGケース、ラバーストラップ、30m防水。407万円(オーデマ ピゲ/オーデマ ピゲ ジャパン)
スタイリスト私物
都会でのかしこまったシーンでは、雰囲気に合わせてドレッシーなモデルを選びがち。もちろんそれも選択肢としてあり。けれども、アクティブでたくましい一面もまとっておきたいのなら、こちらはいかがだろう? オニキス文字盤のクロノグラフバージョンで、洗練されたエレガントな印象とクロノグラフの持つスポーティでタフな要素を兼ね備えた1本。
文字盤の3時位置には12時間積算計を、9時位置に30分積算計を備え、6時位置にはスモールセコンドを配置。インデックスのバゲットカットダイヤモンドは、スペースに合わせて3パターンの長さを用意し、セットしている。4時と5時位置の間には日付表示を配し、かしこまった場所だけでなく日常使いにも対応。様々なシーンで愛用できるのが嬉しい。ムーブメントは自社製キャリバー4401を搭載。パワーリザーブは約70時間なので、金曜の夜に外して月曜の朝にそのまま付けても問題ないというわけ。
これならジャケパンスタイルにはもちろん、カジュアルな普段使いとしても活躍してくれるはず。
ケース径41mm、自動巻き、18KWGケース、ラバーストラップ、30m防水。990万円(オーデマ ピゲ/オーデマ ピゲ ジャパン)
ケース径41mm、自動巻き、18KWGケース、ラバーストラップ、30m防水。643万5000円(オーデマ ピゲ/オーデマ ピゲ ジャパン)
ケース径41mm、自動巻き、18KPG×ブラックセラミックケース、ラバーストラップ、30m防水。610万5000円(オーデマ ピゲ/オーデマ ピゲ ジャパン)
さて、この新作を生み出したCODE 11.59 バイ オーデマ ピゲが、これまでどのようなモデルを生み出してきたのか? 気になるところだと思うので、ここで振り返ってみたい。
【2019年リリース】
まずこちらのコレクションが誕生したのが2019年。ケースは18Kピンクゴールドと18Kホワイトゴールドで、色はブルー、ブラック、ホワイトと単色なのが特徴。ストラップはアリゲーター製で、男女を区別しないジェンダーフリーという展開も画期的だった。
ケース径41mm、自動巻き、18KPGケース、 ブラウンアリゲーターストラップ、30m防水。407万円(オーデマ ピゲ/オーデマ ピゲ ジャパン)
【2020年リリース】
半透明ラッカーによる鮮やかなスモークダイヤルへと進化。スモークバーガンディやスモークパープルなどカラフルなカラーが仲間入り。着こなしのアクセントとして活躍してくれるため、コーデの幅が広がった人も多いはず。
ケース径41㎜、自動巻き、18KPGケース、ラバーストラップ、30m防水。643万5000円(オーデマ ピゲ/オーデマ ピゲ ジャパン)
【2020年リリース】
ホワイトゴールドケースに、ピングゴールドのミドルケースを組み合わせ、バイカラーの3層構造に仕上げたモデル。こちらはブラックアベンチュリン エナメルダイヤルで、6時位置に複雑機構トゥールビヨンを配している。
ケース径41mm、自動巻き、18KPGケース、ブラックアリゲーターストラップ、30m防水。価格要問い合わせ(オーデマ ピゲ/オーデマ ピゲ ジャパン)
【2021年リリース】
ホワイトゴールドのベゼルとラグに、軽くて頑丈なセラミック素材のミドルケースという異素材を組み合わせたのが特徴。ストラップは従来のアリゲーター製から、テキスタイルパターンが施されたラバー製に変更。カジュアルさが加味された。
ケース径41㎜、自動巻き、18KWG&ブラックセラミックケース、ラバーストラップ、30m防水。610万5000円(オーデマ ピゲ/オーデマ ピゲ ジャパン)
『こんなロイヤル オーク、見たことない』展が絶賛開催中!
さらに、時計好きには見逃せないイベント『こんなロイヤル オーク、見たことない』展が現在オーデマ ピゲ ブティック 銀座の地下1階で開催中。2022年4月15日に誕生50周年を迎えたブランドのアイコンウォッチ“ロイヤル オーク”を主役に据えた内容で、個人オーナーが所有する“ロイヤル オーク”を入手した背景とともに展示するというユニークなもの。
個人所有のモデルだけに滅多に見ることができない貴重なアイテムが見られる絶好の機会。なかには珍しい希少モデルもあるなど、時計ファンにはたまらないひとときとなるはず。入場は無料ながら、予約来場が優先されるので、事前に予約してから訪れた方がよさそうだ。
●オーデマ ピゲ ジャパン
TEL:03-6830-0000
公式サイト
https://www.audemarspiguet.com/ja
日本特別サイト
https://borninlebrassus.audemarspiguet.com
●『こんなロイヤル オーク、見たことない』展
期間:2022年12月末まで(休業日はオーデマ ピゲ 銀座に伴う)
時間:12時〜19時(最終受付18時30分)
場所:中央区銀座6-5-13 B1F オーデマ ピゲ ブティック 銀座 地下1F
料金:無料(予約来場優先、入店規制あり)
TEL:03-6830-0789
※着用コーデの問い合わせ先
●アイヴァン 東京ギャラリー
TEL:03-3409-1972
●コロネット
TEL:03-5216-6521
●ジェームス パース 青山店
TEL:03-6418-0928
●タトラス コンセプトストア 青山店
TEL:03-3407-2700
●バインド ピーアール
TEL:03-6416-0441
photo : Tomoo Syoju(BOIL) styling : Masahiro Enomoto(remix) hair&make-up:Megumi Matsumoto