“ミネストローネ”でカラダをリセット!?
春だというのに、冬を引きずっている重いカラダをリセットするなら、温かくて滋味深~いスープはどう? なかでも今回は、リヨンに本店を持つブラッスリー〈ポール・ボキューズ〉がおすすめ。というのも、ここでは“LES SOUPES DE BOCUSE~スープdeボキューズ”という季節ごとに美味しいスープを提案しているから。そしてその第5弾として、この春は15種類もの野菜や豆類が入った栄養たっぷりの“ミネストローネ”が味わえるというから楽しみ!
“ミネストローネ”と聞いて「細かい野菜が入った定番トマトスープでしょ!」な~んて思ってない? そんな常識を覆すのが、〈ポール・ボキューズ〉の“ミネストローネ”。コレ、野菜のコクと旨みが凝縮された透き通った味わいは、ひと口で虜になってしまうほどの魅力を秘めている。
“ポール・ボキューズの季節野菜のスープ ミネストローネ風”900円(税別)。コースに追加する場合はプラス600円(税別)。~2021年4月30日までの予定
グリュイエールチーズがとろりと溶けた熱々のひと口からスタート。まずは、エキストラヴァージンオリーブオイルの爽やかな香りに食をそそられる。澄んだスープは野菜だけでとった出汁とは思えないほどのコク。ホクッとしたジャガイモ、緑あざやかなブロッコリーやえんどう豆、生のトマトのフレッシュさなど、すべての要素が相まった美味しさだ。〈ポール・ボキューズ〉グループのシェフ全員が「旨い!」といったというのもうなずける一品。
フレンチの手法で野菜の持つ奥深い旨みを最大限に引き出すのはもちろんのこと、ゲストが味わうときに、それぞれの食材が最も美味しくなるように素材の大きさを考え、火の入れ方、茹で時間を変えるという手間暇をかけているそう。
この特別な“ミネストローネ”は、アラカルトのほか、ランチ、ディナーのコースにプラスしてオーダーできる。前菜に続いて供されるこの滋味深いスープで胃を温めれば、食欲アップはさることながら、カラダをきれいにリセットしてくれそう!
〈ブラッスリー ポール・ボキューズ 銀座〉の料理コンセプトは、“伝統とモダン(トラディショナル&モダン)”。料理長の星野晃彦氏が、正統派フランス料理の伝統的な調理法を尊重しながらも独自の視点で再構築し、野菜を使ったモダンでヘルシーな料理に仕立てている。ミネストローネはもちろんだけど、春野菜がたっぷりでこの時期にしか味わえない春コースも是非!
ランチコース(2500円、税別)より前菜の一例。“オーツミルクを使った黒ゴマ豆腐のパンナコッタ 春野菜のベーニエとピーナッツバターソース”
春のランチコースの前菜は、動物性の食材を使わないビーガン仕立てのひと皿。今話題のオーツミルクと、濃厚な黒ゴマをパンナコッタに。なめらかでコクのある味わいに驚く。その下にはレモンとオリーブオイル香る小松菜が爽やかさを添える。そら豆やかぶなどを揚げたベーニエは至極軽く、落花生を炒るところから手掛けるという香ばしく濃厚なピーナッツバターソースとの相性もいい。
シェフのスペシャルコース(5500円、税別)より前菜の一例。“北海道産ホタテ貝のポワレ 産地直送春野菜のサラダ仕立て”
“シェフのスペシャルコースの前菜”は、絶妙な火入れで旨みを引き出したホタテの濃厚な味わいを、丁寧に仕込まれた人参のピューレとハーブがほんのりと香るブールブランソース、そしてライムの泡が引き立てる。さらにはアスパラ、アンディーヴ、根菜類を様々な手法で楽しませてくれる。
窓ガラスに囲まれた広々としたダイニングは、華やいだデートにも最適!
シックな大人の雰囲気ながらもオープンキッチンの活気が感じられる空間での食事なら、彼女とのおしゃべりも弾みそう。2人で旬の味覚をたっぷりと味わって!
●ブラッスリー ポール・ボキューズ 銀座
住所:東京都中央区銀座2-2-14 マロニエゲート銀座1 10F
TEL:03-5159-0321
営業時間:ランチ11:00~15:00(14:00 L.O)、土・日・祝日は~15:30(14:30 L.O)
ディナー17:30~23:00(21:00 L.O) ※状況により営業時間が変更になる場合あり。
無休
URL:https://www.hiramatsurestaurant.jp/paulbocuse-ginza/
※消費税別、サービス料なし。
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text : Fukuko Hamada