“居酒屋風”のメニューが並ぶヴィーガンレストランって?
ヘルシーな料理ばかりを食べていると、その反動でがっつりジャンクフードを食べたくなる……。こんなふうに魔が差してしまって後悔をしたことがある人、少なくないのでは? でもその気持ち、よくわかります。でも、そんなことを繰り返していては意味がないのは言うまでもない。であれば、こんなお店はどう? 居酒屋風の楽しげなメニューなんだけど、実はヴィーガン。それも美味しい! これなら、ココロもカラダも満足できるはず。
- SERIES:
- カラダが喜ぶヘルシー料理! 〈菜道(さいどう)〉
東京・自由が丘にある〈菜道〉は、ジャンクなヴィーガン和食を謳う斬新なレストラン。まず、料理は“美味しくあること”が大前提。そのうえで、食事に制限がある人だけでなく、ノンヴィーガンも普通に美味しく、かつ、楽しく食べられる“居酒屋風”のメニューがずらりと並んでいるのが魅力。
驚きだが、すべてのメニューに肉や魚、卵や牛乳といった動物由来の食材はもちろんのこと、化学調味料、白砂糖に加え、ニラやタマネギ、ニンニク、あさつきなど刺激のある香味野菜も使っていない。
彼女とのデートなら、スターターは“ヴィーガンチーズのカプレーゼ”で決まりだ。“ヴィーガンチーズのカプレーゼ”900円、税別
なんといってもルックスが華やかで女性の食をそそるはず。味わいの濃い旬の野菜に添えられたオーガニックの人参ドレッシングは滋味深く、仕立てのいいドレスを纏わせたように互いを引き立てている。ほんのりスモーキーな香りが漂うヴィーガンチーズとも好相性だ。
そして、気になるのが、お腹を満たすようなメインはどうかってこと。ここでは、なんと居酒屋で食べられるような、焼き鳥などのつまみや丼、麺まで、我慢することなく味わえるのだ。
“菜食焼き鳥”(2本)700円、税別
“菜食焼き鳥”は、焼き鳥のようで焼き鳥でない。大豆ミートでもない。この弾力と味わいがなにかということは是非、体験して答えを見つけてほしい!“おん齋麺”1300円、税別
“齋麺”は、ラーメンタイプの“おん齋麺”や、つけ麺タイプの“つけ齋麺”など3~4種ある。麺もオリジナルの低糖質麺(あしたば麺、しょうが麺、ブロッコリー麺、桑麺、ウコン麺、クロレラ麺)から体調や好みに合わせて選ぶスタイル。これでロカボ対策もOK。トッピングは季節の野菜と春雨湯葉巻き上げ、特製のヴィーガンエッグも付く。
はじめてだと、どれを選んでよいのやら。とメニューとにらめっこになってしまうこともあるが、ここは、自分好みのものを選べるプリフィクススタイルのおつまみセットやコースもあるので安心。それぞれ代表的なメニューを入れてくれているので、まずは、これをチョイスして味わってみるのも手だ。さらに、ドリンクメニューにもこだわりが。ヴィーガンワインやヴィーガン日本酒、焼酎、非加熱のコンブチャなど、こんなにヘルシーなお酒が豊富に揃うのも珍しい。
彼女を気軽に誘えるような、カジュアルで居心地のいい空間
閑静な自由が丘の住宅地の一角にある隠れ家的な店
秋晴れの昼下がり、彼女と週末のブランチをするのにもぴったり。また、気軽にヘルシーディナーを食べるため、行きつけにしたい1軒でもある。
●菜道
住所:東京都目黒区自由が丘2-15-10
営業時間:ランチ12:00~15:00(14:00L.O.)、ディナー18:00~22:00(21:00L.O.)
定休日:水曜 要予約
TEL:03-5726-9500
※税別。サービス料なし。
URL:https://saido.tokyo/
text : Fukuko Hamada