ショーツはいまや、いい年の大人だってヘビロテできるアイテム。でも、なんとなく膝小僧が出てると恥ずかしい……って人もまだいますよね。であれば、このコーデを見てみて。これならカジュアルながら大人らしく見えるはず。
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ショーツと相性よし!
夏はやっぱりショーツ。一度穿くとその快適さがヤミツキになってやめられない。しかも、ひと昔前は膝小僧の見えるパンツを穿くのは気恥ずかしいと大人には避けられていたけど、最近はお洒落アラフォー男が街でこぞって穿きはじめているのも事実。で、そんなショーツを、夏本番が来る前にいち早く着こなしてみよう! というのが今回のテーマ。主役はくすみがかったパープルのショーツ。こちらはコーデュロイ素材だから、ショーツの中でも温かみを感じる。夏であればこれにTシャツ1枚で完結だけど、春先ではそうもいかない。となれば、アウターを羽織る必要がある。が、ここではアウター然としたジャケットではなく、チェックシャツをチョイスした。なぜって、重めのアウターを合わせてしまうと、ショーツとのバランスがチグハグになってしまうのがその理由。ここは、薄手のチェックシャツ(ブランケット生地なんかはNG!)くらい軽いものを選ぶのがちょうどいいってわけ。これなら、ショーツとのバランスがいいにも関わらず、寒々しい~なんて印象にはならない。足元も、サンダルはまだ早いのでスニーカーがベター。ちなみに、今回選んだくすみ系は、より温かみのある印象に仕上がるカラーだから、春ショーツ姿にはぴったり!
チェックシャツ2万3980円、パーカ1万8480円(以上レミ レリーフ/ユナイト ナイン)、コーデュロイショーツ1万4080円(ザ クワイエット ライフ/ハンドイントゥリー ショールーム)、キャップ2万2000円(ストーンアイランド)、サングラス3万4320円(オリバーピープルズ/ルックスオティカジャパン カスタマーサービス)、スニーカー1万3200円(コンバース/コンバースインフォメーションセンター)
茶に色気を与える!
茶をベースにしたレトロなサーフコーデ。これ今までもたくさんご紹介してきたし、読者のみなさんの中にはそんなのお手のものだよ! なんて人もいるんじゃない? でもそのコーデ、いつも茶になにを合わせていますか? 多いのは恐らく、褪せたピンクやオレンジなど。やっぱり同じ暖色系だとまとまりやすいし、サーファーの陽気な感じが演出できるからうってつけ。でも、いつもそればかりというのも芸がない。というわけで、今回はそんな茶ベースのサーフコーデに、ちょっと大人の色気を足してみようという試み。とはいえそのやり方は至極簡単で、いつもの茶アイテムに合わせていたピンクやオレンジを、パープルに変えるだけ。茶×パープルは難易度高く思えるかもしれないけれど、実は相性抜群。特にこんな褪せた茶のショーツなんかであれば、違和感なく馴染む。で、もともとパープルはどこか色気のある色なのは言わずもがな。ヘルシーな印象のサーフコーデに取り入れれば、そのギャップで新鮮な印象も作れるし、まわりと差がつくってもの。こんな感じで、どこかしっとりと落ち着きのある見た目に“元気なだけ”じゃない大人のレトロサーフコーデ、海辺での女性ウケもよさそう!?
開襟シャツ9680円(ペニーズ/セル ストア)、Tシャツ2万900円(ストックホルム サーフボード クラブ/エドストローム オフィス)、手に持ったスウェットシャツ2万4200円(スリードッツ/スリードッツ青山店)、コーデュロイショーツ3万6300円(ロンハーマン)、キャップ7700円(RHC/RHC ロンハーマン)、サングラス3万6300円(オリバーピープルズ/ルックスオティカジャパン カスタマーサービス)、ビーチサンダル2200円(シアーボ/ハンドイントゥリー ショールーム)
上半身の素材選びにアリ!
本来ならばフェスに海外旅行と、気分のアガるイベントの増えてくるこの季節。ですが、ご存知のとおり状況は芳しくなく……(涙)。そんなときも気持ちを高揚させてくれるのがファッション。ちょっとあざやかな色のアイテムを身につけるだけで、ぐっとテンションが上がったりするものですよね。そこで、たまにはカラフルなショーツを穿いてみるというのはいかがだろうか? ショーツ自体がすでに夏のアイテムだけれど、それがこんなビタミンカラーならより気持ちも高まるはず。いやいや、いい歳の大人がこんな目立つ色のショーツを穿くのは気が引けるよ~、と思ったそこのあなた。まず、トップに合わせるアイテムの素材の見直しを。これが確かにスウェットやロンTなんかだと、小僧っぽくカジュアルさが増して見えてしまうのは避けられない。けれど、こんなふうなグレーニットならどう? 一気に品よく、大人っぽく見えてくるはず。コレ、できればウールではなくコットン製のニットを。見た目も着心地も爽やかで、今の季節にぴったりだから。暑くなったら肩掛けにしたり、たすき掛けにしたりとアクセント足しにも使えるので、意外に汎用性も高い。カラフルショーツ×サマーニットの組み合わせは、大人っぽく仕上がる夏コーデの鉄板なので、是非覚えておいて~!
クルーネックニット2万5300円(ナナミカ/ナナミカ 東京)、中に着たTシャツ8800円(サニースポーツ/セル ストア)、腰に巻いたチェックシャツ2万5300円(リサウンド クロージング)、ショートパンツ2万5850円(アクネ ストゥディオズ/アクネ ストゥディオズ アオヤマ)、キャップ4180円(ニューエラ)、サングラス4万1250円(オリバーピープルズ/ルックスオティカジャパン カスタマーサービス)、サンダル1万8700円(ビルケンシュトック/クオリネスト)
渋Tシャツが好バランス!
最近は、いい年をした大人であっても、膝ががっつりと見えた短めのショーツを穿いている人をよく見かける。ひと昔前は、大人がショーツってこっ恥ずかしいと思われていた。だから、膝が隠れる丈をチョイスしがちだったが、今考えてみると、これがもっさりと見える原因だったのだ。その点、短丈タイプは案外バランスがいい。トップが今どきのゆったりシルエットや、ざっくりめのカーディガンを羽織っても、だらしなくなることなくスマートに見えるしね。となれば、短丈ショーツを選ばない手はないかと。とはいえ、やはり小僧見えは気になるところ。そんなとき重宝するのが、ズバリ“墨黒Tシャツ”。夏だから、白Tという選択肢ももちろんアリだけど、ショーツを大人らしく着こなすことを重視するのであれば断然“墨黒”。それに代えるだけで、引き締まるうえに男らしさも増す。しかも、単なる黒じゃないというところもポイント。色褪せた黒は貫禄があって、なんとも大人の深みが出るのだ。さらに言うと、いろんな色と馴染みやすくて相性がいいっていうのもいいところだ。その場合、この写真のように、黒使いをTだけにしないで、足元にも使い、上下で引き締めたほうがより渋~い印象に。どう? 白T白スニとはまた違うショーツ姿を見せられるでしょ。この夏、ショーツを穿き倒したいみなさん、是非、このテクも使ってみて。
タイダイカーディガン3万9600円、Tシャツ1万7600円(以上ロンハーマン)、コーデュロイショーツ1万3200円(オーシャン パシフィック/ハンドイントゥリー ショールーム)、キャップ5500円(アーモンド/トライオン)、サングラス3万7730円(オリバーピープルズ/ルックスオティカジャパン カスタマーサービス)、スニーカー7700円(コンバース/コンバースインフォメーションセンター)
●ストーンアイランド
TEL:03-5860-8360
●ハンドイントゥリー ショールーム
TEL:03-3796-0996
●ユナイト ナイン
TEL:03-5464-9976
●ルックスオティカジャパン カスタマーサービス
TEL:0120-990-307
●RHC ロンハーマン
TEL:0120-008-752
●エドストローム オフィス
TEL:03-6427-5901
●スリードッツ青山店
TEL:03-6805-1704
●セル ストア
TEL:03-6459-3932
●ハンドイントゥリー ショールーム
TEL:03-3796-0996
●ルックスオティカジャパン カスタマーサービス(オリバーピープルズ)
TEL:0120-990-307
●ロンハーマン
TEL:0120-008-752
●アクネ ストゥディオズ アオヤマ
TEL:03-6418-9923
●クオリネスト
TEL:03-6427-1977
●ナナミカ 東京
TEL:03-5728-3266
●ニューエラ
TEL:03-5773-6733
●リサウンド クロージング
TEL:06-6441-6061
●ルックスオティカジャパン カスタマーサービス(オリバーピープルズ)
TEL:0120-990-307
●コンバースインフォメーションセンター
TEL:0120-819217
●トライオン
TEL:03-5820-7785
photo : Tomoo Syoju (BOIL) styling : Takeshi Yanagawa、Takumi Tagawa(remix)
※価格は例外を除きすべて税抜き価格です