数多くのサーフポイントが点在するサンディエゴでの波乗りバカンス!
今回のジェットセッターは、各所で話題になっている新進気鋭のLAブランド〈サーフ イズ デッド〉のクリス。根っからのサーファーであり、長期バカンスはサーフトリップが基本。世界中のサーフスポットを訪れたが、 コンスタントにいい波があって、ナイトライフも充実した南カリフォルニアのサンディエゴがベストだと断言!
オーバーサイズでも
ラフにならない黒!
旅に出るときは、基本的に動きやすいコンフォートなスタイルで。トレンドも兼ねてオーバーサイズのアイテムを取り入れることが多いが、ルーズに見えないようにオールブラックのカラーリングで引き締め。ただ足元の〈コンバース〉チャックテイラーは、あえてラメのクレイジーカラーで遊び心を演出している
Profile
〈サーフ・イズ・デッド〉ディレクター
クリストファー・ジョソール
1983年生まれ。アメリカ・カリフォルニア州出身。目の前に海があるビーチタウンで育ったため、8歳の頃からサーフィンをはじめる。大学を卒業後にマーケティングやバイイングを学び、ショールームをオープン。そして自身が最も影響を受けた’90年代のサーフシーンを現代的にアウトプットした〈サーフ イズ デッド〉をスタート
ロサンゼルスを拠点に、ファッションブランドのショールームの運営と〈サーフ イズ デッド〉のディレクターを務めるクリス。過激に思えるブランド名だが、そこにはクリスのサーフ愛が詰まっていて、大企業がビジネスとしてサーフィンを使うことに対してのアンチテーゼだとか。サーフィンを愛するクリスのバカンスは波乗りが大前提。「夏はアメリカ、冬はオーストラリアが基本だね。常に暖かいところにいたいんだ(笑)。世界各地をサーフトリップしてきたけど、やっぱり一番は自分の原点となるサンディエゴかな。南カリフォルニアの中でも群を抜いて、波がいいし、コンスタントに楽しめるのが一番。波が高いときも多いからアクティブに楽しめるね。また波だけじゃなくて食事もものすごく美味しいんだ。メキシコとの国境沿いにあるから、テックスメックスの美味しい店が多い。またダウンタウンのほうに行けば、お酒も楽しめるし、イケてるクラブなんかも多いから、朝から晩まで一日中楽しめるっていうのが魅力。是非ともみんなにも行ってほしい場所だね!」
続いて挙げたのがサーファーの聖地であるハワイのオアフ島。冬のノースショアがとにかく最高だとか。「ビッグウェイブを求めて、冬のノースショアに行くのも大好き。もちろんローカルズオンリーの場所も多いんだけど、幸いなことに多くの仲間がいるから、そういう場所でもサーフィンを楽しむことができるんだ。ハワイだから冬といっても普通に暖かいのも魅力だね。あとスパムにぎりとガーリックシュリンプを食べに行く旅でもあるね(笑)」
最後はイギリスのロンドン。洋服のクリエイションを刺激するために、たまには海から離れることも大切なんだとか。「新しい発見をできるのがロンドンの魅力。泊まっている場所は少し離れているんだ。会員制クラブのソーホーハウスというのが、アメリカやヨーロッパの各地にあって、ロンドン郊外のオックスフォードシャーにある施設が最高。大自然に囲まれたロケーションで、プールがあってバカンス気分を楽しめるんだ。いろいろと行ったけど、この場所が一番だね」
旅慣れ大人の必須アイテム Best3!
〈TRAVELING MUST ITEM 1〉
〈ライカ〉のデジタルカメラ
旅先に持っていきやすいサイズ感とデザインが◎
同社らしいクラシックなデザインに、高品位単焦点レンズのエルマリート24㎜を搭載。「ライカらしい味のある写真が撮れるから、旅先の風景を撮るのにちょうどいいんだ」
〈TRAVELING MUST ITEM 2〉
〈ピガール〉×〈ポーター〉のウエストポーチ
チャージャーの収納にちょうどいいサイズ感!
カラーリングが気に入って、即購入したというコラボのウエストポーチ。「ガジェット類のチャージャーを入れておくのに便利。旅先で充電がなくなるのは、いろいろと困るからね」
〈TRAVELING MUST ITEM 3〉
〈アヤメ〉のサングラス
毎日かけたくなるジャパンクオリティ!
日差しが強い海辺の旅で欠かせないのが、このサングラス。「〈アヤメ〉はジャパンクオリティを感じる素晴らしい作りだね。ほどよいヴィンテージ感も自分の中でツボだったんだ」
心に残るバカンス BEST3!
〈MY FAVORITE DESTINATION 1〉
サンディエゴ in USA
カリフォルニア州の最も下に位置するサンディエゴは、有名なサーフポイントが点在する。「メキシコの雰囲気も感じられて、すごい個性のある美しい街なんだよ」
〈MY FAVORITE DESTINATION 2〉
ハワイ in USA
小さな頃から何度も行ってるハワイは、オアフ島が最もお気に入りだ。「ノースショアの波は、世界中のどこよりも素晴らしい。あと本土にはない美味しいご飯も魅力だね」
〈MY FAVORITE DESTINATION 3〉
ロンドン in UK
イギリスの首都であるロンドンは、郊外まで足を延ばすとより魅力的な旅になると断言。「ロンドンだけでなく、郊外にも魅力的な場所が多い。オックスフォードシャーがおすすめ」
雑誌『Safari』12月号 P294・295掲載